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制止きかず強行突破…不倫をやめないママ友→弁護士からの連絡で顔面蒼白に|不倫を自慢するママ友の末路

静香は夫と娘と幸せな日々を送っていました。ある日、友人でありママ友のアカリから衝撃の事実を聞かされます。友人の不倫を不快に思いつつ、止めることができないでいたのでした。あまりに自分勝手な主張を繰り返し、家族をないがしろにし続けるママ友に対し、静香はついに絶縁を決意します。

Ⓒママリ

🔴【第1話から読む】不倫を自慢するママ友の末路

不倫を続けるママ友、アカリとの関係に悩み続けた静香。しかし、ついに決別を決意します。最後に思いを伝えますが、結局アカリの心に届くことはありませんでした。友人を失った静香ですが、大事な家族に支えられて少しずつ前を向きます。

ママ友の不倫を受け入れられず、距離を取る決意をする

スマホ 背面 PIXTA

アカリとのランチの後、私は深い絶望感に襲われた。アカリは、私のどんな言葉も聞き入れず、自分の不倫を正当化する。そして、ハジメさんの苦悩も、ミナちゃんのことも、ことごとくないがしろにしている。

その夜、私は恭一に、アカリとの会話の内容を全て話した。恭一は、私の話を聞き終えると、静かに言った。

「静香、もういいよ。アカリさんは放っておこう。これ以上、静香が心を痛める必要はないよ」

恭一の優しい言葉に、私の目から涙が溢れ落ちた。私はずっと、アカリを正したいと思っていた。でもそれは、私のエゴだったのかもしれない。アカリは、私が想像している以上に、自分だけの世界に閉じこもってしまっているのだ。

「でも、ハジメさんやミナちゃんのことを考えると…」

私がそう言うと、恭一は首を振った。

「ハジメさんには、俺からもう一度話してみる。アカリさんのことは、静香の責任じゃない。静香は、自分とこの家族の幸せを一番に考えて」

恭一の言葉は、私の心を救ってくれた。私はこの瞬間、アカリとの関係に終止符を打つことを決意した。

翌日から、私はアカリからの連絡への返信をやめた。ラインのメッセージはスルー、電話も出ない。美知とミナの園の送り迎えで顔を合わせる時も、私は必要最低限のあいさつしかしないように心がけた。アカリは、最初こそ不審そうな顔をしていたが、私が意図的に距離を取っていることに気づいたようだった。

「このままじゃ不幸になる」届かない私の思い

女性 後ろ姿 PIXTA

ある日、園のお迎えに行った帰り道、アカリが私を呼び止めた。

「静香、私を無視してるよね?私に怒ってるの?」

アカリは、少し寂しそうな顔でそう言った。私はこの瞬間、今しか自分の気持ちを伝えるタイミングがないと思った。

「アカリ、私、アカリの不倫は受け入れられない。家族にとっても、アカリ自身にも、今の状況は良くないと思う」

私は、震える声でそう告げた。アカリは、私の言葉を聞くと、みるみるうちに表情を硬くした。

「え?今までずっと『すごいね』って聞いてたじゃん。静香は私の味方じゃないの?」

私の胸がズキリと痛んだ。

「うん、私はアカリが幸せになることを願ってる。でも、このままじゃアカリは不幸になると思うよ」

私がそう言うと、アカリは一瞬黙ったけれど、すぐにするどい目つきで私をにらむようにして言った。

「私の幸せは、私が決める。静香には関係ないよ。私は今、これまで生きてきた中で一番幸せなの。静香には理解してもらえなくてもいいから。じゃあね」

アカリはそう言い放ち、私に背を向けて歩き出した。もう振り返ることもない。アカリとの友情は、そこで完全に終わってしまった。

その日以来、私はアカリと顔を合わせることがほとんどなくなった。子ども同士が同じ園、同じ習い事なので、全く会わないわけではないけれど、あいさつ以上の会話を交わすことはない。子ども同士で「一緒にごはん食べに行きたいよ」と言い出すことはあって心苦しいけれど、なんとなくかわして2人きりにならないようにしている。

不倫に興じたママ友の代償

慰謝料 誓約書 PIXTA

数ヶ月後、恭一から、ハジメさんの話を聞いた。ハジメさんは、秘密裏にアカリの不倫相手を特定し、弁護士を立てて慰謝料請求の手続きをしたという。アカリは、不倫相手の弁護士からの連絡を受けて真っ青になっていたそうだ。アカリは不倫相手との別れが惜しかったようだが、最終的には相手に捨てられたらしい。

「ハジメさん、本当に頑張ったね。アカリは反省したのかな…」

私が尋ねると、恭一は首を振った。

「どうだろうな。でも、ハジメさんは、アカリさんと離婚しないって言ってたよ。ミナちゃんのためにも、なんとかやり直したいって」

ハジメさんの気持ちはとても切なく、でも、ハジメさんの思う通りになったらいいと思った。

アカリは、不倫相手と別れた後も、しばらくは不安定な様子だったと聞いた。インスタグラムへの投稿はなくなり、しばらくするとアカウント自体が消えていた。私は、アカリと友人としての関係を続けることはできなかったけれど、自分の選択は間違っていなかったと信じている。

「やめなよ」の一言が言えなかった私。そして、最後まで自分の非を認めなかったアカリ。その結果、彼女は行動の代償を払うことになったのだ。

美知は、今日も私の隣で楽しそうに歌を歌っている。恭一は、私にいつものように微笑みかけてくれる。私の幸せな日常は今この手の中にあって、刺激的でなくても、たとえ経験不足でも構わない。いつか、彼女も本当の幸せに気づき、穏やかにほほ笑むことができる日がくることを、密かに願うばかりだ。

あとがき:絶たれた友情とそれぞれの未来

アカリの不倫を止められず絶望した静香は、夫・恭一の言葉に支えられ、アカリとの関係に終止符を打つことを決意。距離を取り、最終的に自身の思いを伝えますが、アカリは最後まで耳を傾けず、二人の友情は完全に終わります。数ヶ月後、アカリの夫ハジメが法的手段に訴え、アカリは不倫相手と別れることに。静香は自身の選択を信じ、この経験から大切な教訓を得て、家族との穏やかな日常を大切にしていきます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】不倫を自慢するママ友の末路

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イラスト:まい子はん

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