Ⓒママリ
🔴【第1話から読む】夫のスマホに隠された地獄 「風邪で寝る」日に女と密会…10年間の裏切りが暴かれた夜
夫の家族を軽視する行動に限界を迎えた千佳は、ついに祐大の裏切りを問い詰める決意をしたます。震える手で送りつけたのは、LINEの証拠と、GPSが示したラブホテルのスクリーンショット。
10年にわたる不倫、そして無数の嘘――すべてが明らかになった瞬間、夫婦の関係は大きく揺らぎます。
怒りと悲しみが臨界点に達したとき、私は証拠を送信した
本当は、お正月で祐大が長期単身赴任から完全に帰宅した時に、全ての証拠を突きつけて問い詰めようと思っていましたが、もう限界でした。あのLINEのやり取りやGPSのスクショを見るたびに、怒りと悲しみで胸が張り裂けそうだったんです。
私は、我慢できず、LINEで祐大を問い詰めることにしました。
運動会には来なかったのに、ラブホテルには行けたんやな
千佳: 「今すぐ正直に話してほしいことがある」
しばらくして、祐大から返信が来ました。
祐大: 「なんなん?言ってる意味がわからん。」
とぼける祐大に、私は躊躇なく切り札を切りました。
千佳: 「証拠写真、見せようか?」
そして、GPSラブホテルにいることを示したスクショ・亜由美との卑猥な会話画面を送信しました。あの時、私の体が震えながら撮った写真です。すぐに祐大から返信が来ました。
祐大: 「ごめん」
短く、力のない一言。私の勘が、私の疑念が、全て当たっていた。その事実に、また涙が溢れました。
千佳 「熊本でも会ってたよね?」
確認するように送ると、またも祐大から返信が来ました。
祐大: 「ごめん」
私は、さらに畳みかけました。
千佳 「子どもの運動会より、女と過ごすラブホなんだね?」
祐大からの返信は、言葉ではなく、電話の着信音でした。彼は電話口で、泣きながら、何度も何度も謝ってきました。
祐大「本当にごめん。謝ることしかできん……」
祐大「俺、何してんねん。ほんま最低やな。お前ら守っていくって決めたのに、ほんま最低の男や。くずや……」
私は、彼の言葉に、心の底から湧き上がる怒りをぶつけました。
千佳「ほんまクズやで。よう、息子の運動会には来ないくせに女とホテルに行けたな。練習試合にこれ(スマホの画面)見て、手が震えて悔しくて悔しくて、私がどんな思いだったか…」
私は、彼が家庭を顧みず、どれだけ私を傷つけてきたのか、全てを言いました。私の言葉に、祐大はただ「ごめん、ごめん」と繰り返すばかりでした。諸々聞いてみると、女とは10年以上の付き合いだというのです。本当に気持ちも何もなく、ただ「するだけ」の女だと。そっちに子どもを作ってんじゃないの?と聞くと、「それはない」と。
「正月、出張から帰ったら謝らせてほしい。女にその場から連絡して切れたと証明する」
祐大はそう懇願しました。彼は、私がすべて気づいているとは全く知らず、気づかれなければいいと思っていたようです。でも、もう遅いです。私からは、勝手にLINEを見たことを謝りました。すると祐大は「そんなお前が謝ることじゃない。今回こうやって言ってくれて本当によかった。気づかせてくれて良かった。ほんま申し訳ない。謝るしかない」と、声を詰まらせて言いました。
そんな言葉で信用すると思われているとしたら不本意です。もう、彼の言葉を信じる妻ではないのです。
🔴【次の話を読む】10年不倫の夫が改心!?GPS監視とLINE抜き打ち確認で始まった“再構築への道”
あとがき:夫の度重なるウソで、謝罪すら信じられない
夫の長期不在を支え、小さな子どもを育てながら家庭を守ってきた千佳。しかし、夫のスマートフォンには、10年にわたる裏切りの痕跡が刻まれていました。彼女は真実を確かめる決意をしますが、LINEの履歴、GPSの軌跡、そして夫の言葉。すべてが千佳に、残酷な現実を突きつけました。
それでも千佳は、怒りや悲しみの中で立ち止まらず、冷静に一つずつ証拠を積み上げ、夫と対峙しました。逃げもせず、ごまかしもせず、千佳はただ真実と向き合ったのです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










