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登山訓練を控え、ただでさえ気が重かったもっつんさん。頼りにしていた夫は直前に足を怪我してしまい、付き添いが難しくなってしまいました。事情をチームリーダーに伝えたところ、返ってきたのは冷たい反応。ますます不安が募っていきます。
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夫のケガで登山訓練の付き添いができなくなったことを、保護者リーダーに相談しますが、返ってきたのは冷たい反応でした。ケガをしたくてしているわけではないのに、露骨な態度にもっつんさんは傷つきます。
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保護者の同伴なしで、息子だけでの参加も可能だそうです。もっつんさんは悩んだ末…。
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もっつんさん夫婦は、登山は送迎のみをすることに決めました。集合場所には他の家族は乗り合いで来ていて、またしても疎外感を感じます。
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息子・タクは笑顔で出発。いよいよ、登山訓練がはじまります。
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夫の怪我で登山への参加が難しくなり、チームリーダーに相談したものの、冷たい態度を取られてしまったもっつんさん。
悩んだ末に、リーダーの助言どおり送迎だけすることを決めました。
乗り合いで楽しそうに出発する他の家庭を横目に、疎外感を抱きながらも、息子が無事に過ごせることを願って見送りました。
🔴【次話を読む】チームを離れても…母の心は休まらない|スポ少を辞めた本当の理由#46
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
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