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息子が4年生に進級して夜間練習が始まり、ますます忙しくなっていったもっつんさん。慌ただしく準備をして息子を送り出したその直後、思いもよらないできごとが。チームのコーチがもっつんさんのもとへ向かってきて…。
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息子を夜間練習に送り届け、ひと息つこうとしたその矢先。もっつんさんの想像を超えるできごとが、静かに近づいていました。
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夜間練習中、保護者は見学せず自由に過ごす人が多く、もっつんさんも車で静かに待つことにしていました。
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もっつんさんは、この日もいつものように娘と一緒に車の中で待機していました。少しうとうとし始めたころ、突然「コンコン」と窓を叩く音が聞こえてきました。
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やってきたのはコーチでした。突然のことに驚いたもっつんさんは、息子が何か問題を起こしたのかとドキッとしました。
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夜間練習の忙しさに追われながらも、送迎をして車内で待機していたもっつんさん。ところが突然コーチがやってきて、息子が参加対象ではないので帰るようにと告げられてしまいました。
まさかの展開に衝撃を隠せないもっつんさん。これが退部を決意する大きな転機となりました。
🔴【続きを読む】突然の「帰って」呼ばれていない夜間練習|スポ少を辞めた本当の理由
つらいなら離れていい。ストレスをひとりで抱え込まないで
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にし、勢いのままスポーツ少年団に入団させました。ところが始めてみると、お茶当番や送迎、練習の応援など、想像以上に親の負担が重くのしかかり、保護者同士の関わりにも気をつかいながら、もっつんさんは徐々にストレスをため込んでいきました。
一方で、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の“好き”を応援してあげたい」という気持ちが揺らぐことはなかったそうです。
でも、子どもが何かに夢中になっていると、つい親も頑張りすぎてしまいますよね。「支えなくちゃ」「ちゃんと応援しなくちゃ」と気持ちが先走り、気づけば自分の心と体をすり減らしてしまうこともあります。忘れてはいけないのは、ママだってひとりの人間だということ。無理を続ければ、不調が出るのは当然です。そして、もし 今いる環境がどうしても合わなくて苦しいなら、離れることは決して逃げではありません。世界はひとつではなく、もっと優しい場所や、あなたと子どもが心地よく過ごせる環境は必ずあります。
子育ては、親子が一緒にゆっくり成長していくもの。完璧である必要はありません。うまく力を抜いたり、周りに頼ったりしながら、親も子も“ちょうどいい距離感”で幸せにいられる場所を選んでいけたらいいですよね。
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