後輩から聞いた話はまさに「事実は小説より奇なり」だった
電車やバスの運転士さんにあこがれたことがあるという人は少なくないのではないでしょうか。
日本の公共交通は定刻で運行してくれるものが多いので、幼いころはいつも決まった時間に電車やバスを眺めに行っていたという人もいるかもしれませんね。
そこから、実際に運転士にあこがれ、その職に就いたという人もいるでしょう。今回の投稿者・鉄道会社は辞めるな君さんは鉄道会社で働かれているそうで、後輩から驚くような「再会話」を聞いたそうです。
読むと心がじんわり温かくなる、そのエピソードとは?
幼い頃に、とある駅でいつも電車を眺めていたところ、電車運転士に声をかけられて制帽を被せてもらい記念撮影した話を職場でしていたらベテラン運転士から『その運転士俺だよ、あの時の坊主はお前だったのか』って奇跡の再会を果たした後輩の話は流石に驚いたし感動した。 ※1
「あの時の運転士さん」に覚えてもらっていた後輩さんは、さぞ驚いたことでしょう。また、それ以上にとってもうれしかったでしょうね。一方で、「あの時の子」が今自分と同じ職場で働いていると分かったベテラン運転士さんも同じようにうれしかったと思います。
この投稿には「事実は小説よりも奇なり」「こんな良い話あるんですね」「幼いころから憧れていた職業に就いたというだけでもいい話なのに、そこからさらにドラマチックな展開が…」といったリプライがついていました。筆者の知人の電車運転士は、線路沿いでいつも眺めている子のことは何となく覚えることがあるし、いつもの時間にいないとちょっと寂しく思ったりする、ということを話していたことがあります。電車を好きでいてくれる子どもたちの存在はうれしいのだとか。
今回のエピソードのように、あこがれの職業に就いたとき、その職場で「好きの原点」を覚えていてくれる人に出会えたら、それはとってもうれしいでしょうね。心がじんと温かくなるすてきなエピソードでした。