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【黒歴史のその後】夫に突き付けた決意表明!しかし、一升餅で悪夢再び…|お宮参りトラブル体験談

お宮参りが黒歴史となり、義母からの追い打ちのLINEで心身ともに疲弊した美咲さん(30歳・仮名)。彼女は夫に一つの決意を伝えるが、一升餅で義父母がまたも波乱を巻き起こす。結局、悪いのは私なの…?この非常識な連鎖の果てに、美咲さんが見出す答えとは。

©ママリ

「あのお宮参りは、私にとって完全に『黒歴史』です。思い出すだけで、今でも胸が苦しくなります」

消えない怒りと悲しみ、そして「自分の価値観がおかしいのだろうか」という自己不信――。義母からの理不尽な長文メッセージを受け、精神的に深く傷ついた美咲さん(仮名・30歳)。長男のお宮参りで経験した一連の出来事は、彼女の心に大きな爪痕を残した。

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夫への決意表明「もう義父母は呼ばない」

散々な結果に終わったお宮参りの後、美咲さんは夫の拓也さん(仮名・32歳)に対し、ある決意を告げたという。

「もう、うんざりでした。息子のための大切な行事が、義父母の非常識な言動で台無しにされるのは耐えられない、と。だから夫にはっきりと伝えました。『これから先の、息子に関する大事な行事――お食い初めも、一升餅も、七五三も、誕生日も、ぜんぶ、私たち家族3人だけでやる。お義父さんやお義母さんを呼ぶのはもうやめよう』と」

美咲さんの強い口調に、拓也さんは最初こそ戸惑いを見せたものの、お宮参りでの一連の騒動を目の当たりにしていたこともあり、最終的には美咲さんの意向を了承したという。

「夫も、さすがに自分の両親の言動が常軌を逸していたことは理解していたようです。ただ、どこか歯切れの悪い、煮え切らない態度ではありましたが…。それでも、私の強い決意を汲んでくれたのだと思います」

これで少しは平穏な日々が戻るはず――美咲さんはそう信じたかった。しかし、現実はそう甘くはなかった。

悪夢再び…一升餅に現れた義父母

美咲さんの決意表明も虚しく、息子の一升餅の行事の際、義父母は何事もなかったかのように美咲さんたちの自宅へやって来たのだ。

「事前に夫から『一升餅は家族だけでささやかに祝うことにした』と伝えてもらっていたはずなのに…。当日、何の連絡もなく、いきなりインターホンが鳴って。玄関を開けたら、笑顔の義父母が立っていて、血の気が引きました」

義父母は、お宮参りの時の騒動などまるでなかったかのように振る舞い、手土産まで持参していたという。しかし、美咲さんの心は晴れるどころか、再び暗雲に覆われた。

「そして何より辛かったのが、息子の反応です。お宮参りの時もそうでしたが、義父母に抱っこされるたびに、火がついたようにギャン泣きするんです。普段は人見知りも少ない子なのに…。まるで、息子自身が何かを感じ取っているかのようで、見ていて本当に胸が痛みました」

義父母は「あらあら、どうしたのかしらねぇ」と笑っているだけ。自分たちの言動が、美咲さんや息子にどれほどのストレスを与えているのか、全く理解していない様子だったと美咲さんは語る。

「結局、一升餅も気まずい雰囲気のまま終わり、義父母が帰った後、私はどっと疲れが出て寝込んでしまいました。あの人たちは、本当に何も悪いと思っていないんだな、と改めて痛感しました。そのことが、何よりも腹立たしくて、そして悲しかったです」

消えない怒りと、「私が間違っているの?」という問い

美咲さんの心の中では、義父母への怒りと、「自分がおかしいのだろうか」という問いが、今も渦巻いている。

「我慢すればよかったのでしょうか。波風を立てずに、ニコニコとやり過ごしていれば、こんなに苦しい思いをしなくて済んだのかもしれません。でも、どうしてもできなかったんです。息子のことを思うと、どうしても許せなかった」

彼女は、自分の価値観を押し付けているだけなのだろうか。世間一般の常識とは、一体何なのだろうか。考えれば考えるほど、答えの見えない迷路に迷い込んでしまうような感覚だという。

「この経験を通じて、価値観の異なる相手と良好な関係を築くことの難しさを痛感しました。特に、それが身内となると、簡単に関係を断ち切ることもできず、本当に複雑です」

美咲さんは今、夫の拓也さんとも話し合いを重ね、義父母とは一定の距離を置いた付き合いを模索している最中だという。完全に分かり合える日は来ないかもしれない。それでも、息子のために、そして自分自身のために、少しでも穏やかな関係性を築けるよう、努力を続けている。

「この一連の出来事が、私にとって何かの教訓になったのかどうか、まだ分かりません。ただ、同じように、家族や親戚との関係で悩んでいる方がいるのなら、私の経験がほんの少しでも、何かを考えるきっかけになればと思っています。そして、もしよろしければ、皆さんのご意見も伺いたいです。これって、本当に私の価値観の押し付けなのでしょうか?私が間違っているのでしょうか…?」

美咲さんの問いかけは、多くの人にとって他人事ではないのかもしれない。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

イラスト:糸野内たおる

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