新1年生のお子さんをお持ちの親御さんへ
教員歴12年のひのりえさん。春の入学シーズンのこの時期に、あるツイートを投稿しました。それは小学校へ入学直後の新1年生のお子さんをお持ちの親へ伝えたいことでした。とてもためになるお言葉ですので、ご覧ください。
教員歴12年のわたしが断言します。入学直後の新1年生は、想像以上に消耗しています。毎朝、大きいランドセルを背負って、知らない子ばかりの教室に入り、先生の顔色をうかがいながら、初めての給食を食べ、言われた通りに掃除をして帰ってくる。大人で言うと、毎日が「初出社」みたいなもの。そりゃ… ※1
疲れるし、不安にもなる。だからこそ、家での“ほんの少しの習慣”が、子どもの自己肯定感と「学校行きたくない予防」に直結します。じゃあ、どんなサポートが一番効くのか? 教員としても親としても「これはやってよかった」と思えた習慣、3つにしぼってご紹介します👇 ※2
ひのりえ@40歳から教員✕Kindle作家
@hinorie555
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4月10日
朝「行ってらっしゃい」
帰宅時「おかえり!」
夜「今日もがんばったね」
これだけでいいんです。
新しい世界に飛び込んだ子どもにとって
親の“いつも通り”の声かけが
いちばんの安心材料。
特別な言葉はいりません。
ただ「あなたを見ているよ」という
あたたかいメッセージが
心の支えになります。↓ ※3
「今日なにがあった?」って聞いても
「わすれた」って返されがち。
それでも大丈夫。
・ランドセルの中からプリントを見ながら一言
・給食のメニューに反応してみる
・「◯◯くんってどんな子?」と聞いてみる
こんなふうに、きっかけをつくるだけで
少しずつ話してくれるようになります。
コツは「質問よりも共感」。
「うんうん、そうだったんだ〜」
が最強です。 ※4
1年生が自分で準備できるようになるのは
だいたい6月くらいから。
それまでは一緒に時間割を見ながら、
「明日は体育があるね」
「図工って何するんだろうね」
“準備の習慣”を「親の作業」ではなく
「一緒に」することで、
自然と自立の第一歩になります。 ※5
お母さんやお父さんの温かい一言、毎日の声掛けもすごく大事です。「いってらっしゃい」「おかえり」、この言葉は特に大切なのですね。子どもにとっては「気に掛けてくれている」ことが安心できてうれしいのです。
「ちょっと寄り添う」ということを心に留めておきたいですね。この投稿には「小1の息子がいるのでめっちゃ勉強になりました」「この1年生のはじまり。お家でのケア大事ですね」といったリプライがついていました。現役教師からのとてもためになる投稿でした。










