©makosh.4
makoshさんは、いったん過去を忘れ、目の前の出産に集中しようと、再び「いきみ逃がし」に奮闘します。陣痛は5時間もの間、終わりがないと感じるほど何度もくり返され、夫婦ともどもグッタリ。ついにmakoshさんは、「もう無理」とつぶやきます。
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お父さまとの急なお別れに、なかなか気持ちが切り替えられないmakoshさん。それでも、今目の前で行われている出産のサポートに、全力で向き合おうとします。
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「集中、集中」と自分を奮い立たせ、いきみ逃がしを何度もくり返します。その後もずっと、休みなく続け…。
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メビウスの輪のように、終わりが見えない「いきみ逃がし」。時計の針は、深夜3時をさしています。陣痛が始まってから、5時間が経過しました。
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5時間も陣痛に耐えるmakoshさん夫婦。「赤ちゃんて、いつ産まれるの?」と、疲れ切ってしまいました。
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あまりの過酷さに、makoshさんは「もう無理」と、いきみ逃がしを拒否します。腕はダラリとなって、限界を迎えているようです。奥さまは「私の方がツライのー!」と叫びますが…。
🔴【続きを読む】「手がもう限界…」そこで思いついた、出産サポートの新たな手段とは?
出産は十人十色
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第一子誕生の前日にお父さまを亡くされた、著者・makoshさんが、悲しむ間もなく立ち会い出産に挑む様子を描いた『ハードな立ち会い出産』。
立ち会い出産は、ただの見学ではなく、出産するママへのサポートが必要です。makoshさんは、コンディションが万全でない中、21時間にも及ぶ「いきみ逃がし」に奮闘し、無事長男が誕生しました。しかし、後日奥さまから「あのとき、態度が悪かった」と予想外の言葉をかけられます。
立ち会い出産は、ママの不安や緊張を取り除くのに有効ですが、一方だけの意見だけを押し付けてしまうと、後々しこりが残ってしまうことも。事前に「できること・できないこと」を話し合い、自分たちにぴったりの出産の形を見つけておけるといいですね。また、出産には予期せぬできごとがつきもの。理想どおりに進まない可能性があることも、心にとめておきましょう。
壮絶な立ち会い出産から、あっという間に時は流れ、わが子の成長を実感したmakoshさんは、「今」を楽しもうと誓います。子どもの数だけ、物語がある出産。ママと赤ちゃんが注目を集めがちですが、見えにくいところで頑張っている、パパの本音を知ることができる作品です。
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