知っておきたい！かぶの豆知識
かぶは15～20℃の冷涼な気候を好むといわれているため、10～12月が旬でおいしい季節です。しかし、3～4月のかぶも甘みがあっておすすめです。
かぶは根と葉では異なる栄養素を持っています。根は淡色野菜でビタミンCやカリウムを多く含みます。葉は緑黄色野菜で、ビタミンCだけでなく、その他ビタミンAやEが含まれており、多くのビタミン類を含む野菜なのです。
かぶは白い根の部分と葉の部分を分けて保存しておきましょう。かぶの葉は使い切れない場合冷凍保存しておくと、ちょっとした彩りや味噌汁の具にできてとても便利ですよ。
かぶの調理方法
かぶはアクがすくないので 下茹でせずそのまま調理することができます。よく似た野菜の大根より火の通りが早いので、加熱する際は時間に注意しましょう。
ビタミンは加熱に弱いので、ビタミンCを活かすなら生のままサラダや漬物にするのがおすすめです。
離乳食として使えるの？
離乳食が始まる生後5、6ヶ月頃から使える食材です。茹でると短時間で柔らかくなるので、赤ちゃんでも食べやすくなりますよ！
今日ご紹介するのは離乳食レシピではありませんが、ある程度取り分けができるようになる月齢になったら、スープの中のかぶだけあげるなど取り分けもしやすい野菜なんですよ。
- 農畜産業振興機構「野菜ブック かぶ」農畜産業振興機構（https://vegetable.alic.go.jp/yasaibook/pdf/c03_22.pdf）
- 太田百合子(監)「初めての離乳食」（ベネッセコーポレーション）
かぶを美味しく食べよう！おすすめレシピ
それでは、かぶを使った美味しいレシピを厳選して5つご紹介します。ぜひ今晩のおかずの参考にしてみてはいかがでしょうか♪
さっと簡単♪柔らか鶏むね肉とかぶのミルクマスタード煮
画像：ameblo.jp
柔らかいかぶがクリーミーになります。寒い日に食べたいメニューですね。子供用にはマスタードを抜いたものを作ると良いでしょう。
材料
- かぶ…2個（約270ｇ）
- 鶏むね肉…約120ｇ
- 塩こしょう、酒…各少々
- 片栗粉…適量
- エリンギ…1/2袋
- 牛乳…200ｍｌ
- にんにくチューブ…2cmくらい
- ウェイパー（中華だしの素）…小さじ1
- 粒マスタード…適量
- 塩…少々
- ドライパセリ…あれば少々
作り方
- かぶは皮を厚めに向き、１㎝厚さのひと口大に切る。 エリンギは食べやすくスライスする。 （または手で裂く）
- 鶏むね肉をひと口大のそぎ切りにし、塩こしょう、酒を振ってもみこむ。
- フライパンにサラダ油を熱し、中火で鶏むね肉を重ならないように並べ、焼く。 その横でかぶを炒める。
- 鶏むね肉のふちが白くなったらひっくり返す。 鶏肉の両面が焼けたらエリンギを加えて、全体を炒め合わせる。
- 牛乳、にんにく、ウェイパー、を加え、フツフツしたら弱火にし、とろみがつくまで5分くらい煮る。 最後に粒マスタードを溶きいれる。塩で味を調える。 皿に入れてお好みでパセリをふる。
かぶとツナのとろとろ煮
かぶとツナで和風の煮物ができます。かぶは短時間で柔らかくなるで、あまり時間もかかりませんよ。
材料(2人分)
- かぶ 3個（約300g） ・水溶き片栗粉 水・片栗粉 各大さじ1
- ・ツナ缶 1缶（80g）
- 万能ネギ又は茹でたカブの葉 適量
- ☆水 100cc
- ☆粉末和風だし 5ｇ
- ☆みりん・醤油・砂糖・酒 各大さじ1
- 水・片栗粉 各大さじ1
作り方
- かぶは皮をむき、乱切りにする。
- 鍋に☆を入れ 煮立て、1とツナ缶を加え 中火で煮込む。
- 2が煮込めたら、Bを加えて とろみをつけ、器に盛り付け、茹でたカブの葉又は万能ねぎを散らす。
超簡単で美味しい＊かぶの塩昆布ごま油和え
画像：ameblo.jp
こちらも時短レシピの1つです。材料もシンプルながらお箸が止まらない味。パパのおつまみにもいかがでしょうか。
材料
- かぶ…200ｇ
- 塩昆布…ひとつまみ（2ｇ～）
- ごま油…小さじ1/2
- 白炒りごま…大さじ1
作り方
- かぶは皮を剥いてスライサーで薄切りにする。 塩少々をふってもみこみ、しばらくおく。
- 水気が出たらキッチンペーパーを二重にして包み、ぎゅっとよくしぼる。
- ボウルに入れ、塩昆布、ごま油、いりごまを加えて和える。 しばらくおいて、味がなじんだらでき上がり。
子どもも食べやすく＊七草おじや（七草粥アレンジ）
画像：ameblo.jp
こちらは七草粥のアレンジレシピです。野菜と主食が一緒にとれるので野菜が苦手の子供にもおすすめです。外食が続いたあとの夕食にもいかがでしょうか。
材料(3～4人分)
- 春の七草セット…1パック
- ごはん…茶碗2杯
- ちくわ…1本
- 味噌…大さじ1
- だしのもと…小さじ1/2
- 卵…1個
作り方
- 七草をよく洗う。 かぶ(皮を剥く)と大根は小さく切っておく。 根っこを切り落とし、葉(草)を食べやすい長さに切る。
- 鍋に水2カップ、だしの素、かぶ、大根を入れて火にかける。 2分ほど煮てから葉(草)、ちくわを入れてさっと火を通す。
- ごはんを加えてフツフツしたら味噌を溶き、強火にしてとき卵を回しいれる。 塩で味を調える。
とろっとおいしい♪豚肉とかぶの味噌炒め
画像：ameblo.jp
豚肉やきのこなどの味わいが、かぶに染みておいしいレシピです。片栗粉によってとろっとしたたれでご飯がすすみますよ。
材料(2～3人分)
- 豚肉…120ｇ
- かぶ…1個（200ｇくらい）
- しめじ…1袋（100ｇ）
- 片栗粉…大さじ1/2
- ☆味噌、酒、みりん…各大さじ1
- ☆しょうゆ…小さじ1
作り方
- かぶの皮を剥き、5ミリ幅のいちょう切りにする。 しめじは石づきを取ってほぐす。 豚肉に片栗粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し、中火で白いかぶが透き通るくらいまで数分炒める。
- フライパンの端に寄せ、サラダ油を足し、豚肉を炒める。 色が変わったらしめじを加えて炒める。
- ☆の材料を加えて、強めの中火で炒め、からめる。
今夜のおかずにかぶを取り入れてみよう！
いかがでしたか？
こんなにもかぶをアレンジしたレシピがあるなんて驚きですよねかぶは、ほぼ1年を通して食べられる野菜なのでぜひ機会があれば、今週はかぶを使ったおかずを作ってみてはいかがでしょうか。
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