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🔴【第1話から読む】「キモイから」小6娘が急な嫌がらせに遭い…小学校高学年女子の“グループ問題”|小6女子の黒い闇
同級生・みつきの嫌がらせ暴露により、澪はようやく自身の行動の浅はかさに気づきます。小学生のグループトラブルは、収束に向かっていきます。
暴露事件のその後
みつき君による澪ちゃん暴露事件があった翌日。その日のクラスは「なるべく澪ちゃんに関わらないでおこう」という雰囲気だったそうです。みつきくんによる暴露はさすがの澪ちゃんにも効いたのか、澪ちゃんは1人で静かに過ごしてたそう。そして中休みの時間、澪ちゃんは真っ赤な顔でののかの前に現れました。
澪「ののかちゃん、これまで本当にごめんなさい」
澪ちゃんは見たことがないほど思いつめた表情だったといいます。
ののか「うん、もう大丈夫。でももうやめてね?」
澪「うん…」
ののか「他の子にも、もう意地悪しないでほしい」
澪「うん」
ののかは今回だけは口だけではないと思えたようで、その後は澪ちゃんともそれなりに会話をしているといいます。
「怖くなかったの?」嫌がらせを告発した男子に聞いたら
みつき君がいなければ、私が先生に相談をしていたとは思いますが、正直ここまで澪ちゃんに効いたかはわかりません。同級生の目の前ではっきりウソだと言われたことが、澪ちゃんには抜群の効果があったのだと思います。
そのできごとをきっかけに、ののかとみつき君はよく話すようになったそう。ある日、ののかが「先生の前で澪ちゃんのウソをはっきり指摘するのは怖くなかった?」と聞いたといいます。そのときのみつきくんの答えはこうでした。
みつき「もともと悪口言うやつは苦手だし、周りで見てるのにハッキリ言わないのも嫌だと思ってた。あの日は俺の席の前まできて、澪が男子にも悪口言わせようとしてたから腹立ったんだよ。俺、目が合ったけど絶対言わねえぞって思ってた」
みつきくんの内なる正義感には、親として話を聞いているだけで感動しました。そんな行動ができる彼の親御さんに会えたら、きちんとお礼を言おうと思っています。
小6女子に限らず、子どもが人間関係につまずくことはあると思います。そんなときは子どもの話をじっくり聞きながら、子どもにとって良い解決ができるよう、親としていつでもサポートする姿勢を整えておきたいと思わされるできごとでした。
🔴【第1話から読む】何が偉いと思って嫌がらせをするのか?小学校高学年女子にありがちなグループ論争|小6女子の黒い闇
あとがき:子どもにとっての学校は、安心できる場であってほしい
今回のお話では、小学校高学年女子にありがちなグループ問題が描かれました。基本的にはどの時代どの場所にも、こういった問題はつきものなのかもしれません。
子どもにとって貴重な学校生活の日々。友達と楽しく、安心して一緒に勉強できる・遊べる環境であることが一番ですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










