🔴【第1話から読む】「嫁の方がマシ」妊娠中、夫のスマホで見た"衝撃の裏切り"
心労をかさねていく真里の元へ、姉から連絡が入ります。姉にすべてを打ちあけると、姉は全力で協力してくれることになりました。心強い味方を得て、さらに夫のうらぎりの証拠を集めていきます。
限界…姉からの電話が転機に
とはいえ、自力での証拠集めには限界がある。
そう感じていた時、実家の姉から、たまたま電話がありました。姉は昔からするどい人で、私の声のわずかなふるえを見逃しませんでした。
「真里?何かかくしてるでしょ…。あなたが、そんなに声が低くなる時は、相当なことがあった時よ」
私はがまんしていたものが決壊したように、祐介の二度にわたるうらぎりと、現在進行形で行っている証拠集めの全容を打ちあけました。
電話の向こうで、姉は長い沈黙の後、静かな、しかし、怒りに満ちた声で言いました。
「真里、そんな男のために、あなたの貴重な人生を一秒だって消耗させる必要はないよ。でもね、離婚するなら、感情的になってはダメ。徹底的に…クズ夫が再起不能になるまで、お膳立てしてあげなさい」
素行調査の結果に愕然
姉は、確実に慰謝料を勝ち取るためには、素人の調査だけでなく、「プロの手を借りるべき」だと助言してくれました。
「探偵を雇いなさい。裁判でも使える、顔がはっきりとわかる写真が必要よ。お金なら私が貸すから。30万…予備を含めて50万貸してあげる。一週間、徹底調査をして、言いのがれをすべてつぶしなさい」
私は、姉の厚意に甘えることにしました。そして、紹介された探偵事務所に依頼し、一週間におよぶ夫の素行調査が行われました。
調査員は非常に優秀で、毎日のように詳細なレポートが届きました。祐介は、私が思っていた以上に大胆に、そして頻繁(ひんぱん)にうらぎりをくり返していました。
証拠はそろった、あとは戦うだけ
レポートには、彼が、同僚のマンションの前に車を停めている姿…。助手席から降りる同僚に、自分のスマートフォンを手渡す瞬間が、高画質の写真で収められていました。
そして、その数分後、彼は車を走らせ、風俗店へと向かうのです。
ネットカフェの領収書を偽造し、同僚にアリバイ工作の協力を仰ぎ、そのうらで、風俗嬢と親密そうに歩く姿…。そして、風俗店の入店と退店の瞬間を完璧におさえた写真。
さらに、風俗嬢とホテルに入る際の後ろ姿や、横顔がはっきりと写ったショット…。それらは、もはや「仕事の付き合い」や「かんちがい」という言葉では到底説明のつかない、決定的な証拠でした。
並べられた証拠の数々
証拠がすべてそろった翌日、運命の歯車が回り始めました。
仕事終わりの祐介から、再び「今日もネットカフェに行ってくる」という、お決まりの連絡が届きました。
私はそのメッセージを見つめ、深く、長く呼吸を整えました。私は探偵から送られてきたばかりの「風俗店に入ろうとする夫の横顔」の鮮明な写真を、彼のLINEに送信しました。そして、一言だけ添えました。
「あなたの車には、GPSを仕掛けてあります。同僚にスマホをあずけて、ラブホテルに入ったことも、すべて把握しています。逃げ場はありません」
送信から、数秒で既読がつきました。
返信はありませんでしたが、それから30分もしないうちに、玄関のカギが開く音がしました。リビングに現れた祐介は、まるで幽霊でも見たかのように青ざめ、ヒザからガタガタとふるえていました。
私はテーブルの上に、これまで集めたすべての証拠写真、GPSのログ、そして、探偵の分厚い調査報告書を、トランプのカードのように並べました。
🔴【続きを読む】【執行猶予付きATM】不倫夫を「働く機械」に変えた"誓約書"の内容
あとがき:戦いの火蓋が切られた
資金まで協力してくれる姉…たのもしいですね。ついに、夫を追い詰める証拠を集めることに成功した、真里。ここまでの道のりを思うと、とてもつらく大変な思いをしてきたことでしょう。心強い味方ができ、いよいよ夫と向き合う瞬間が訪れました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










