1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 医療事務に復職…そこはクセつよ院長とお局が支配する"伏魔殿"だった|働き方で悩んで転職した話

医療事務に復職…そこはクセつよ院長とお局が支配する"伏魔殿"だった|働き方で悩んで転職した話

31歳の美奈(みな)は、3歳の息子が園に入るのを機に、扶養内パートを始めた。医療事務経験があるので、地元のクリニックをえらんだが、そこはクセつよな院長とお局パートが支配する「とてもはたらきにくい」環境の職場だった…。職場に合わせるか、自分の都合をつらぬくか…女性の"はたらき方"について描いた作品、『働き方で悩んで転職した話』第1話をごらんください。

PIXTA

🔴【全話読む】働き方で悩んで転職した話

息子が3歳で入園し、社会復帰を考えた美奈。以前は医療事務をしていたので、近所で同じような仕事をさがしはじめましたが…。

「扶養内パート」をはじめることに

医者 説明 部屋 PIXTA

「じゃあ、明日からよろしくね」

「はい!よろしくお願いします」

あたまを下げると、物腰やわらかな院長が、にこりと笑った。

55歳で近所にちいさな内科クリニックを開く男性は、とてもやさしそうに見える。家からも近いし、いい職場に出会えた。

私の名前は、西川美奈(31歳)。4年前、結婚を機に夫の地元に引っ越してきた。

息子は3歳になり、この春、幼稚園へ入園したばかり。

そんな中、空いた時間でパートを始めようと考えた。貯金もへらしたくないし、子育てだけの生活に窮屈さを感じている。

扶養内パートは生活費のためだけでなく、リフレッシュの意味合いもあったのだ。「また社会とつながってがんばろう!」と意気込んでいた。

だが、この時の私は、まだ、この職場にとんでもない"モンスター"がひそんでいることを知らなかった。

契約外の業務が発生

看護師 忙しい PIXTA

1か月後…。いそがしい出勤日に、それは起きた。

「西川さん、ちょっと来て!」

50代のベテランパートの山内さんに、診察室から呼ばれる。

受付業務で手いっぱいになっていた私が向かうと、彼女は思いがけない指示を出した。

「診察が立て込んでるから、検査室への案内と説明をして!そこの器具洗浄もお願いね!」

契約外の仕事のわり振りに困惑する。しかも、今まで経験したことのない内容で、まちがえると責任を問われそうなものだ…。

「え…でも、それは…」

「いいから!モタモタしてないで!」

彼女の声に圧倒され、見よう見まねで何とかこなした。

途中、患者から、わからない質問をされてこまる場面も出る。神経をすりへらし、気づけば退勤の時間を10分超過していた。

「あなた…もうちょっと学んでおいてね」

帰り際、山内さんに声をかけられる。

言い返す気力もないまま「はい…」とだけ答えて、タイムカードを押した。

職場に違和感が…

看護師 悩む PIXTA

その後、契約外の仕事を振られることが多くなった。

同じ医療事務パートの人も、当然のように診察に関わるが、違和感を持ってしまう。

私は結婚前、大きな病院の医療事務をしていた。

そこでは、きちんと分業されていたし、医療行為に近い部分は事務にさせていない。

小さなクリニックだから、業務が多岐にわたることはあるだろう。しかし、境界線があやふやすぎるし、そもそも契約内容にない仕事をさせられているのが問題だ。

(山内さんもやっかいだな…。いくらベテランでも…いいのかな)

山内さんは、自ら進んで関わっているように見えた。

院長も、自分がすべきことをパートに躊躇(ちゅうちょ)なく投げている。公的な届出書類の作成をたのんだり、レセプトの医師が書くべき内容を「考えて書いといて」と指示したり…。

やさしそうに見えた雇い主は、無責任な思考を持つ人物なのだとわかった。

一度、業務内容について相談もした。しかし、めんどうくさそうに跳ねのけられる。

「そこはさあ、空気読んではたらいてよ」

次第に明らかになる横柄な態度に、あたまを抱えた。

🔴【続きを読む】時給100円アップの罠!"扶養内"を無視する院長の「もっと働け」に転職を決意

【全話読める】
働き方で悩んで転職した話

あとがき:「契約外」の業務に違和感

扶養内パートをクリニックで始めた美奈は、あたらしい職場で違和感を抱きます。「契約外の仕事もすぐにパートに投げる院長」と「院長の意思を汲み、当然のように指示するベテランパート」。

小さなクリニックでは、個人の裁量が広くなる場合もあるかもしれませんが、行き過ぎると重大な事態になりそうですよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

🔴【全話読む】働き方で悩んで転職した話

🔴【今読まれています】【手土産格差】私はデパ地下、ママ友は手ぶら。これって普通?|お金にルーズなママ友

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事