©ママリ
「いちか」は女の子の名前に人気!男の子でも大丈夫?
最近人気を集めている「いちか」と読む名前。明治安田生命の調査によると、2020年の女の子の名前で人気の読み方では3位に入っています。
2016年では9位だったのでここ4年で6位もランクアップしています。2021年の最新ランキングでは7位と、安定して上位に入っている名前と言えそうです。
人気が高まってきたのはここ数年のようなので新しいタイプの名前ではありますが、さまざまな漢字を当てはめやすい名前ですね。使う漢字による子どもの名前の印象を気にするパパママにもおすすめです。
- 明治安田生命「2020名前ランキング読み方ベスト50」(https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/read_best50/girl.html,2022年6月21日最終閲覧)
- 明治安田生命「2016名前ランキング読み方ベスト50」(https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking-2016/read_best50/index.html,2022年6月21日最終閲覧)
- 明治安田生命「2021年の読み方ランキング」(https://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/index.html#/year/2021y,2022年6月21日最終閲覧)
男の子でもつけて大丈夫!
「いちか」という名前は女の子名として人気ですが、男の子の名前として使いたいという方もいらっしゃいますよね?もちろん「いちか」は男の子でも使える名前です。
「いちかくん」という響きはスマートでカッコいい印象と、先輩ママたちからも好評でした。
「いちか」という名前を男の子に使うときは、男の子の印象がある漢字を使うのがポイントのようです。女の子に多い名前なので、漢字で男の子らしさを出せば性別を間違われることもありませんよ。
「いちか」と読む名前に使える漢字
女の子にも男の子にも使える「いちか」と読む名前。かわいらしいイメージもありますが、どのような漢字を使うかによって名前の印象はガラリと変わります。
それでは「いちか」と読む名前にはどのような漢字が使われるのでしょうか?漢字の選び方に悩んでいる方は、ぜひ参考にして納得のいく名付けをしてあげてくださいね。
一花
「いちか」と読む名前で使われやすい漢字が「一花」です。「花」は女の子の名前に使う漢字候補にあがりやすいのではないでしょうか。「一」も古くから名前に使われてきた漢字なので、幹事の印象としてはどことなく古風で落ち着いた印象を与えられるはずです。
「一つの花」という意味を持つ漢字を使えば、パパママにとって一つの花のような大切な子どもであること、美しく咲く一輪の花のような美しい女性になってほしい…などの意味が込められますね。
一翔
男の子に「いちか」と読む名前をつけるなら、「一翔」という漢字はいかがでしょうか。少し読みづらくなるかもしれませんが、「翔」は明治安田生命の名前調査でも男の子の名付けに人気のある漢字で2位に入っている字です。
「翔」は訓読みで「翔(か)ける」と読むので「いちか」の「か」に使っても不自然ではないのではないでしょうか。
「翔」という漢字には「空高く翔ぶ」「自由に活動する」などの意味があるので、「未来に向かって自由に羽ばたいてほしい」「空高く翔ぶような大きな人になってほしい」などの願いを込められそうですね。広々とした爽やかな印象を与える名前になるでしょう。
依千華
「か」と読む漢字に「花」ではなく「華」を使う「いちか」という名前もあります。3文字名でも自然に「いちか」と読むことができて、優しくやわらかな印象の「一花」よりも、凛としたイメージがあると思われる華やかな名前です。
今回は「い」に「依」をご紹介していますが、「い」と読む感じはたくさんあるので、名字や画数などからぴったりの漢字を選べますね。
そして「いちか」の「ちか」に「千華」を使うととても華やかな様子がします。千の華を咲かせるような楽しくキラキラした日々を歩める子になりそうですね。
一知禾
「一知禾」は3文字で「いちか」と読む名前を付けたい方におすすめ。「禾」は訓読みでは「いね」や「のぎ」と読み、音読みでは「カ」と読む字です。へんとして使われると「のぎへん」になる字ですね。
「一知禾」という漢字を全体で見ると、「一つの知により実りを得る」というような意味を込められる名前ではないでしょうか。
「禾」を「いちか」の名前の中に入れることで、前部の「いち」の意味を実らせるような名前にできそうです。「唯智禾」と書けば頭脳で新しい世界を切り拓いていく子になりそうですね。
