画数の多い名前と名付けのストーリー紹介<男の子編>
男の子の名前で画数が多かった名前は、なんと総画数が41にも及びました。名前と一緒にそれぞれの名前に込められた想いもご紹介しますので、男の子の名付けで悩まれているパパママは、ぜひ参考にしてみてください。
総画数41文字「璃碧翔」
男の子で最も総画数が多いのは「璃碧翔(りおと)」くん。それぞれの文字が「瑠璃」「碧」と青色系のイメージ、さらに「翔」の文字は空をイメージさせる爽やかな名前です。
名付けストーリー
1人目の子が生まれたときに、「碧」という漢字を使いたかったものの女の子だったので使えず、2人目の璃碧翔くんにはどうしても「碧」という漢字を使いたいと思ったそうです。「璃」は1人目の子の名前から、「翔」は大きく羽ばたけるようにという想いから漢字を組み合わせて「璃碧翔」くんという名前になったそうです。
総画数37文字「麟太郎」
次に総画数が多かったのは「麟太郎(りんたろう)」くん。名付けには意味深いエピソードがあったようです。
名付けストーリー
パパママそれぞれで名前を考えて、唯一同じ案だったという「りんたろう」という読み。ママが住んでいた地域や実家、病院が勝海舟にゆかりのある場所だったことから、勝海舟の幼名である「麟太郎」という漢字をあてたそうです。素敵なエピソードですね。
総画数33文字「葵咲陽」
総画数33文字となった男の子の名前は、生まれ月のお花にちなんだ名前をつけたという「葵咲陽(あさひ)」くんです。
名付けストーリー
葵咲陽くんは6月生まれ。6月のイメージが紫陽花であること、季節のイメージとして「葵」があったこと、インターネットで見かけた「葵咲陽」という漢字の美しさに惹かれたというのが名付けの理由でした。他の「あさひくん」と違いのある漢字をあてたかったという想いもあったそうです。
総画数33文字「陽夏琉」
夏の輝く太陽と海をイメージさせる「陽夏琉(ひかる)」くんも、総画数が33と画数は多いですが、それほど難しい漢字を使っていないので、自分で名前を書くようになっても困ることはないでしょう。
名付けストーリー
陽夏琉くんという名前は、パパママが海が好きだったことにちなんでいるそうです。6月に生まれたこともあり、夏の海をイメージさせる名前にしたかったとのことで、パパママの趣味と季節感の両方にマッチした名前になりました。
総画数33文字「藍澄」
続いては、漢字2文字にも関わらず総画数が33となった「藍澄(あいと)」くんです。美しい漢字2文字を組み合わせた藍澄くんという名前には、数々の深い意味が込められています。
名付けストーリー
『藍は夏に咲く花であり(予定日が8月)、花言葉は美しく装う。虹の中の1色で、虹の様に光が当たって輝ける様に。また、東京オリンピックの公式エンブレムの藍色の様に世界で認められる様に。そして、藍染めから連想する水の様に澄んだ心で、漢字の造りである水を登る=困難に立ち向かえる様にとの理由で漢字を選びました。それを夫にプレゼンして、納得してもらい決まりました。』
二つの漢字にこれだけの意味を込められたとのこと。ママの名付けへの意気込みが感じられるエピソードです。最初は「あいと」という響きから考えられたそうですが、読みにぴったりな意味深い漢字をあてられたケースです。
総画数32文字「龍樹」
力強い印象を与える「龍樹(たつき)」くんは総画数が32。名付けのエピソードには、ご夫婦の絆とパパの強い想いが隠されていました。
名付けストーリー
『ずいぶん強い名前だな。と思いましたが、パパから「龍のように強く、樹のようにまっすぐ上におおきくなってほしい」と聞いて、いつも照れ屋で、感情表現しないパパだったのでそこまであかちゃんについて考えてくれていることにうれしくなり、龍樹にきまりました。』
男の子らしい名前も素敵ですが、ご両親の名付けへの想いの強さも感じられますね。
画数の多い名前と名付けのストーリー紹介<女の子編>
女の子は男の子に比べると画数は少なめとなりましたが、総画数38文字という名前をつけられたパパママもいました。
