長男が話したお腹の中にいた時の話
長男が4歳の時に話した胎内記憶(ママのお腹の中にいるときの記憶)と、その時妊娠中だった第3子について長男が話した内容にびっくりしたお話です。
すべての子が胎内記憶を話すわけではないと思いますが、「こんなこともあるんだ~」と知って頂けたらと思います。
お腹の中ってどんな感じなの?
ある日、4歳の長男と一緒にお風呂に入ろうと服を脱いだとき、「ママ、赤ちゃん大きくなってきたね」と言ったので、思わず「ねぇ、お腹の中ってどんな感じなんだろうね?」と聞いたら…
「あのね、ママが怒ったりすると、ドクドクドク!ってすっごいうるさかったんだよ」と笑いながら言いました!
ちょっと考えて・・・それって、私の心拍の音だ!と気づきました。
確かに長男の妊娠中は初めての妊娠でもあり、情緒不安定になることが多々あり、よくイライラしたり、パパと大ゲンカをして自分でも聞こえるくらいに心臓がバクバクしていたのを思い出しました。
赤ちゃんは音も聞いているんだ、と思った瞬間でした!
子宮とへその緒の存在を知っている??
私も長男も絵を描くのが大好きで、一緒に絵を描いていた時のこと。。。
「ママの絵描いてあげるね」と当時第3子を妊娠中の私の絵にも胎内記憶が描かれていました。
「これはママと赤ちゃん?」と聞いたら、「そうだよ!ママの中にお部屋があって、その中で赤ちゃんが休んでいるところ!」
でも下のモジャモジャは…
「これはママの毛なの」と笑っていたら、「違うよ!赤ちゃんとママはひもでつながっているんだよ!だからどこにもいかないの」と言われ、子宮(お部屋)の存在も、へその緒(ひも)の存在もわかっているんだ!とびっくりしました。
お腹が大きくなるから、お腹に赤ちゃんが入っていることはわかっても、その中にさらに子宮があることやへその緒の存在まではわからないと思いませんか?
また、「お腹の中はオレンジ色なんだよ!」とハッキリ言っていました。
赤ちゃんの色彩感覚が未熟でも、目だけでなくすべての感覚を使って色も認識する不思議な力があるのかも…とも思いました。
性別もわかっていた?
さらに「お部屋(子宮)の絵だよ!」と言って描いてくれました!
「お部屋の中は、ふわふわでもこもこなんだよ」と言って、さらに「赤ちゃんは女の子だから、お花を描いておくね!」と言って花を描いてくれたのですが…
その当時検診で言われていた性別は、男の子でした。
これから3人兄弟になる予定だったので、お下がりの肌着も服もたくさんあるので、肌着を少しだけ買い足しただけでした。
しかし、買い物に行って女の子服を見ては「ママ!ピンクの服を買って!これがいいと思う!」とあまりにも真剣に訴えるので、「そっか、女の子の赤ちゃんが欲しかったんだね?」としか思っていませんでした。
予言的中!
そして、三男坊誕生の日。。。
なんと生まれたら女の子でした!それには私もパパもビックリ!
そして面会に来た長男に「女の子だったよ!」なんて報告すると、「ね!だから言ったじゃん!」と少し怒り気味に言われたのを覚えています。
兄妹になることもわかっていた?
そして、「どうして女の子だってわかったの?」と聞くと、「だってみんなで約束してたから。」
「じゃあ、○○(長男)が一番最初にママのところに来てくれたんだね?」と聞くと、「そうだよ、みんなでママ(私)のところに行こうって決めたんだけど、○○(次男)が先に行ってって言ったから」…だそうです。
本当にびっくりしました。
そうして名前も女の子服も何も持たない長女が誕生したわけです。
そして長男に続くように当時1歳だった次男が、「○○ちゃん、○○ちゃん」と決まったばかりの長女の名前を呼んでいるんです。まるで、この名前がつくこともわかっていたかのように。
まだ1歳でお友達の名前を覚えてきたこともありませんでした。それなのに初めて会った赤ちゃんの名前は1度聞いただけで何度も繰り返し呼んでいたことにも驚きました。
赤ちゃんの感覚を知れてよかった
全ての子供たちが、うちの子のようにお腹の中の記憶を話してくれるとは限りません。
もしかしたら知ってはいるけど、話さないだけかも…そんな場合もあるかもしれませんし、まったく覚えていないかもしれません。
でも、長男のこんな話を聞くと、赤ちゃんの聴覚も視覚も、そして記憶も本当にあるんだ!と実感しました。
息子の話から学んだ妊娠中の過ごし方
もし、長男が言うように、聴覚も視覚も感覚もしっかりあるのだとすれば…どうでしょうか?妊娠中のママの過ごし方、少し変わりませんか?
行く先々で「綺麗な花だね~」とか話しかけたり、たとえイライラしてしまっても、「ママ今悲しいことがあってね…イライラしちゃったけど、あなたのこと大好きだよ」と、そんな風に伝えたり、想いを共有したりしてみてはどうでしょうか?
私がもし次に赤ちゃんを授かったとしたら、限られた妊娠生活をそんな風に過ごしてみたいと思っています。
胎内記憶を通して、「ママと赤ちゃんは本当に繋がっているんだよ」ということと、「僕たち(子どもたち)はママを選んで来たよ」ということを教えてくれた長男に心から感謝しています。
本当に、ありがとう。私をママに選んでくれてありがとう。