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息子が学校で友達を怪我させてしまい、謝罪の電話を入れたもっつんさん。相手のママは「気にしないで」と言ってくれたものの、自責の念は消えず、胸の奥に重くのしかかります。何度もトラブルを起こす息子に、このまま野球を続けさせていいのか…。もっつんさんの悩みは深まるばかりでした。
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息子・タクが学校でケガをさせてしまったのは、スポ少野球チームのチームメイトでした。あわてて謝罪の電話をかけたもっつんさんに相手ママは「気にしないで」と言いますが、もっつんさんは「もうチームをやめた方がいいのでは」と考えます。
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謝罪に行きたいもっつんさんでしたが、「大丈夫だから」と断られてしまいました。電話を切ったあとは、さまざまな感情が入り乱れて涙がとまりません。
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何度注意しても、トラブルを繰り返していた息子・タク。本人は野球を楽しんでいるのにやめさせるのは酷ですが、これ以上野球を続けるのは周囲の迷惑になるのではと悩みます。
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チームの居心地の悪さもあり、もっつんさんの気持ちはやめさせるほう傾いていきます。夫に相談してみると…。
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息子が友達を傷つけてしまい、謝罪の電話をかけたもっつんさん。相手のママは「全然大丈夫」と気遣ってくれたものの、自責の念は消えず、心は重いままでした。
たび重なるトラブルに、このまま野球を続けさせていいのか悩み続けたもっつんさんは、夫と何度も話し合い、「退団させた方がいい」という結論にたどり着きました。
🔴【次話を読む】笑顔のママに渡した謝罪の品、気迫で絶句させた日|スポ少を辞めた本当の理由#54
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
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