🔴【第1話から読む】SNSの「副業相談」から地獄へ。契約後に判明した"驚愕の事実"
「副業スクール」を退会したい律だったが、水口からは「契約的にむずかしい」ことを伝えられる。それで納得をしてしまっては、元も子もない…と感じた律は、すぐに「消費者センター」へ相談をすることにした。
はやい行動に越したことはない
水口さんと話をした翌日。すぐに「消費者センター」へ連絡をしました。
「はい、消費者相談窓口です」
「あの…判断をあやまって、高額なスクールに登録してしまったのですが…。すぐに退会したいと思いまして、先方に相談したのですが、契約上むずかしいって言われてしまって…。でも、クーリングオフ制度があるはずだからと思って、相談で連絡しました」
「かしこまりました。スクールというのは?」
「副業スクールです」
「あぁ…最近、似たような件でご相談が多いです。詐欺のものもありますから…。もう支払いは済んでしまっている状況ですか?」
「いえ…ですが、カード登録をしてしまっていて…。それが開始される前に停止したいのですが」
「では、期間はあまりたっていないという認識でよろしいですか?」
「4日前に契約しました。説明を受けてから1日置いて、担当者に退会の意を伝えのですが、むずかしくって…」
クーリングオフ制度の権利
「基本的には、内容によって8日以内…もしくは20日以内であれば、クーリングオフ制度の権利がございます。お話をうかががう限り、業務提供誘引販売取引に抵触する可能性がありますので、クーリングオフは可能かと」
私は思わず、安堵のため息がもれました。
「まだ支払いはなく、カードの登録をしてしまっている…ということでしたら、早急にカードの停止をしていただいた方が良いかもしれません」
早急に行動したのが吉でした。さいわいにも、支払いがまだで良かったです。
実際には、「契約の段階で全額を支払わせる」といった詐欺が存在するようです。いくつもの消費者金融にお金を借りさせ、全額をふり込ませてから、期限が来たら一切連絡が取れなくなる…というもの。考えただけでもおそろしいですね。
本当なら、連絡の必要もないのかもしれませんが、水口さんにも一応メッセージをおくりました。
相手もめんどうくさくなったのでしょう。数日たっても返事はありませんでした。
失敗から得た経験
消費者センターの相談で言われたとおり、手間でしたが、すぐにカード会社に連絡をし、カードを止めてもらいました。
「詐欺にあいそうになった」という理由を話し、カードをつくり直すという形で、ことなきを得ました。
あのまま、水口さんにながされてお金を支払っていたら…カードを追加でつくって借金をして…。おわりの見えない日々が始まっていたかと思うと、今でもゾッとします。
1日だけだとしても、不安と絶望と恥ずかしい気持ちでいっぱいになってしまい、はき気と頭痛がひどかったあの日の夜のことは、忘れません。
あの経験が、これからの私に冷静さをあたえてくれることでしょう。
今、同じような状況の方がいらっしゃったなら、少しでもはやく消費者センターへ相談することをお勧めします
🔴【第1話から読む】SNSの「副業相談」から地獄へ。契約後に判明した"驚愕の事実"
- 消費者庁「業務提供誘引販売取引 - 特定商取引法ガイド -」(https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/businessopportunity/,2026年5月18日最終閲覧)
- うみそら行政書士事務所「【事業者必見】その契約、クーリング・オフ対象かも?「業務提供誘引販売取引」のリスクと対策を徹底解説」(https://umisora.info/gyoumuteikyouyuuin/?srsltid=AfmBOopwxaovRW3ePTDt79C94A9hcmdqfiwkd1FAD_ClT9EvymDNAmAD#index_id4,2026年5月18日最終閲覧)
あとがき:まずは相談を!
今回は、副業スクールで失敗しそうになった女性のお話が描かれました。あの手この手で不安をあおり、消費者をおとしいれようとする場合があります。
恥じることはなく、「おかしい」と思ったら…不安に思ったら、まずは消費者センターへ相談だけでもしてみてください。少しでもはやい行動が、状況を変えてくれるかもしれません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










