🔴【第1話から読む】「運命の親友」の正体。全てを"完コピ"する狂気のママ友
距離をおくため、SNSに注力する愛美だが、周子のブログが自分の投稿を丸パクリしていることを知る。文章や工夫さえも「自分の手柄」にする彼女に憤る愛美。そんな中、第三者のフォロワーから、「盗用」を指摘するコメントがとどく。
はじめたSNSで起きた事件
距離を置くため、私は周子ちゃんと直接会う回数をへらした。
そして、一人の時間が増えた分、日々の育児の備忘録として、SNSへの投稿を増やした。
あたらしく買った、知育系のおもちゃや、週末につくった料理のレシピ。フォロワーから質問があれば、丁寧に答えた。
SNSはいい気晴らしになり、フォロワーも徐々に増え始めていた。
そんなある日、フォロワーからDMが届いた。
「愛美さん、いつも参考にしています!ちょっと気になるブログを見つけたので、報告しますね」
貼られたリンク先を見て、私は凍りついた。 それは、周子ちゃんのブログだったのだ。
SNSまでほぼ完コピ…
「娘のために手作りおもちゃをつくりました!」
「最近のおすすめ食材はこれ。私が試行錯誤して見つけた、最強の時短メニューです」
そこに書かれていたのは、数日前に私がSNSに投稿した内容そのものだった。
文章の構成も、紹介している商品のメリット・デメリットも…まるでカガミを見ているよう。
しかも、私が「フォロワーさんからおしえてもらった」と書いた情報さえ、彼女のブログでは「私が必死でしらべた結果」として、さも自分が発案したかのようにつづられていたのだ。
「ひどい。これじゃ、どっちがオリジナルか分からないよ」
私は怒りにふるえた。 彼女にとって私は、単なる「便利な情報源」でしかなかったのだろうか。
私のなやみ、私の工夫…家族との思い出。それらすべてを「コンテンツ」としてぬすまれ、彼女のはなやかな日常をかざるための道具にされている。
たった一つの指摘が希望に変わった
「義春、見て。これ、私がおととい、投稿した記事とそっくりなの。っていうか、コピペに近いわ」
スマホを見た、義春の顔がけわしくなった。
「これは、やりすぎだな。愛美が一生懸命考えてやってることを、自分の手柄にするのは泥棒と同じだぞ」
私は、周子ちゃんに連絡しようかまよった。 でも、彼女のことだ。「参考にしただけだよ!ダメだった?」と、あの悪意のない笑顔でかわされるのが目に見えている。
私はだまって、彼女のブログのスクリーンショットを保存しつづけた。
そんな時、 彼女のブログのコメント欄に、一筋の光……いや、激震が走ったのは。
「この記事、インスタの@ami_mamaさんの投稿とまったく同じじゃないですか?写真の構図も文章もそっくり。パクリですよね?」
それは、私のフォロワーの一人だった。 たった一つの指摘。それが、周子ちゃんの築き上げた「完璧なママ」の虚像を崩す、崩落の始まりだったのだ。
🔴【続きを読む】"ブログ大炎上"で孤立したママ友。泣きながら放った「衝撃の本音」とは
あとがき:ウソで固めたママ友の末路
SNSは「理想の自分」を演じられる場所ですが、周子はその舞台を、他人の人生で飾り立ててしまいました。自分の努力や発見をコンテンツとして盗まれる愛美の怒りは、現代を生きる私たちにとって他人ごとではありません。
しかし、ウソで固めた城は、たった一つの小さな綻びからくずれ始めます。匿名性の高いネット社会で、「正義の鉄槌」が下りようとする瞬間の緊張感が伝わってきますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










