捨てちゃって後悔したもの、ありませんか?
片付けを進めていくと、ハイな気分を経験することがあると思います。俗にいう「片付けハイ」。そのまんまですね。なんとなくテンションがあがって、あれもこれもと片付けに手を出して。そのうち、あれもいらないこれもいらない、と捨て始めることも。
ハイな気分で捨て続けて、後で気持ちが落ち着いてみると「あれ、もしかしたら必要だったかも」的なことになって、捨てたことを後悔するはめに。片付け続けていると、どうしてもスッキリ感を味わいたくて物を捨てに走りがち。
でも思い切って捨てた後に「やっぱりないと不便」と気付くんですよ…。捨てるときはいらないと確信しているつもりなので、意外とあっさり捨てられたりできます。言い方を変えれば、深く考えずに捨てちゃってる。
どう考えても1年以上使ってないとかなら、まだいいんです。だって、それだけ使ってないなら今後も使わないでしょうしね。今まで使っていたけどスッキリさせたいから手放そうみたいな感じが1番危険!私も買い直した物がいくつかあります。
必要かどうか、どうやって見極める?
「捨てても困らなかったもの」などで検索をかけると、たくさんの人がブログなどで「捨てて良かったベスト」とか「必要なかった物△選」などアップしてくれていて。結構ブログを読んでいると、面白いんです。
捨てて良かった物として「ムダ毛」を挙げている人も。片付け始めって、こういうブロガーさんなんかに影響されたりもします。皆さんあくまでも自分個人の場合、とただし書きしてありますが、確かに参考になりますよね。
もちろん全部をまねることは難しいのも事実。住んでいる環境や生活の仕方によって、必要な物は全然違ってくるのだろうし。問題は必要かそうでないかの見極めですよね。何かを捨てようと思った時に、本当に捨てちゃって困らないのかという判断のつけ方をどう見極めたらいいのでしょう。
使わずに1か月過ごしてみる
こんな時おすすめしたいのは、「それ使わずに1か月」過ごしてみよう作戦!
今まで使っていたけどいらないと思った物を、すぐ捨てたい気持ちをグッとこらえて、まずはいったん隠します。そして文字通り使わずに1か月過ごしてみて、なくても困らないかを確認してから捨てる。そうすることで、途中「やっぱり必要だった!」となっても取り返しがつくんです。か月たって必要だと思わなければ、潔く捨てるだけ。
たくさんのブロガーさんが捨てている、雑誌でも特集されているなどに影響される気持ちは、私も痛いほどわかります。でも、やっぱり人それぞれ生活習慣が違うので即捨てるのはやめた方がいいのです。
参考にしつつ、まねはしなくて良い
いろいろな方が推奨している「捨てていい物」は、私が捨てていい物とは限らないってことですね。なので、参考にしつつ無い状態を自分で試してみてから捨てるのでも全然遅くはありません。
私も捨てるのを待ってみる、という発想がないころはかなり失敗もしたので、今はいらないからといってすぐ捨てるということはしなくなりました。もちろん、物にもよりますけど。
よく捨ててもいい物にあがってくる「三角コーナー」、あれは私も結果としてなくても大丈夫でした。でも、同じくよく話題にあがる「水切りかご」はどうしても使いたい派。これこそ、生活習慣の違いということですよね。このように、いるいらないは本当に個人差があることなので、片付けハイになった時にも急がず慌てず、まずは使わない期間をもうける。
捨てたい気持ちが高まった時は、まず一呼吸おいて、1か月間捨てたつもりで過ごしてみてください。やっていくうちに、だんだん自分に必要な物が見えてくると思いますよ!