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松ぼっくりをつける土台を用意します。土台は市販していますが、枯れたツタを使えば手作りすることもできます。枯れたツタを一晩たらいの中で水につけて柔らかくし、何重かに巻いて丸く形を整え、端を円の中に差し込めば完成です。きれいな円ではなくても味があってよい土台になりますよ。
土台ができたら(市販の場合はそのまま)、土台の上部に針金で輪を作って括り付け、飾る時に使うループを作ります。針金の先端はまげてリースの土台内部にしまいます。ループはワイヤーに限らず、麻紐やリボンなどでも代用可能です。落下するとリースが破損してしまうので丈夫なものを選ぶようにしましょう。
写真では手のひらサイズの土台ですが、大きいものや小さいものでも作れます。手持ちの松ぼっくりの数に合わせて選びましょう。リースの土台に対して松ぼっくりが足りない時は、代わりにオーナメントをグルーガンで取り付けたり、雑貨やリボンを取り付けたりしてアレンジしてみましょう。
2.松ぼっくりにワイヤーを巻くorグルーガンでつける
松ぼっくりにワイヤーをつけるやり方は2種類あります。グルーガンでつける方法と、ワイヤーで巻く方法です。
グルーガンで付ける場合には、松ぼっくりのおしり部分にしっかりグルーガンをつけ、U型に曲げたワイヤーを接着します。グルーは多めにつけ、取れないようにしっかり乾燥させましょう。
グルーガンを使わない方法では、松ぼっくりの傘部分にワイヤーを潜り込ませるようにして巻き付けます。しっかり巻くとワイヤーが見えなくなり、見た目がきれいです。1周巻き付けたら両端のワイヤーを松ぼっくりの下部分におろし、1度お尻の部分で結んだあと、土台に括り付けます。ワイヤーは土台に巻く分の余長を考えて長めにしておきましょう。
グルーガンを使う方がワイヤーが端から見えにくいですが、接着が甘いと取れてしまうので気をつけましょう。
3.ワイヤーで松ぼっくりを土台に固定する
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松ぼっくりを土台に固定します。土台の後ろ部分で結ぶか、ラジオペンチなどできつくねじって留めます。ワイヤーだけでは若干ぐらつきが見られる場合にも、複数つけていくうちに固定されていくこともあります。
最後にどうしても固定しきれない部分をグルーガンで固定し、位置調整も行います。グルーガンはすぐに熱くなるので火傷には十分注意して下さい。また、裏側に残ったワイヤーの先端でケガをしないように気をつけてくださいね。念のため軍手をはめて作業すると安心です。
4.グルーガンで簡単アレンジをして完成!
写真は、木の実造花の実や葉の部分だけをカットし、グルーガンで貼り付けたものです。できあがったリースに思い思いのアレンジを加えれば、どこにもない自分だけのオリジナルリースが完成です。
同様に100円ショップなどで売っているサンタや雪だるまのオーナメントをグルーガンで取り付けたり、綿を使って雪を表現したリースにしたりするのも可愛らしいですね。松ぼっくりと一緒にどんぐりなどを拾っていれば、ここで取り付けましょう。
アレンジの場面では子供のアイデアも大活躍。親子で楽しい思い出の時間になりそうですね。あまりクリスマスらしい装飾にこだわらずシンプルに作れば、1年中飾れる玄関やリビングのドア用のおしゃれリースにもなります。色々なアレンジで試してみましょう!
クリスマスに作りたい松ぼっくりのおしゃれ工作アイデア
ここでは、クリスマスに作りたい松ぼっくりを使ったおしゃれな工作アイデアを紹介します。
クリスマスツリー、オブジェ、アクセサリーと簡単にできるものばかりですので、ぜひ作ってみてください。
クリスマスツリー
最初に、松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを紹介します。
用意するものは、松ぼっくり、松ぼっくりを乗せる土台、松ぼっくりをかざりつける絵の具や飾りなどです。
まずは、松ぼっくりを煮沸消毒します。松ぼっくりの傘部分が閉じるまでよく煮ましょう。その後は、天日干しをして乾かし、傘が開くまで待ったら下処理の完了です。
松ぼっくりには、ビーズなどで飾りつけをしたり、緑や白色で絵の具を塗ったりすることで葉っぱの色を出せたり、雪か被っている様子を演出できたりします。最後に、ミニ植木鉢や木の幹などといった土台の上に松ぼっくりを乗せて完成です!








