共働きで不満に思う事、何か知っていますか?
あなたの家は共働きですか?
私には2人子供がいるのですが、下の子を出産後半年から共働き生活をしています。
家事と育児の両立って子供が小さいうちは本当に大変ですよね。
我が家が共働きを選んだ理由は「経済的な余裕のため」
共働きを選んだ理由は、経済的な余裕のためという家庭がほとんどではないでしょうか。
我が家もそうです。
子供にかかってくるお金、生活費、お休みに家族で旅行に行ったりという娯楽費の足しになれば……。そう思い、夫は正社員、私はパートで働いています。
家事育児の負担がどちらかに偏ることがネック
共働きをしている家庭でまず議題にあがるのが「家事の分担」でしょう。
夫婦で仕事をするなら、家事がどちらかに偏るのは公平じゃないと私は思っています。もちろん専業主婦だからといって「女は家の事をすべてやるもの」とも思いません。
ところが私の場合は夫が「家事は女性がやるもの」という私とは真逆の考えでした。
家事を分担したい、と話を持ち出すことすらためらってしまいました。
共働き夫婦の家事の分担は「平日は妻・週末は分担」
他の家庭はどうしているのか気になって、友人たちに聞いてみると、共働き世帯の多くは家事を夫婦で分担をしているとのことでした。
ですが、その分担の内訳は「平日は妻・週末は分担」。妻が早く帰宅し、平日は1人で家事も育児もこなしているという話でした。
必然的に妻に偏る家事育児。夫と上手く分担するには?
平日は仕事から帰宅し、子供のお世話と家事を同時進行で、息つく暇もない私。一方、帰って来たら自分のタイミングで食事やお風呂をすませソファでケータイゲームを楽しむ夫。
そんな光景を思い浮かべただけで夫に苛立ちを感じることが目に見えていました。
なんとか家事だけでも夫と分担できないだろうか、休日だけ分担ではなく…平日のストレスを少しでも減らしたい…そう思った私は一芝居うつことにしました。
1.全て私がやる。でも、少しずつ切り離していく
最初にもお話したように、私の夫は「女は家の事をすべてやるもの」と思う人なので、そのスタイルでOK!という姿勢で共働きを始めることに。
というより、OK!というフリをすることにしました。
そしてあくまでも自然に、少しずつ家事を夫にもお願いする仕組みをつくることにしました。
食器洗い、洗濯物をたたむ、など何か1つでもお願いして「手伝ってもらう」。これを日々少しずつ繰り返すことで、夫も無意識のうちにやってくれるようになるのではと思ったのです。
2.やり方からお願いし、自信を持たせる
家事をどうしたら分担できるか悩んでいた時、そもそも旦那は家事について全くわかっていないことに気付きました。
そのため、やり方やダンドリが分からない、どこに何があるか分からない、だから「やらない」と言う選択肢になる。
逆にやり方をしっかり教えてピンポイントで1つだけをまずはお願いして、文句や不満を口に出さず褒める。
夫は妻を「助けてやっている」という意識かもしれませんが、知らず知らずのうちに家事に自信を持って率先してやるようになるのでは、と思ったのです。
なんと我が家はこの方法を実践し始めて2週間で、夫の口から「これだけでいいの?もっと何かやろうか?」という言葉をもらいました。
もう一度言いますが、うちの夫は「家事は女性がやるもの」と思っている人でした。
3.「ありがとう」「お疲れ様」をどんどん口に出して伝える
そしてもう1つ、共働きで夫婦が気をつけるようにした事があります。それは、少しわざとらしいくらい「ありがとう」と「お疲れ様」を夫に言うことです。
仕事も家事も育児も、正直疲れます。夫も毎日疲れたと言って帰ってきます。
私が家事と育児に追われている横でくつろぐ夫を見ると「やっぱり私の方が大変」と、思ってしまいます。ですが、私と同じようにそう思うママさん。
文句を言いたい気持ちをグッとこらえてください。夫に怒りをぶつけたくなる気持ちを飲み込んでください。そして新人アルバイトに接するように優しく声をかけてみてください。「いつもありがとう、お仕事お疲れ様」と。
怒りや文句は逆効果。女は女優…。自分が言われて嬉しい言葉なら、まずは自分から相手に言ってみる。そうすることで相手も言いやすくなる、そう思います。
騙されたと思ってやってみてください。
2人が毎日気持ちよく仕事や子供と向き合えるように
家事や育児は大変ですが「毎日頑張っている」それを認めてもらえたら私はすごく嬉しいし、きっと夫もそうだと思います。
2人とも目的は一緒で、2人とも少なからず不満や疲れを溜めています。
そんな時とにかく一言、一日の終わりや何かしてもらった時に「ありがとう」と「お疲れ様」を言われるだけで、また頑張ろうと思えるのもお互い一緒のはず。
家族が楽しく健やかに暮らせるように、
お互いが気持ちよく仕事や育児に向き合えるように、声をかけあって共に働いていきたいですね。