苦痛続きだった練習試合がようやく終わったころ、もっつんさんはチームの打ち上げに誘われました。ほとんどのメンバーが参加する雰囲気の中、断りづらくて気まずさを感じたもっつんさんは、どう返答するべきか戸惑ってしまいます。
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身も心も疲れ切ったゴールデンウイークの練習試合。リーダーから打ち上げに誘われましたが、内心行きたくないもっつんさんは、返事ができずにいます。
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そこへもっつんさんの夫が現れ「うちは不参加で」と、きっぱり断ってくれました。
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夫の助け舟で、打ち上げには行かないことになりました。「行きたくないオーラ」が出てしまっていたことに、もっつんさんは複雑そう。
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帰宅後、もっつんさん家族はみんなぐったり。「スポ少の親って、思ってたより大変なんだな」と、ため息がもれます。
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夫の助け舟のおかげで、チームの打ち上げを断って帰宅することができ、もっつんさんは胸をなでおろしました。
しかし、後日打ち上げの話を知った息子は「打ち上げに行きたかった」と言って、泣き出してしまったのでした。
🔴【次話を読む】頼みの綱のママ友が…まさかの離婚と引っ越し|スポ少を辞めた本当の理由#24
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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