🔴【第1話から読む】夫に対して「安月給」「情けない」→過保護だった母の暴言に困惑|実母との同居トラブル
支配的な実母との同居を解消すべく、強行突破の引越しを終えた諒子。母からの執拗なメッセージが届いても動揺せず、適切な距離を取ることに。その結果、家庭にはやっと平穏が訪れて―――。
気づかれぬように進めた引っ越し作業
引っ越し作業は、母にバレないように少しずつ進めました。それでも大型の荷物を運び出すときにはバレて大騒ぎになってしまいましたが…。
母は最後まで「お金を返せ」「親不孝者」と叫んでいましたが、父が押さえ込んで引っ越しの邪魔をさせないようにしてくれました。
なんとか引っ越しを終えた新しい家は、前よりも少し狭い賃貸マンション。でも、そこには母の影も、いつ扉が開くかわからない恐怖もありません。
母からの連絡は全て「既読スルー」
引っ越してからも、時折母からメッセージが届きます。
「あんたのせいで私は近所に顔向けできない」
「浩二さんの親御さんだってあきれているはずよ、嫁の親とこんなに険悪だなんてね」
最初は反射的にブロックしようと思いましたが、父から「悪態ついてるけどお前のこと心配ばかりしているよ」と報告をもらい、既読スルーにとどめることにしました。
母が本当に失ったものとは
母は、自分の言葉が私をコントロールできなくなったことを、ようやく悟り始めているようです。最近のメッセージは、罵倒の中に少しだけ「寂しさ」が見え隠れするようになりました。でも、私はもう籠には戻りません。
「ママ、公園行きたーい」
透哉の明るい声が響きます。浩二も、以前のような穏やかな笑顔を取り戻しました。 私たちは、自分たちの足で立っています。
母が失ったのは、娘や孫ではありません。「支配できる対象」を失ったのです。それを本当の意味で理解し、心から謝罪してくる日が来るのかはわかりません。でも、もしその日が来たとしても、私はまず、今の家族を一番に守ると決めています。
空はどこまでも高く、自由な風が吹いています。私は今、自分なりの幸せをかみしめています。
🔴【第1話から読む】夫に対して「安月給」「情けない」→過保護だった母の暴言に困惑|実母との同居トラブル
あとがき:支配を卒業し、自分の足で歩く空
物語の結末は、完全な断絶ではなく「既読スルー」という適度な距離感でした。これは復讐ではなく、諒子が自分の人生を取り戻した証です。母が失ったのは「娘」ではなく「支配対象」だったという一文は、多くの女性の心に刺さるのではないでしょうか。
たとえ母が謝罪しなくても、自分たちが幸せでいることこそが、最大の勝利。晴れやかな空を見上げる諒子たちの未来が、これからも穏やかであることを願わずにはいられません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










