©hoshi.da
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返事をしない、ずっとふざけてばかり…これって中間反抗期?
少し前まではパパママと毎日お話をして、たくさん笑って楽しく過ごしていたのに、急に無口になって態度も悪くなった。こんな子どもの変化に驚いているパパママもいることでしょう。
星田つまみ(@hoshi.da)さんが描いた『中間反抗期という名の成長証明書』にも、8歳の長男の言動が荒くなり、癇癪(かんしゃく)やへりくつに親が悩まされたことが描かれています。これは「中間反抗期」という時期で、第一反抗期(イヤイヤ期)と第二反抗期(思春期にかけて起こる反抗期)の間にある、子どもが反抗的な態度をとる時期ことを指すそうです。
子どもの中間反抗期。親はどう見守ればいい?
イヤイヤ期とは大きく異なり、親に対して言葉で反論をしたり、へりくつをこねて言い負かそうとしたりします。子どもの反抗的な態度が続き、親がへとへとになることも。先輩ママたちは、どのように中間反抗期の子どもと接したのでしょうか。
過度に刺激せず気分転換を提案
中間反抗期とはこういうことか…と思ってます💦
そういうときは変に刺激せず気分が変わるよう提案してます😂それでもだめならほうっておきます。
私がお友達にその態度なら 嫌な気持ちになること、お友達がそんな態度ならもうお話ししたくないと思うかもしれないよ、なにかあったら言葉にしよう。と伝えます。
家庭内で不満なことがあると不機嫌そうに過ごしている、というお子さんを持つママの体験談です。
親はそっと待ってあげつつ「お友達の前だとそうはいかないよ」と伝えているというママ。家庭では子どもの思いに寄り添いつつ、外での振る舞い方もアドバイスする必要があるのかもしれません。
きょうだいへの態度に注意して見守る
(中略)
私に対しても、私がドライヤーかけてるのわかってて遠くで喋りかけてきて、ドライヤー終わると、ねぇ⁈さっきから喋ってるんやけど!なんで聞こえないん⁈と…🥲
(中略)
学校の先生が聞いたらびっくりすると思います。。
なので…
最近は、疲れるので、妹に意地悪したら、それはやめようや😃って言う言い方に変えてみました。
中間反抗期っていうのがあるのを知って、それかな、それだな!と思い込んでいます😅
外では優等生タイプながら、家では反抗的な態度が目立つ子を持つママの体験談です。子どもに対してむきになりすぎると疲れるため、対応をシンプルにしたことで親が疲れにくくなったようです。
長々と話したり叱ったりせず、短い言葉で伝えることで届くこともあるのかもしれません。
中間反抗期とはいえ、きょうだいに当たってしまう状況は避けたいもの。きょうだいがいる子は、弟や妹に対する行動に注意しながら見守る必要がありそうですね。
話し合いの時間を増やした
子供なりに上手く気持ちを出せない、説明できないんだろうなと思ってます。。
日頃から、こういう風にされたらどう思う?とか、こんな時どうしたら良いだろう?とか、色々話し合う機会は増やしました💡
こちらのママは、子どもと話し合う機会を増やし、中間反抗期を乗り越えようとしているそうです。子どもなりに我慢していたり頑張ったりしていることがあるだろうと思いやる姿勢がすてきですね。
自分の態度を他の人にされたらどう感じるだろう?と子ども自身に考えてもらうと、子どもなりに自分の行動を振り返るきっかけになるかもしれません。
中間反抗期は、子どもが成長している証
©hoshi.da
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ついこの間イヤイヤ期を乗り越えたのに、と思ってしまうかもしれませんが、中間反抗期も子どもの成長の一つです。子どもの心は健全に育っていると割り切って、長い目で見守れるとよいですね。
親に対して反抗的な態度を取りながらも、まだまだ甘えたい一面がある中間反抗期の子ども。親子の言い争いが増え、親としてもイライラすることが増えるかもしれませんが、甘えたい気持ちも受け止めてあげる余裕を持てると良いでしょう。
そのためにも、子どものちょっとした反抗は「こういう時期だから」と捉え、誰にも迷惑をかけない状況ならスルーするような「適当さ」も持ち合わせてもよいかもしれません。
- 光の泉幼稚園「知って得する子育て小事典」(http://hikarinoizumi.com/pdf/jiten01.pdf,2022年7月14日最終閲覧)