妊婦健診時におすすめできる服装
妊婦健診と一言に行っても、毎回の尿検査と血圧や体重測定、必要に応じて血液検査、子宮の検診、感染症の検査などさまざまな検査があります。
何時間もかかるわけではないので、仕事の前後に行く方や健診後に友人とランチを予定している方などもおしゃれが楽しめるとよいですね。
初期はワンピース
妊娠初期に行われる経膣超音波検査はズボンとショーツを脱ぎ、内診台に上がる必要があります。そのため、ワンピースは検査がしやすく、妊婦さん自身も楽な服装になるでしょう。
秋冬の寒い時期には、マタニティ用のレギンスをはくようにすると寒さもしのげるでしょう。暑い時期でもエアコン等を考えなるべくおなかを冷やさないようにしてくださいね。
産後まで着られる「リブニット スリット Aライン ワンピース」
おなかまわりを圧迫しないので本格的におなかが出てくるまで着られますし、妊婦健診での脱いだり着たりもらくらくです。
ぱっと見ると普通のかわいいワンピースですが、実は産後も着られるようにポケットに隠れる授乳口がついています。
機能性が高い「マタニティ ワンピース 着方4WAY ダンボールニット パーカー」
ベルトのつけ方で4通りのおしゃれが楽しめるマタニティワンピースです。
妊婦健診ではさっと準備ができるようにベルトなしで、普段はベルトで好みのスタイルを楽しんで…と、使い勝手の良さが魅力的ですね。
中期以降はセパレートタイプ
中期以降の腹式超音波検査では、おなかを出す必要があるのでチュニックにレギンスやデニム等のパンツをおすすめします。上下別れている服装が検査しやすくなるでしょう。検査台に横になった際、パンツは脱ぎやすいようにウエストがゴム製になっているものがよいですよ。
また病院によりますが、後期に胎児のノンストレステストが行われることがあります。私が受診していた病院では妊娠9ヶ月以降、2週間に1回あり、おなかにモニターを設置して30~50分ほどの検査でした。妊娠9ヶ月になるとおなかが大きくなってきているので、マタニティ用のレギンスをおすすめします。
3種類から選べる「マタニティ パンツ」
3種類の形から選べるきれいなシルエットのパンツ。
しかしリブが長く、妊娠中期以降のママのおなかをすっぽりと包み込んでくれる仕様です。リブは二つ折りにすれば普通のパンツとしてはけるので産後も使えますよ。
春夏秋におすすめの「マタニティ レギンス レディース」
冬以外の妊婦健診で服装に迷ったときにおすすめなのが、こちらのマタニティレギンスです。
紫外線99%カットなので、日差しの強い日の妊婦健診でも安心ですね。ウエストはゴムとボタンで調整できるので、妊娠初期から産後まで使えます。
冬にはきたい「マタニティ 裏起毛 レギンス タイツ」
裏起毛生地で温かいのに着ぶくれしにくい厚さの生地で、冬の妊婦健診の服装決めに活躍してくれるタイツ。
ストレッチ性が高い上にハイウエスト仕様なので、大切なおなかをしっかりと温めてくれる安心感があります。
トップスは薄手のモノを
妊婦健診では、血圧測定や時期に応じて血液検査を行います。厚手のニット等を着ていくと測定に手間取ってしまいますので、半袖や薄手の長袖がよいでしょう。冬場は上に羽織るもので調整することをおすすめします。私の場合は、インナーダウンで調整していました。
また、妊娠中におっぱいのマッサージを行う病院もありますので、その際も薄手のトップスがよいでしょう。
- 厚生労働省「妊婦健診Q&A」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf,2018年5月17日最終閲覧)
- レディースクリニックまぶち「当院の特徴」(http://www.lc-mabuchi.or.jp/obstetrics1_sp.html,2018年5月17日最終閲覧)
- みちおかレディースクリニック「妊娠中のおっぱいケアについて」(http://www.michioka-lc.com/faq/entry-67.html,2018年5月17日最終閲覧)
着まわしやすい「ドロップショルダー 半袖 Tシャツ」
シンプルでさまざまなボトムスにあわせやすいデザインが魅力ですね。
ゆとりのあるサイズ感なので、妊婦健診での検査も楽そう。左右にはスリット仕様の授乳口がついているので、産後も手放せなくなりそうなTシャツです。
薄手の長袖には「クルーネック 長袖 Tシャツ」
こちらも左右に授乳口がついているTシャツです。
丈が長めになっているのでおなかもカバーできますし、血圧測定で袖をまくりあげることもできるサイズ感。春秋はもちろん、冬場の妊婦健診でのインナーとしてもおすすめです。
妊婦健診では避けた方がよい服装
基本的には妊婦さんの楽な服装がおすすめですが、靴には注意した方がよいでしょう。初期の経膣超音波検査でも中期以降の超音波検査でも靴を脱ぐことが必要になるため、筆者はブーツをはいていて苦労した経験があります。
はきなれている靴が一番ですが、脱ぎはきに手間のかかるブーツは避けた方がよいでしょう。ブーツでも、ムートンタイプや上から下までファスナーで開くタイプであれば、脱ぎはきがしやすいですね。
実際はどう?妊婦さんの声
妊婦健診を受けた妊婦さんたちはどんな服装がよかったと思っているのでしょうか。実際の体験談をご紹介します。
体重測定が毎回あるので毎回同じ服そして家にあるもので1番軽そうなものです。笑
レギンスも履くのが大変なポリエステルっぽいものではなくスルっと脱ぎ履きできるものにしてます。
が、30wのときに助産師さんになるべく足を出さないように言われました😅
スカートならレギンスとかレッグウォーマーつけて!って。
上半身より下半身の冷えが良くないみたいです。
口コミを見ていると、トップスはゆったりめでレギンスを履いている方、トップスはいつも通りでパンツをマタニティタイプのものにしている方に分かれている気がしました。検査内容や週数に応じて、考えた方がよさそうですね。
服装に惑わされずに健診を
妊婦健診で重要なポイントとなるのが服装です。特に服装の決まりはありませんが、服装によっては検査に手間取ってしまったり、脱いだり着たりが大変になることも…。先輩ママたちも妊婦健診での服装についていろいろ考えているようで、参考になる意見ばかりでしたね。
ここで紹介した妊婦健診の服装を参考にすれば、きっとスムーズに健診を終えられるはずです。特に冬場は着込んだ服装だと妊婦健診が受けにくく、着込まないと冷えが気になるという難しい時期なので、この記事を参考にしてベストなコーディネートを考えてみてくださいね。