唯千香
「いちか」という名前では「唯」を「い」と読むのもおすすめ。「唯一の」という意味があるので、生まれてくる大切な子どものための名前としてピッタリですよね。
「香」は女の子の名前でよく使われる漢字ですが、「かぐわしく良い香り」という意味の他に、「美しい」という意味も持ちます]。この二つの意味を持つことを考えると、女の子名でよく使われるのも納得ですね。
そして「千」は「唯」とは対象的に、多くのものがある状態を指す漢字。名前全体で見ると、「たくさんの美しさを持つ大切な唯一の子ども」という意味を含められますね。
色愛
「色愛」と書く「いちか」という名前は、初めて見る方であれば読み方がわからないかもしれませんね。「色」を「い」、「愛」を「ちか」と読むのは通常の漢字の読みではありません。
しかし華やかさを感じさせる「色」と「愛」という漢字の組み合わせは、女の子の名前としてとてもかわいらしい印象を与えます。
「色」は虹をイメージさせる漢字ですから、「愛」と組み合わせることで「幸運と愛情に恵まれる人生を送れるように」との願いを込められます。読みやすさよりも漢字の印象や意味合いを重視したい方におすすめですよ。
壱夏
「壱」は男の子名でよく見られる漢字ですが、女の子でも使えます。「夏」も性別を問わず使われる漢字ですし、初めてこの名前を見た方からも、ストレートに「いちか」と読んでもらいやすいのでおすすめの組み合わせです。
「壱」は漢数字の「一」として使われることから、「最初の」という意味を持つ漢字。「ひとつしかない」と考えれば、「唯」と同じように「唯一の」という意味も持たせられるでしょう。
「夏」は明るく爽やかで、実りの多いイメージですよね。全体では「トップに立ち実りの多い人生を送れるように」「自分だけの個性や能力を発揮できる明るく爽やかな人になってほしい」などの意味が考えられます。
衣哉
男の子に「いちか」と名付けたいパパママにおすすめなのが「衣哉」という漢字です。男の子名によく使われる「哉」という漢字が入るので、名前を見て「女の子かな?」と思われることも少ないでしょう。
「衣」は「衣服」「着るもの」の意味がありますよね。衣食住という人が生きていくために欠かせないものを表すことから、困ることのない豊かな生活という意味を与えられます。
「哉」は感動の意味を表す特に強い意味のない漢字です。強い意味がないというと、名前の意味を重視される方にとっては物足りなく感じられるかもしれません。しかし意味が強くないからこそ、組み合わせやすく他の漢字の意味を強調できるという利点もありますよ。
- 藤堂明保 他「漢字源 改訂第五版」1977(学研,2010)
- 石飛博光 他「新版 常用漢字五体字集」368(NHK出版,2012)
- 三省堂「国語辞典第七版」(https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13926,2022年6月21日最終閲覧)
ひらがなも人気
「いちか」という名前は、響きを重視する場合、あえて漢字を使わずひらがなで表しても良いかもしれませんね。ひらがなの名前はそれだけで印象に残りそうですし、読み間違いもされないので子どもにとってはメリットがありそうです。
「いちか」という名前に関する先輩ママの声を紹介
パパママで考えて「いちか」と名付けようと考えても、やはり周囲の人からの印象が気になるという方もいらっしゃることでしょう。
そこでここからは、先輩ママたちが「いちか」という名前にどのような印象を持っているのか紹介していきます。
第三者の意見を聞いてから名付けをしたい方は、ぜひ先輩ママたちからの意見を参考にしてくださいね。
最近は当て字を使った名前も増えていますが、たしかに「一花」という漢字であれば読み間違えをされることはほとんどないかもしれませんね。
また「いちか」という名前の男の子についてママリではポジティブなコメントが見られました。
最近は中性的な名前の子どもも珍しくないように思うので、「いちか」という名前は男女どちらにつけても良い気がしますね。
「いちか」は女の子にも男の子にもおすすめの名前!
「いちか」という名前は近年は人気のため実際に「いちかちゃん」「いちかくん」に会ったことのある人もいるかもしれません。ただ同じ読み方でも漢字の選び方によって幅が広がると思うので、他の子と全く一緒、という場面は少ないかもしれませんね。
「いちか」と読む名前をつけたいと考えているパパママは、この記事を参考に、漢字の意味やイメージなども大切にしながら納得のいく名付けをしてあげてくださいね。
響きから考える名付けアイデアをもっと知りたい方は、以下からごらんになれます。