🔴【第1話から読む】嵐の予感!弟のつれてきた女性が娘に暴言を吐き...|弟の嫁が原因で縁切りした話
父に癌が発覚し動揺する一家。そこへタケルとユイが婚姻届の保証人を頼みに現れる。ユイは病床の父へ「期待しないほうが楽」と余命を嘲笑う不謹慎な発言を連発。家族の反対を押し切り、二人は勝手に入籍してしまう。
父に病気が見つかる一大事に…
季節は流れ、去年の8月のこと。追い打ちをかけるような悲劇が我が家を襲いました。父に癌が見つかったのです。
家族全員が動揺し、これからの治療をどうするか話し合っている最中、信じられないことにタケルとユイさんは「入籍するから保証人になってくれ」と書類を持って現れました。
母が「お父さんがこんな時に何を考えているの! 今はそれどころじゃないでしょう」と猛反対しましたが、ユイさんは全く動じません。それどころか、病床の父に向かって、彼女はこう言い放ったのです。
人として最低なことを言った彼女
「お父さん、大変ですね。でもまあ、私の母も癌でしたけど、余命半年って言われて3か月で亡くなりましたよ。お父さんもあんまり期待しないほうが楽ですよ?」
部屋の空気が凍りつきました。父と会うのはこれがまだ2回目です。人の生死、それも義理の父親になるかもしれない相手に向かって、よくそんな言葉が吐けるものだと、私は自分の耳を疑いました。
「あんた、今なんて言ったの……?」
私の声は震えていました。
「え? 事実を言っただけじゃないですか。現実逃避しても仕方ないでしょ? 姉さんって本当に感情的で疲れる」
彼女は首をすくめ、タケルを連れて帰っていきました。タケルもタケルです。「ユイは素直なだけだから」と彼女を庇う始末。両親も私も、この非常識な女性との結婚を認めることは到底できませんでした。
反対を押し切って結婚した弟夫婦
しかし、二人は私たちの反対を押し切って勝手に入籍してしまいました。
「もう勝手にして。でも、親戚付き合いだけは絶対にしないで」
私は両親に強く言いました。法的に家族になったとしても、私の心が彼女を家族として受け入れることは、万に一つもありません。
ところが、ユイさんの厚顔無恥さは、ここからさらにエスカレートしていくのです。
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あとがき:言葉の刃が突き刺さる時
病と闘う家族に対し、あまりに無神経なユイの言動。もはや非常識を通り越して恐怖すら感じます。「素直なだけ」と庇うタケルも、もはや共犯と言えるでしょう。一番つらいのは病気の父本人なのに、追い打ちをかけるような仕打ちに胸が締め付けられます。法的に家族になってしまった絶望感。しかし、ここでの美保の「受け入れない」という強い決意が、後の物語を動かす重要な鍵となっていくのです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










