©beni_taihenne
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合唱コンクールの練習をしていたときのこと。またしても、葵ちゃんから心無いことを言われ、傷つきます。実は、あまり歌が得意ではない紅子さん。すると、となりの葵ちゃんから「口パクで歌って」と、言われてしまったのです。
紅子さんは、やっぱり合唱コンクールの表紙の絵について、「描けない」と断ろうと思います。ところが、先生の前で涙があふれてしまいました。すると先生は「浮いていたっていいじゃないですか」と肯定してくれたのです。
先生の言葉がきっかけで、葵ちゃんの言うことは「気にしない」と決め、合唱コンクールのパンフレットの絵も、歌うことも、けん命に取り組みます。また、紅子さんは先生から勇気をもらったことがきっかけで、クラス内で気の合う友だちができます。
今まで、クラスの友だちに馴染めず悩んでいましたが、肯定してくれた先生のおかげで、自分らしさを取り戻した紅子さん。自分の居場所を、見つけることができました。










