🔴【第1話から読む】いい嫁アピールの裏の顔!「私がやりますから」笑顔で食事を取り分けるその影で...
義母の前でだけやたらいい子のふりをする彩音。息子への出産祝いも、アピールの場に使われました。そしてそれから1年…もうすぐ60歳となる義母のお祝いに、彼女ははりきりだします。
義母の還暦祝いが近づく
義母の前でだけ「いい嫁アピール」をする彩音。彼女の本領発揮されるイベントが、気づけば近づいていた。義母の60歳の誕生日…つまりは還暦祝いだ。
実の息子である徹と雅人に任せるべきだろうと考えた私は、とくに行動していなかった。ただ、きちんと徹が考えているかの確認はしていた。
徹「そうだな。料亭の個室でも貸しきって、母さんの好きな刺し身を食べさせてあげたいな」
佳奈子「いいわね。個室ならサクヤものんびりできるだろうし」
彼らに任せれば安心だと思い、口を挟まずにいた。ところがある日、彩音さんから私にとんでもないメッセージが届く。
彩音『温泉旅行を計画しています!佳奈子さんたちも、旅費の半額負担お願いしますね』
佳奈子「温泉?」
スマホを前に、素っ頓狂な声をあげてしまう。
暴走を始める義弟嫁
温泉旅行だなんて私は聞いていない。もしかして徹たち兄弟間でそんな話が出たのだろうか。
彩音さんに「雅人くんも言ってるの?」と確認すると「もちろんです」とメッセージが返ってきた。箱根の有名な温泉旅館の名前を、彼女は出した。「大浴場が素敵」というコメントもあるが、こちらに1歳のサクヤがいることを忘れているのだろうか…。
彩音『以前お義母さんがテレビで羨ましそうに見ていたんです。サプライズなので、内緒にしてくださいね』
さらに「しおりを作ります」「プレゼントは豪勢にしましょう」と、はりきった内容が送られてくる。どう見ても暴走している。当たり障りなく返信をしてやりとりを終わらせると、どっと疲れがたまった。
すぐに夫に相談した
仕事から帰宅した徹にすぐに確認した。すると、彼も温泉旅行など聞いていないというので驚いた。
佳奈子「じゃあ、雅人さんたちの独断?」
徹「でも、雅人が自ら還暦祝いを考えるとは思わないな。言いだしたのは彩音さんだろう」
人任せな弟の性格を熟知し、最近は私同様彩音に対して違和感を持つ徹は冷静に分析している。同じ見解だとホッとして、不安をつぶやいた。
佳奈子「彼女、プレゼントまで提案してきたの。あなたたち兄弟を差しおいて嫁が考えるのって、お義母さんもうれしくないんじゃないかな…」
しかも彼女が提示したのは、かなり高価なブランドバッグ。プラスして高級温泉旅行。いくら還暦祝いとはいえ、やりすぎのような気もする。私の言葉に、徹はうなずいた。
徹「母さん…よろこばないだろうな。じつは、佳奈子にも内緒にしていたんだけど…」
佳奈子「え?」
徹がぽつりと、義母のある秘密を打ち明ける。その内容を聞き、彩音さんのプレゼントはむずかしいだろうと頭を悩ませた。
🔴【続きを読む】義弟嫁の「還暦祝い」案にNGを突きつける→暴走していた義弟嫁は涙目に…
あとがき:嫁の立場で出しゃばりすぎではないか
義母の還暦祝いに暴走を始めた彩音。佳奈子の心配どおり、嫁の立場で実の息子たちである夫と義弟を差しおいて、あれこれ口出しをするのはいかがなものでしょうか。それに義母には、嫁たちに隠していた「秘密」があるようです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。










