- 咳払い
- 鼻をクンクン鳴らす
- 吠えるような声
これらは単純音声チックという分類の症状です。一方、複雑音声チックでは、汚言症(わいせつな言葉を使う)や反復言語(音声や単語の発声を繰り返す)などの症状がでてきます。
音声チックは、運動チックに比べて周囲の注目を集めやすく、本人がそのことを気にして外出しにくくなるなどの問題が出てくることがあります。
- 新宿溝口クリニック「チック(トゥレット障害)」(http://www.shinjuku-clinic.jp/trouble/595.html,2017年9月12日最終閲覧)
- 前田クリニック「チック症」(http://www.dr-maedaclinic.jp/dp110.html,2017年9月12日最終閲覧)
- メンタルクリニックいたばし「チック症(チック障害)」(http://www.mental-clinic.net/medical/tic-disorder.html,2017年9月12日最終閲覧)
- 内山聖(監)「標準小児科学 第8版」702(医学書院,2015)
- ハートクリニック「チック障害」(http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/tic01.html,2017年9月12日最終閲覧)
- さくら病院「チック・トゥーレット症候群外来」(http://sinai-sakura.com/medical/atic.html,2017年9月12日最終閲覧)
チック障害の治療法
子供のチックは珍しいことではなく、必ずしも治療が必要とは限りません。多くのチック障害は一過性で、家族や周囲の理解によって症状が軽減したり消失したりすることが珍しくありません。
自宅でできる対策としては、チックが出てもなるべく気にしないようにして、お子さんを緊張させない配慮が必要です。本人が気にせず過ごせるような環境作りをしてあげるとよいですね。
子供自身や家族の不安が強い場合には、カウンセリングなどの心理療法が行われることもあり、症状が持続して子供の日常生活や学習に影響がある場合には、薬物療法による治療も行われます。
- 前田クリニック「チック症」前田クリニック(http://www.dr-maedaclinic.jp/dp110.html,2017年9月12日最終閲覧)
- 塚田こども医院「チック症」塚田こども医院(http://www.kodomo-iin.com/HL/HL503.html,2017年9月12日最終閲覧)
- 池下やすらぎクリニック「診療案内」池下やすらぎクリニック(http://ikeshitay.jp/treatment/チック/,2017年9月12日最終閲覧)
- メンタルクリニックいたばし「チック症(チック障害)」メンタルクリニックいたばし(http://www.mental-clinic.net/medical/tic-disorder.html,2017年9月12日最終閲覧)
- ハートクリニック「チック障害」(http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/tic01.html,2017年9月12日最終閲覧)
- 道玄坂しもやまクリニック「診療内容: チック障害(トゥレット症候群)」(http://www.e556e556.com/contents/kodomoShikkan03.html,2017年9月12日最終閲覧)
子供がチック障害にかかった方の体験談
子供がチック障害にかかると、子供自身はもちろん、ママにとっても周りの目が気になるなどで精神的に負担がかかることがあるかもしれません。
チック障害にかかった子供がいるママは、どのように子供に接しているのでしょうか。
チック障害のことには一切触れない
下の子が寝付いてからも耳もとでそれをします!
怒鳴り散らしたくなりますが、がまん。一過性のものだと信じてとにかく言わないようにしています。
その口をパッ!と鳴らす前は、夜寝る前に大声を出したくなると言ってたまに大声を出していましたが、それはすぐ止みました。
でも大声の時は、息子も苦しそうにしていました。大声出したいけど出したらいけないと思い、布団にくるまって我慢しているんです!
それ見たら、わかってるけどやらずにはいられない、そうしないと気がすまない…そんな感じがよく分かりました、見ていて辛かったです。
子供がチック障害にかかっている場合、その症状を注意したり口に出したりすることで余計に気になってしまい、症状が出続けてしまうことがあります。
子供のチックは気になって仕方がないと思いますが、そのことには触れずに子供へかかるストレスを軽減することから始めましょう。
ストレスとなる原因から離れる
その時旦那と毎日喧嘩で
次男も生まれたばっかりだったので
余計にストレスでチック症に
なったのだと思います。
(中略)
引っ越してからはスパッと
治ってしまいました。
こちらの方は、赤ちゃんが生まれたばかりの時期に、夫婦げんかが絶えないという状況があったそう。赤ちゃんが生まれたことによるストレスと、両親のけんかがストレスとなって症状が悪化していたのかもしれません。
環境の変化によって、症状が軽快することがあるのですね。






