🔴【第1話から読む】「夜はこれからよ!」深夜にカラオケ!?→独自路線すぎる義母にドン引き|ばあばハイな義母
赤ちゃんは間もなく生後1か月。そんな中赤ちゃんと2人で帰省をすることになり楽しみにするリナですが、帰省がきっかけで義母がとんでもないことを言い出して…。
大型連休に、赤ちゃんと実家に行くことに
赤ちゃんがもうすぐ生後1か月というころ、大型連休がやってきました。そこで私の姉が、遠方から実家に帰省することに。私は母からの誘いを受け、連休中は実家に帰ることにしました。
ハジメさんも、私がうれしそうにする顔を見て「それは良いね、行っておいで」と快く送り出してくれました。
そして連休がやってきて、私は赤ちゃんと一緒に実家に戻り、久しぶりに家族と過ごす時間を穏やかに過ごしていました。実母と姉が、代わる代わる赤ちゃんを抱っこしてくれて、私は久しぶりに自分をケアすることができたのです。
しかし、実家でゆっくりとくつろいでいたある日。突然、ハジメさんから電話がかかってきました。電話に出ると、ハジメさんは何やら焦っている様子でした。
「リナのところに、母さんから連絡がきてない?」
義母のとんでもない要望に、夫もドン引き
その時点で、義母からの着信やメッセージは、特にありませんでした。私がそう答えると、ハジメさんは質問の理由を話してくれました。どうやら義母はハジメさんに対し、また「赤ちゃんに会いたい」と連絡をしてきたそうです。
ハジメさんが「今リナは実家で子どもとゆっくりしている」と答えると、義母は「じゃあ、呼び戻して」と言ったというのです。私は耳を疑いました。まさかの「呼び戻して」です。
義母の家にもしょっちゅう顔を出しています。今回、私はめったに会えない姉にも会うために帰省しているのに、なぜ義母が赤ちゃんに会いたがっているという理由だけで帰らなければいけないのでしょう。
救いなのは、ハジメさんが私の思いを言わなくても理解し、義母にはっきり「それは無理」と言ってくれたこと。ですが、義母はハジメさんの言葉を聞いてもあきらめなかったといいます。
「あなたの孫」の前に、「私の子ども」ですから!
「せっかくの連休なのに会えないの?」
「わたしのかわいい孫なのに」
義母は感情的に、この二言を繰り返すばかりで、ハジメさんはさすがにあきれ果てたといいます。そして、これ以上話しても無駄だと悟り、電話を切った、ということでした。ハジメさんからその話を聞いた瞬間、私はあまりのことに衝撃を受けました。ショックでそのあと何を話し、電話を切ったのか思い出せません。
その夜、私は高熱を出してしまいました。実母は驚き、すぐに私を看病してくれました。翌日になっても熱はなかなか下がりませんでしたが、実母と姉の献身的な介護のおかげで回復に向かい始めました。
実母は、ハジメさんに電話をかけ、私の発熱について伝えました。そのとき、義母の発言にショックを受けていたことも伝えてくれたようです。実母は優しい人ですが、娘である私を深く傷つけられたことに対し、実はとても怒ってくれていたのだと思います。
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あとがき:義母、身勝手過ぎ!
義母の身勝手すぎる言動に、ついに夫も怒りをあらわにしていました。
子育てで疲れているリナにとって、唯一の癒やしともいえる帰省時間が、これでは台無しです。そんな中、夫が義母にしっかり怒ることができたのは良かったですね。毅然と対応してくれる夫がいるだけでも心強いことでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
イラスト:きさらぎ










