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「究極のしっぺ返し」妊娠中にラブホ不倫した夫に科す【恐怖の3条件】|妊娠中にラブホ不倫されました

妊娠5か月、つわりで実家療養中の主人公・アンリ(32)。夫・博也(32)は献身的な良き夫に見えたが、一度の怪しい行動からアンリの不安は増す一方。夫の携帯をチェックするようになったある夜、彼女の不安は決定的な証拠へと変わります。アンリは夫が不倫に及ぶ日を把握し、ついに攻撃を開始。デート中の夫に不倫の証拠をメッセージで送りつけ、実家に呼びつけました。『妊娠中にラブホ不倫されました』第5話をごらんください。

🔴【第1話から読む】「次のデートは…」妊娠中、夫のスマホに見つけてしまったメッセージ|妊娠中にラブホ不倫されました

アンリは離婚を回避した夫に対し、3つの条件を突きつけた。さらに二度目の過ちがあれば職場への証拠公開を約束させ、証拠の画像を消すことを拒否。夫に一生消えない「鎖」をかけるのでした―――。

夫へ出した条件

不倫 怒り PIXTA

私は博也の土下座を意に介すことなく、静かに条件を突きつけます。私の声は、まるで取引を持ちかける弁護士のように、冷たく、感情がなかったと思います。

「博也、離婚はしたくないんだね。反省してくれてるならいいけど、私から出す条件を飲んでくれる?」

彼は泣き腫らした目で、力強く頷きました。夫は、条件をのまなければ、私がすぐにでも離婚届を突きつけるとわかっていたようです。

素直に頷く夫に追い打ちを

不倫 怒り PIXTA

まず1つめの条件は、スマホにGPSの追跡アプリを入れること。2つ目は、スマホチェックを拒否しないこと。そして、3つ目は、生活費の管理を私に一任し、自分はお小遣い制にすること。

博也は、どの条件にも、「わかった、従う」と小さな声で答えたわ。彼の身体はすっかり小さくなり、抵抗する力はないようです。

これまで私にそれなりの生活費を渡す以外はお金を自由に使い、行動も無制限だった夫にとって、地獄のような日々になるでしょう。でもそれは、家族を裏切った自分のせいです。

「二度はない」一生の弱点を握られた夫

謝罪 PIXTA

そして、私は今後の裏切りが起きたときのことについても釘をさしました。

「もしあなたが次の裏切り行為をしたら、その瞬間に離婚。それだけじゃなくて、この件のすべての証拠を、あなたの両親や親族に見せるし、職場の人たちにもバラす。あなたはすべてを失うからね?わかった?」

彼は顔を上げ、私の目を見て、震えながら「わかった」と答えた。その時、博也が小さな声で言った。

「あの制服の写真は消してくれないかな…本当に、出来心だっただけで…」

その言葉に、私はこの夜初めて、心からの笑みを浮かべました。とても穏やかで、優しい笑顔だったと思う。

「あそれはできないよ。この証拠は、私が一生持ち続けとくから」

私は証拠を消すことは、決してないと伝えました。なぜなら、それが彼を支配し続ける、最も強力な鎖になるから。彼は一生、私がそのデータを公開するかもしれないという罪悪感と恐怖を背負って生きていくことになる。

私は自分や子どものメリットのため、この不倫を「主導権の掌握」という形で決着させました。夫の罪をゆるすのではなく、彼を生かさず殺さず、罪悪感を燃料にして、これからも私と子どもたちへの献身を続けさせるように。

これが、裏切り者の夫に対する私から究極のしっぺ返し。憎めないけど反省が必要な夫に、私は、一生消えない罰を与えたのです。

🔴【第1話から読む】「次のデートは…」妊娠中、夫のスマホに見つけてしまったメッセージ|妊娠中にラブホ不倫されました

あとがき:支配を完成させる究極の罰

アンリが選んだ制裁は、離婚という「解放」ではなく、結婚生活という名の「監獄」でした。GPS追跡、財産管理、そして携帯チェックは、博也の自由と独立心を徹底的に奪い去るための物理的な鎖です。

しかし、最も強力な鎖は、アンリが手放さなかった「証拠のデータ」でしょう。それは、博也が一生背負うことになる罪悪感と、社会的な破滅への恐怖という名の精神的な鎖。不倫の代償の大きさを再認識するお話でした。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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