「悠」という漢字は、細く長いさま、どこまでも長々と続くさまを意味します。
「悠海(ゆうと)」という名前は、海のようにどこまでも広く長く自由に生きてほしい、海のように綺麗な心がいつまでも続くように、という願いを込めて名づけするそうです。
「海」という漢字を使って「と」と読むことが出来るのは知りませんでしたが、とても素敵な名前ですよね。
漢字も読み方もかっこいい名前だと思います。
19.陸海(りくみ)
「陸」という漢字の意味は、水面より上に平らに続く大地、継続して連なるさま、一段高いところに上がる、飛び上がるなどの意味があります。
海にはなくてはならない存在の陸と組み合わせた「陸海(りくみ)」という名前は、まさに海をイメージするものですね。
常に向上心を持ち続けて行動する、リーダーシップを発揮してくれそうな男の子になりそうですね!
また「りくみ」という読み方も珍しいので、個性的な名前を付けたい方におすすめです。
20.琉海(るか)
近年増えている「琉海(るか)」という名前は、男女ともに人気があります。今時で素敵な名前ですよね。
「琉」という漢字の意味は、つるつるした宝石、紫がかった紺色の玉などの意味があります。昔は沖縄や奄美を琉球王国と言われていることから、「琉」という漢字は海をイメージするのかもしれません。
宝石のように輝かしい未来が待っている子、綺麗な海のような心を持つ子などの由来で名付けする方もいるそうです。
この漢字の名前は「琉海(るい)」とも読むことができるそうです。
21.海汰(うた)
「うた」と読む名前は男の子に限らず、女の子の名前としても最近見かけるようになりましたが、こちらは「海」を「う」と読むところが個性的ですね。
少し読みにくさがあるかもしれませんが、男の子の名づけで「海」を使いたいものの、他の子どもとは違う名前・読み方が良いという方におすすめ。
「うた君」という響きも中性的で柔らかい印象があり、海のような広い心を持ち、穏やかで優しい子どもに育ってくれそうな名前です。
22.海(うみ・かい)
男の子に海をイメージする名前をつけたいなら、「海」という漢字1文字だけで名づけをするのも方法の一つです。2022年の名前ランキングでもTOP100に入らなかった名前なので、他の子どもと同じ名前になってしまうことも少ないでしょう。
そのまま「うみ」と読んでも良いですし、「かい」と読んでも良いですね。「うみ」「かい」の読みなら、正しく読んでもらえないことも少ないはず。どちらも2文字読みなので呼びやすいですし、どことなくスタイリッシュな印象もあります。
23.海来(みらい)
「みらい」という名前は、やはり響きが希望にあふれていますね。これから将来に向かって羽ばたいていく子どもにピッタリの「みらい」という名前にも「海」という漢字が使えます。
「みらい」の「らい」には「來」「来」を当てはめることが多いですが、「頼」「礼」「徠」を使って「海頼」「海礼」「海徠」という名前にもできますよ。
漢字ごとの意味も調べて、これから生まれてくる赤ちゃんにぴったりのものを選んでくださいね。
24.蒼太(そうた)
「蒼穹」「蒼空」「蒼海」「蒼天」など、青い空や広く青い海を表現するときに用いる「蒼」という漢字は、とても爽やかですがすがしい印象を受けるのではないでしょうか。
名前につかうと今風のスタイリッシュな雰囲気になりがちですが、「太」を最後に用いることで年配の方からも親しんでもらえそうな古風な印象をプラス。
「蒼」という漢字は女の子の名前にも使われますが、最後が「太」であれば性別を間違えられることもありませんね。
25.碧斗(あおと)
「蒼」とともに青い色を表す「碧」という漢字を使った、海をイメージさせる男の子の名前です。「蒼」は空や広い海の青さを表すのに対し、「碧」は「碧空」という単語に使われることからもわかるように、晴れ渡った深い青空のイメージです。
どちらも広い空や海にちなんだ感じですが、先に紹介したように青緑色の意味もあり、「蒼」よりも色味が深いことから落ち着いた印象になりますね。
「斗」が大きな容積を表す漢字なので、あわせて「落ち着いていて度量が深い人」という意味も与えられそうです。
- 見坊豪紀、市川孝、飛田良文、山崎誠、飯間浩明、塩田雄大「三省堂国語辞典七版」アプリ内スクリーンショットにて確認済(三省堂,2013)










