🔴【第1話から読む】嵐の予感!弟のつれてきた女性が娘に暴言を吐き...
近所に越してきた夫婦は、ゴミを実家に押し付け、病身の父を足代わりに使うなど寄生を加速させる。ユイの親戚の接待まで強要され、美保と母はストレスで寝込んでしまう。自分勝手な「家族」の定義に、美保の堪忍袋の緒が切れる。
弟夫婦がくると、体が拒絶反応を示すようになった…
今年の4月、タケルの転勤で二人が実家の近くに引っ越してきました。
それを機に、タケルは以前のように頻繁に実家へ顔を出すようになりましたが、私とは一言も口を聞きません。
問題は、ユイさんも一緒についてくることです。彼女が家に足を踏み入れるたびに、私は猛烈な吐き気と腹痛に襲われるようになりました。
「美保、大丈夫? 顔色が真っ白よ」
「お母さん、ごめん……あいつらの顔を見ると、体が拒絶反応を起こすみたい」
発熱し、嘔吐を繰り返し、寝込む日々。それは母も同じでした。ユイさんが帰った後、母も精神的なストレスから寝込んでしまうことが増えたのです。
身勝手すぎる弟夫婦
それなのに、彼らの振る舞いはやりたい放題でした。
ある日、タケルが大量のごみを抱えてやってきました。
「これ、引っ越しで出た粗大ゴミ。ここで捨てといてよ。あと、新しい車買ったから、納車場所まで親父が送ってよ」
父は病身でありながら、息子に頼まれると断れない性格です。しかし、ユイさんの要求はさらに理不尽でした。
「私、車を受け取った後、2台で連なって帰るの嫌なんですよ。だからお父さんが送って、車を置いて帰ってきてください。お父さんの帰りの足? タクシーでも使えばいいじゃないですか」
呆れ果てて言葉も出ません。
嫁の実家のことまで押し付けられる…
挙句の果てには、自分たちの要望だけでなく、ユイさんの実家のことまで押し付けてくるようになりました。
「私の父が、ここでBBQしたいって言ってるんで、来週準備しておいてくださいね。あ、あと、来月は私の母の法事があるから、お義父さんたちもお線香あげに来てください。当然ですよね、家族なんだから」
自分たちのゴミを捨てに来て、病気の父をアッシー君扱いし、その上、自分の親戚の接待を私たちの両親にさせようというのです。 「家族」という言葉を、自分たちの都合のいい時だけ使い、私たちの善意を食いつぶす彼ら。私の中にあった最後の手綱が、ぷつりと音を立てて切れました。
あとがき:善意を食いつぶす「寄生虫」たち
「家族なんだから」という言葉が、これほど呪いのように聞こえることはありません。病気の両親を労わるどころか、自分たちの都合でこき使う姿には、読んでいて吐き気を覚えるほどです。美保たちの体調不良は、まさに心が発したSOS。もう優しさを見せる段階は終わりました。他人なら即座に距離を置けるのに、親族だとなぜか遠慮してしまう……そんな葛藤を突き抜けた美保の「決別」へのカウントダウンが始まります。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










