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憂うつだった野球の練習日に、ようやく途中で抜け出し、ひとり時間を持てるようになったもっつんさん。けれどある日、グラウンドに迎えに行くと、フェンスをよじ登って周囲に迷惑をかける息子の姿が目に飛び込んできました。
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スポ少野球の練習中、フェンスによじ登る息子・タク。周囲は騒ぎになっています。
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もっつんさんは集団行動を乱す息子の行動に驚き、あわてて駆け寄ります。
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もっつんさんは「すぐに降りなさい」と激怒。チームメイトによると、もっつんさんが目を離している間に、数々の問題行動があったようです。
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息子・タクは落ち着きがなく、トラブルが多発していました。「前回もこんな感じだったよね」という周囲のざわつきが、もっつんさんの心に突き刺さります。
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練習中にフェンスを登ったり砂遊びを始めたりと、落ち着きのない行動が目立ち始めた息子のタク。
集団行動でのトラブルが増え、3時間のスポ少練習中も目を離せないと、もっつんさんの心は痛みました。
🔴【次話を読む】笑顔の息子と孤独な母…肩身の狭い練習時間|スポ少を辞めた本当の理由#30
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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