1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. 「傍観者にもムカついた」クラス女子のいざこざをおさめた男子の金言|小6女子の黒い闇

「傍観者にもムカついた」クラス女子のいざこざをおさめた男子の金言|小6女子の黒い闇

本作品は、ママリユーザーさんの体験談から再編成した作品です。ストーリーのメインである郁乃さんは、小学六年生の娘・ののかから、学校で嫌がらせを受けていると相談を受けます。嫌がらせをしてくるのは、ののかと同じクラスの澪(みお)という子。ののかはずっと、彼女からの嫌がらせを我慢をしていました。そんな中、澪の悪事をクラスメイトの前で大暴露してくれた救世主は1人の男子でした。『小6女子の闇』最終話をご覧ください。

©ママリ

🔴【第1話から読む】「キモイから」小6娘が急な嫌がらせに遭い…小学校高学年女子の“グループ問題”|小6女子の黒い闇

同級生・みつきの嫌がらせ暴露により、澪はようやく自身の行動の浅はかさに気づきます。小学生のグループトラブルは、収束に向かっていきます。

暴露事件のその後

小学生 PIXTA

みつき君による澪ちゃん暴露事件があった翌日。その日のクラスは「なるべく澪ちゃんに関わらないでおこう」という雰囲気だったそうです。みつきくんによる暴露はさすがの澪ちゃんにも効いたのか、澪ちゃんは1人で静かに過ごしてたそう。そして中休みの時間、澪ちゃんは真っ赤な顔でののかの前に現れました。

澪「ののかちゃん、これまで本当にごめんなさい」

澪ちゃんは見たことがないほど思いつめた表情だったといいます。

ののか「うん、もう大丈夫。でももうやめてね?」
澪「うん…」
ののか「他の子にも、もう意地悪しないでほしい」
澪「うん」

ののかは今回だけは口だけではないと思えたようで、その後は澪ちゃんともそれなりに会話をしているといいます。

「怖くなかったの?」嫌がらせを告発した男子に聞いたら

小学生 PIXTA

みつき君がいなければ、私が先生に相談をしていたとは思いますが、正直ここまで澪ちゃんに効いたかはわかりません。同級生の目の前ではっきりウソだと言われたことが、澪ちゃんには抜群の効果があったのだと思います。

そのできごとをきっかけに、ののかとみつき君はよく話すようになったそう。ある日、ののかが「先生の前で澪ちゃんのウソをはっきり指摘するのは怖くなかった?」と聞いたといいます。そのときのみつきくんの答えはこうでした。

みつき「もともと悪口言うやつは苦手だし、周りで見てるのにハッキリ言わないのも嫌だと思ってた。あの日は俺の席の前まできて、澪が男子にも悪口言わせようとしてたから腹立ったんだよ。俺、目が合ったけど絶対言わねえぞって思ってた」

みつきくんの内なる正義感には、親として話を聞いているだけで感動しました。そんな行動ができる彼の親御さんに会えたら、きちんとお礼を言おうと思っています。

小6女子に限らず、子どもが人間関係につまずくことはあると思います。そんなときは子どもの話をじっくり聞きながら、子どもにとって良い解決ができるよう、親としていつでもサポートする姿勢を整えておきたいと思わされるできごとでした。

🔴【第1話から読む】何が偉いと思って嫌がらせをするのか?小学校高学年女子にありがちなグループ論争|小6女子の黒い闇

あとがき:子どもにとっての学校は、安心できる場であってほしい

今回のお話では、小学校高学年女子にありがちなグループ問題が描かれました。基本的にはどの時代どの場所にも、こういった問題はつきものなのかもしれません。

子どもにとって貴重な学校生活の日々。友達と楽しく、安心して一緒に勉強できる・遊べる環境であることが一番ですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】小6女子の黒い闇

🔴【今読まれています】妻には「車で酔った」と報告。虐待をごまかした|保育園の先生と不倫

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