🔴【第1話から読む】朝食中に「ドアをこじあけて…」敷地内同居でモヤモヤする嫁|アポなし義母はお断り
義母による頻繁な訪問とくだらない用件に、なずなのストレスは限界に…。娘の体調不良を訴えても義母の訪問は止まらず、妊娠中の体調不良にも寄り添う姿勢がありません。思いやりのない義母の態度に、なずなのモヤモヤは大きくなるばかりでした。
早朝から押しかける義母
敷地内同居の義母の訪問は朝早くから続く。いつもだいたい朝7時に始まって、ほぼ1時間おきに鳴り響く。
「なずなちゃん、お味噌汁の具材、余ってるから使って」
「ねぇ、優斗は今日は帰ってくるの?」
「ちなちゃん、昨日より大きくなったんじゃない?」
用件はいつもくだらないものばかり。 リビングの扉を閉めていても、子どもたちが見たいからと上がり込んでくることも多い。
「お義母さん、ちょっと今は困ります」
「あらあら、そんなに怒らなくてもいいじゃない?家族なんだし」
お節介すぎて迷惑
ある日、夜中に娘が嘔吐して、一晩中寝られなかった日があった。朝7時、いつものようにピンポンピンポンとインターホンが鳴り響く。 私は疲労困ぱいで、義母の相手をする気力もなかった。こんな日に限って、急な出張で夫は早朝に家を出てしまっている。
「なずなちゃん、おはよう!昨日、夜中に大きな声がしてたけど、大丈夫?」
私は義母に、昨夜娘が嘔吐して、一晩中看病していたことを伝えた。 そして、今も娘は体調がすぐれず休ませているから、今日は訪問を控えてほしいとお願いした。
「あら、そうなの。心配ねぇ」
義母はそう言い、珍しくリビングに入らずに帰っていった。私は、これで少しは静かになるだろうと期待した。 だが、その期待はすぐに裏切られた。1時間後、またインターホンが鳴った。娘がやっと落ち着いて寝てくれたので、私もようやく眠れそうだったのに…。
「なずなちゃん!お粥を作ってきたわ」
「お義母さん、わざわざありがとうございます。でも、もう大丈夫なので……」
私はそう言って、義母の差し出すお粥を丁重にお断りした。だが、義母は玄関に踏み込んで、無理やりお粥をリビングに置こうとする。
義母への嫌悪感が募る
「あら、いいじゃない。せっかく作ってきたんだから」
義母は、私がぐったりしている様子を見てこういった。
「なずなちゃんも妊娠中だし、こういうことがあると大変で気が滅入るのよね?でも、こんなの妊娠中の母親ならだれでもやってることよ。なずなちゃんだけじゃないんだから、そんな顔しないで明るくしてないとね!」
この言葉に、私は怒りや悲しみを通り越して、虚無感を感じた。 義母は、私の体調を心配しているのではなく、ただ自分のものさしで「頑張りが足りない」と思い込んでいるだけなのだ。
この一言で、私は完全に心を閉ざした。こういうことを話しても夫は「お母さんなりに心配してくれてる」と言うが、私はそうは思えない。私は、もう二度と義母に心を許すまいと心に誓った。
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あらすじ:善意の押し付け
義母の「みんなやってることよ」という言葉は、なずなさんにとって決定的な一言でしたね。善意の押し付けが、いかに人を追い詰めるか。このシーンでは、優斗さんが味方になってくれないことにも、胸が締め付けられました。これから、なずなさんはどのように自分を守っていくのでしょうか。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










