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「義母vs義姉」バトル、まさかの終結!義姉を改心させた、意外な一言

沙紀は仕事に子育てにと、あわただしい日々を送っています。夫の実家とは良好な関係を築いていました。夫の兄嫁(義姉)・明子は、初嫁・初孫という立場をうまく活かし、義母に甘えています…。そして義母も初孫のことがかわいくてたまらない様子。そんな義母と義姉の関係が日増しに悪化します。口出ししたい義母と、お金の援助だけしてもらいたい義姉。2人の対立に、沙希も徐々に巻き込まれます。そんな中、義父の古希祝いが開かれ、親せきが集まり…。親族間のトラブルを描いた体験談、『虫が良すぎる義姉と初孫フィーバー義母』をダイジェスト版でごらんください。

©ママリ

🔴【全話まとめて読む】虫が良すぎる義姉と初孫フィーバー義母

お義母さんは明子さんと険悪になり、落ち込んでいるという。
太一には「口出ししすぎて悪いことをした」と反省の気持ちを吐露しているらしい。

一方、義母が仲が良い親族に反省話をしてしまうため、親族間で明子さんの立ち位置は悪くなっているようだった。
さらに数週間後の週末、義父の古希祝いで親族が集まった場で、それをひしひしと感じた。

その日、明子さんとダイちゃんは「体調が悪い」という理由でこず、義兄だけが来ていた。

食事中、明子さんの話題がヒソヒソとささやかれていた。

「明子さん、今日は来ていないのね?」
「敬子さん(義母)の文句ばっかり言うわりに、援助は求めてくるんでしょう?」
「そうよ、敬子さんは助けてやりたい一心で色々あげてたのに、かわいそうよ」
「そんなに嫌なら援助も断るべき。虫が良すぎると思うわ」

太一の家系は代々男系で、親族の女性は「嫁」ばかり。
自身も色々と気遣いしながらやってきた人たちなだけに、明子さんへの視線は冷たかった。 ※1

義母vs義姉の構図は親せき中に広がっていて…

義姉の息子・ダイちゃんが発熱したことがきっかけで、義姉と義母のバトルが勃発します。どうやら、義母が「ダイちゃんが体調を崩したのは、明子(義姉)が暑い中連れまわしたせい」と言ったことがきっかけだったようです。

義母が初孫フィーバーで、つい、口出ししたくなる気持ちはわかります。ですが、義姉にとって、わが子の体調不良を母親のせいにされてしまうことほど、ツラいものはありません。

その後、義母と義姉の関係悪化の様子は、親せきも知ることなります。そして、ウワサ好きの親族から、「何か聞いてないか」と沙希も探りを入れられてしまいました…。沙希はしょっちゅう義姉から義母の悪口を聞かされ、ウンザリしていました。ですが、この場では当たり障りなく「何も聞いてません」と言い、その場を離れます。

古希祝いの翌日…

「沙希ちゃん、この間はひどいことを言ってごめんなさい。
 あれから頭を冷やして、自分が自己中心的だったと反省しました。」

反省の一文を読んで、私はとても驚いた。
明子さんがそんな気持ちでいるとは思っていなかったから…。

「昨日は行こうと思ったんだけど、本当に体調を崩してしまって…。
 義実家に行った旦那からも、親戚中で私の話で持ち切りだったと聞きました。
 仕方ないと思います。
 そんな中、沙希ちゃんだけは私を悪く言わなかったと聞きました。
 
 本当に、ごめんなさい。
 今回のことで、みんなに助けられて子育てしていると改めて気づきました。
 体調が回復したら、お義母さんにもしっかり謝ろうと思います」

一体何があったのかというほど、急な展開で驚いた。 ※2

まさか、あの気の強い義姉が謝罪の言葉を口にするなんて…。沙希はおどろきを隠し切れません。

どうやら義姉は、夫にグチを言っても相手にしてもらえなかった様子…。さらに、近所のママ友にも、今回の騒動を話したところ、「都合がよすぎる」とたしなめられたそうです。親族の言葉は響かなくても、第三者であるママ友の冷静な意見で、われに返ったようです。

義実家にふたたび集まり…

私は「大丈夫ですよ、お大事に」とだけ返信し、このお話は終わりにすることにした。

翌週、義母からメッセージで「明子さんと仲直りできました」と嬉しそうなメッセージが届いた。
メッセージには、ダイちゃんを抱く義母の写真が添付されていた。
おそらく明子さんが撮影したものだろう。

義母:「沙希ちゃんも妊娠中は大変でしょうから、もっと私を頼ってね。
    口出ししすぎないように、今度は気を付けると心に決めました」

義母はこう言ってくれた。

お互いに自分の言動を省みている明子さんと義母は、きっとこれからうまくやれると思う。

しばらくして、ダイちゃんの3歳を祝うお誕生日会があり、義実家に集まった。
久しぶりに明子さんと再会するのはドキドキしたが、その不安感はすぐに払しょくされた。

明子:「沙希ちゃん、こんにちは」

久しぶりに見た明子さんは、かつて見た太陽のような笑顔を取り戻していた。
義実家に早めにきていたらしく、一生懸命にお祝い用の料理を作っていた。

沙希:「こんにちは。明子さん。ダイちゃんおめでとうございます。
    手伝いますね!」

となりに立った私に明子さんが笑顔を向けた。
心地よい空気感の中、お祝いの日を楽しく過ごすことができた。 ※3

出会ったころ…義姉はとても明るく、沙希はいい印象を抱いたそうです。それが、息子・ダイちゃんが生まれてから、義姉は義実家との関係が悪化し、暴走してしまいました。

本作では、親せき付き合いの難しさが描かれています。家族だからこそ、お互いに助け合いたい気持ちはありますね。だからといって、甘えすぎたり、言いすぎたりするのは、関係が悪化するきっかけになるもの。また、沙希のようにトラブルに巻き込まれてしまったときは、どちらか一方に肩入れするのではなく、時には静観することも必要ですね。

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※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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引用元一覧

  • ※1 ママリ「親戚中にバレていた!虫が良すぎる夫の兄嫁、ヒソヒソ噂された図々しい行動歴」(https://mamari.jp/67809,2025年5月21日最終閲覧)
  • ※2 ママリ「義父のお祝い欠席した、義母とバトル中の夫の兄嫁、後日届いた「予想外すぎるLINE」」(https://mamari.jp/67810,2025年5月21日最終閲覧)
  • ※3 ママリ「義父のお祝い欠席した、義母とバトル中の夫の兄嫁、後日届いた「予想外すぎるLINE」」(https://mamari.jp/67810,2025年5月21日最終閲覧)

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