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【衝撃】孫のお宮参りに普段着で現れた義父母、そして義母の心無い一言に凍り付く…|お宮参りトラブル体験談

夫のありえないTシャツ姿で、なんとかお宮参りの写真撮影を終えた美咲さん(30歳・仮名)。だが安堵も束の間、次なる試練の舞台は神社へと移る。そこで彼女を待ち受けていたのは、想像を絶する義父母の“普段着”と、耳を疑うような義母の心無い一言だった。息子の晴れ舞台は、さらなる混乱に包まれていく。

©ママリ

「夫の服装だけでも頭が痛かったのに、これから義両親に会うのかと思うと、本当に気が重かったです。でも、まさかあんなことになるとは…」

そう語る美咲さん(仮名・30歳)の声は、当時の衝撃を物語るように、わずかに震えていた。長男のお宮参りの日、夫・拓也さん(仮名・32歳)のありえないTシャツにジャケットという服装で写真館での撮影を終えた一行は、次なる目的地である神社へと向かっていた。

👉【1話を読む】初めてのお宮参り、夫のトンデモ服装に絶句…! カメラマンも含めその場にいた全員が凍り付いた

募る不安、そして的中した悪夢

写真館での気まずい時間をなんとか乗り越えたものの、美咲さんの心は晴れないままだった。拓也さんの服装に対する不満はもちろんのこと、これから会う義両親のことが頭から離れなかったのだ。

「あれだけ念を押したのに、夫がこの調子ですから…。正直、義両親がどんな格好で現れるのか、想像もしたくありませんでした。でも、心のどこかで『まさかね、お祝い事だし、常識的な服装で来てくれるはず…』と、わずかな期待も抱いていたんです」

しかし、その淡い期待は、神社に到着した瞬間、無残にも打ち砕かれることになる。

神社の駐車場に車を停め、境内へと向かうと、そこにはすでに義両親と義妹の姿があった。遠目にも、その異様な雰囲気に美咲さんは息をのんだ。

「言葉を失いました。本当に、悪い冗談かと思いました」

美咲さんの目に飛び込んできたのは、お世辞にもお宮参りにふさわしいとは言えない義両親の姿だった。

義父は、何度も着古したであろう薄汚れたパーカーに、色褪せたジーパン。お祝いの場というよりは、近所のコンビニにでも行くようなラフすぎる格好だ。そして義母は、鮮やかな緑色のチェック柄のシャツに、これまた普段着としか思えないパンツスタイル。ハレの日を祝うという意識が全く感じられない、あまりにも場違いな出で立ちだった。

唯一、義妹だけが黒のスーツパンツを履いており、まだしも常識的な範囲内だったのが、不幸中の幸いと言えるかもしれない。

「私の母と顔を見合わせましたが、二人ともあまりのことに声も出ませんでした。ただただ、ドン引きするしかなくて…」

夫の反応、そして義母の衝撃発言

このありえない状況に、美咲さんは拓也さんに助けを求めるように視線を送った。

「夫に小声で『ちょっと、お義父さんたちの服装、あれどういうこと?こういう時はフォーマルな格好が常識だよって言ってなかったの?』と伝えたんです。そうしたら、夫はバツが悪そうに顔をしかめて、不貞腐れたような態度を取るだけで…。本当に情けなくて、涙が出そうになりました」

夫からの援護射撃は一切期待できないと悟った美咲さん。もはや諦めの境地で、義両親に挨拶をする。義両親は特に悪びれる様子もなく、にこやかに孫の顔を覗き込んでいる。その神経が、美咲さんには理解できなかった。

ご祈祷の時間まで、一行は待合室で待つことになった。気まずい空気が流れる中、義母が美咲さんの隣に座り、話しかけてきた。

「当たり障りのない世間話をしていましたが、ずっと心の中はモヤモヤしていました。そんな時です、義母がとんでもないことを言い出したのは」

ニコニコと笑顔を浮かべながら、義母は隣にいた義妹に向かってこう言ったという。

「聡子ちゃん(義妹)も、そろそろどこかで赤ん坊でも拾っといで〜!ハハハ!」

その言葉を聞いた瞬間、美咲さんの頭はカッと血がのぼるのを感じた。

「耳を疑いました。『拾っといで』…? 私が命懸けで産んだ息子を、まるで道端に落ちている物のように言うなんて。しかも、悪意なく、冗談のつもりで笑いながら言っているんです。信じられませんでした」

美咲さんは、怒りと悲しみで言葉を失った。すぐそばには、何も知らない無邪気な息子がいる。その息子に対して、実の祖母がそんな心無い言葉を投げかけるとは。

「私は息子を拾ってきたわけじゃない。十月十日お腹の中で大切に育てて、陣痛の苦しみに耐えて、命懸けで産んだんです。そのことを一番よく知っているはずの身内から、こんな言葉が出てくるなんて…。冗談だとしても、絶対に言ってはいけないことだと思いました」

怒りに震える美咲さんだったが、ここでも声を荒げることはできなかった。息子の初めてのお宮参りを、これ以上台無しにしたくなかったからだ。ただ、固く唇を噛みしめ、怒りを必死に心の奥底に押し殺すしかなかった。

「この時点で、私にとってこのお宮参りは、楽しい思い出どころか、思い出したくもない悪夢のような時間になっていました。」

ご祈祷が終わり、一行は食事会へと向かうことになる。美咲さんの心には、義母への不信感と、やり場のない怒りが渦巻いていた。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

イラスト:糸野内たおる

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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