総画数38文字「結璃菜」
総画数が最も多かった女の子は「結璃菜(ゆりな)」ちゃんでした。すべての漢字が画数10以上となっていますが、すべて女の子によく使われる文字で、柔らかなイメージです。
名付けストーリー
結璃菜ちゃんという名前は、人との「結びつき」と「瑠璃色」のような美しさを兼ね備えた女の子に育つように…という想いから名付けられました。最後の「菜」は1人目の子とそろえたそうで、姉妹の結びつきも感じられますね。
総画数35文字「明華嶺」
続いて、総画数が35の「明華嶺(あかね)」ちゃんです。あかねという読みにはいろんな漢字があてられますが、その中でも特に画数が多く、なかなかない組み合わせとなっています。
名付けストーリー
三女である明華嶺ちゃんは、1人目・2人目のお姉ちゃんたちに「華」という漢字が使われていることと、「あかね」という名前がかわいいというパパと1人目のお姉ちゃんの意見から名付けられたそうです。最後の「嶺」は「高嶺の花と言われるような女性になるように」との想いからつけられたとのこと。
総画数34文字「莉愛菜」
総画数34の「莉愛菜(りあな)」ちゃんも、画数は多いですが女の子らしい優しい雰囲気の漢字が使われています。
名付けストーリー
莉愛菜の名前は、姓名判断で「吉」以上になるようにつけられたそう。他の子と同じ名前にしたくないという想いもあったそうですが、画数が多いと他の子の名前と差別化できますね。
総画数33文字「凛桜奈」
「凛とした桜」という、美しい日本女性をイメージさせる漢字を使った「凛桜奈(りおな)」ちゃんは総画数が33。ママは画数の多さから「書くのが大変かもしれない…」と少し心配したそうですが、漢字の美しい組み合わせに惹かれて、凛桜奈ちゃんという名前をつけたそうです。
名付けストーリー
凛桜奈ちゃんのパパは桜の花が大好きで、ママは「桜」という漢字を使う名前を考えたとのこと。
『凛とした、そして、桜のようにたくさんの人に愛されたくさんの人を幸せにする素敵な娘になってほしいとの願いを込めています。』
漢字のイメージも美しいですが、理想の女性像が名前に込められていて、とても素敵なエピソードです。
総画数33文字「菜津愛」
「菜津愛(なつめ)」ちゃんも総画数は33。総画数は多いですが難しい漢字が使われていないので、幼い頃でも自分の名前を漢字で書けそうなところも魅力となる名前です。
名付けストーリー
菜津愛ちゃんの名前はなんと、パパの旧姓・ママの名前・義理のお母さんの名前から1文字ずつとったそう。8月生まれなので「なつ」という読みを入れたいという発想から、見事に漢字があてはまったケースです。
総画数33文字「優咲花」
最後にご紹介するのは、総画数33の「優咲花(ゆずは)」ちゃん。優しく咲く花という、なんとも女の子らしい名前ですね。
名付けストーリー
優咲花ちゃんの名前は「ゆずは」という響きの美しさから考えられました。ママとお姉ちゃんに「咲」が入っていること、「花」という文字を入れたいということから、両家でアンケートを取って決められたそうです。
名付けエピソードとこだわりの漢字をご参考に!
ママリの調査結果から、総画数の多い名前を男の子・女の子で6つずつご紹介しました。名付けエピソードを見ていると、皆さんそれぞれのこだわりを持って漢字を選んでいることがわかりますよね。
「画数が多いとテストのときに大変…」と考えるパパママもいますが、総画数の多い名前は印象的で、他の子と同じになりにくいという魅力もあります。この記事でご紹介した読みや漢字、エピソードを参考にしながら、将来「自分の名前が好き!」と思ってもらえるような名付けをしてくださいね。
ママリの名付け調査とは
この記事では、2020年に生まれた赤ちゃんを対象としてママリ独自の名付け調査で集まった3,700を超えるエピソードの中から画数の多い名前とそのエピソードをご紹介しました。
家族の数だけいろいろな名付けの方法がありますが、今回ご紹介したように、他の人とかぶらない独自性が重要視されているように感じますね。