0歳ママが出産してはじめて知ったこと
どんなママでも、最初は0歳。いろいろな「初めて」を経験しながら赤ちゃんと一緒に成長していくものです。そんな0歳ママが経験する数多くのことは、子供を出産するまでは知らなかったこと、気付かなかったことの連続です。
今回は、姙娠・出産・妊活中の女性向けアプリ「ママリ」に寄せられた、0歳ママが出産を経てはじめて知ったことについての声を集めてみました。
思わず「あるある!」とうなずいてしまうものばかり。たくさんの0歳ママたちが、今日もどこかで育児に奮闘しています。
赤ちゃんには何らかのセンサーがある
立って抱っこで寝かしつけ、ようやく寝たと思いソファーに座ろうとすると必ず目覚めます。同じように、お布団に寝かそうと少しでもかがむと目が覚めます。寝てるはずなのに、何で分かるのー??
我が家は、背中スイッチの前段階の高さセンサーに何度も泣かされました…😅
これは誰しもが経験する事ではないでしょうか。ベッドに寝かせた瞬間、ありえないスピードでパッと目を開く…。思わずドキッとしてしまいますよね!背中のセンサー、おそるべしです。
また、立ったまま抱っこしているとスヤスヤ気持ちよさそうに眠ってくれるのに、なぜか座るとまたもやあり得ないスピードで目を覚ます赤ちゃん。気づかれないよう、ソファーに座ったままバウンドしていても目を覚まされた記憶がよみがえりました。背中センサーと高さセンサーの抜群の機能性には脱帽ですね。
そんな赤ちゃんの不思議な能力の中でも一番感心させられるのは、どんなに小さくてもママがいなくなると不安になって泣くこと。ママの匂いって本当にあるのかな、と思ってしまいますね。ママを必死で探してくれる姿は本当にいとおしいです。
やっぱりたくさん泣く
赤ちゃんは泣くもの。ある程度分かってはいたものの、どんなタイミングでも待ったなしで泣くということは、子供を出産するまでは想像出来なかったことかもしれません。ニコニコご機嫌に遊んでいるかと思えば顔をくちゃくちゃにして泣く…。
真っ赤なその顔もとてもかわいいのですが、今の状況などお構いなしに泣きはじめるので、0歳ママはやはり困惑してしまいますよね。おっぱい飲んでねんねして…という歌がありますが、そんなに簡単な相手ではありません。
信号待ちで泣くという赤ちゃんも多いのではないでしょうか。車が動いているか止まっているかが分かるなんて、赤ちゃんって本当にすごいですね。今まで泣いていたのに、気持ちをすっきりさせた後すぐに泣き止む姿にもとても癒やされます。
びっくりするほど心配性になる
やっと眠ってくれたわが子。背中のセンサーへの挑戦もクリアし、お布団に寝かせることにも成功。スヤスヤと気持ちよさそうに眠っている姿にママも安心、のはずが…。
「あれ…ちゃんと息をしているよね?」「ん?何か泣いている声がするのは気のせいかしら?」など、赤ちゃんの様子が気になって、息をしているか鼻や口に手を当てたり、泣いていないかどうか顔を近づけたり…。こんなに心配性だったかなというくらいの頻度で確認をするというパパとママが続出。この気持ち、分かりますよね。
赤ちゃんが寝ている間に、自分も睡眠をしっかりとらねば!と思うけれど、結局気になってゆっくり眠れない。でも、これはわが子をそれほど大切に思っている証拠です。0歳ママはやはりすごいです。
赤ちゃんの感度に驚愕する
赤ちゃんは、なぜ本物と偽物を見分けられるのだろう…。私自身何度も驚いたことがあります。おもちゃのスマホは当たり前のようにポイ!もう使っていないスマホを渡してもポイ!どこでその感度はつちわれているのでしょうか。
また、赤ちゃんはとてもいたずらっ子。悪いことをきちんと悪いとして認識しているところがありますよね。いたずらをした後の、してやったりの顔にやられてしまうママがほとんどなのではないでしょうか。
高いところを目指してまっしぐらなところも危なっかしくてママは心配ですが、とても頼もしい姿です。何かに挑戦し、成し遂げようとする赤ちゃんの最初の姿と言っても良いかもしれません。
育児はやっぱり大変だ
産む前は3時間寝れたら平気かなと思っていたけどとんでもない。
授乳開始から3時間なので、慣れていなくて授乳に時間はかかるし、オムツ変えたり、あやしたり…
気づけばすぐ次の授乳時間で全然休まらなかった。
こちらも分かってはいたけれど、という気付きですね。育児は、毎日ノンストップ。ママの体調や状況など、一切関係なく次々にやらなければならないことが押し寄せてきます。
ほっと一息吐く時間も、いつの間にか赤ちゃんに関することを調べたり、家事をしたり、次のお世話の準備をしたり…。気付けば結局赤ちゃんのことで時間を使ってしまうことが多いですよね。
育児は最初が大変とはよく言ったもので、寝る時間も、休む時間もママにはありません。でも考え方を変えれば、この大仕事はママである自分にしかできないこと。当然のことながら、赤ちゃんにとってはママがすべてです。この重大な仕事を責任持ってまっとうできるよう踏ん張りたいですよね。
子供番組に詳しくなり、感動する
出産をすると、これまでとは違った目線で物事を見ることが多くなります。その代表的な例が、テレビ番組。子供向け番組を多く扱っているEテレ事情に詳しくなるママも多いのではないでしょうか。
コッシーというキャラの声をサバンナの高橋さんが担当していることや、その中で流れている楽曲の作詞も高橋さんが担当されているということにダブルで驚きました。うたのお姉さんの交代に涙し、新しいアツコお姉さんを日々応援する…というように、ママになってからはテレビを見る視点も変わるものです。
アンパンマンにも詳しくなるという気持ち、すごく分かります。病院の待合室に置いてある絵本を見ながら、子供の「これな~に?」にすべて答える私、すごい!と自分でも感心するほどです。
何よりもいとおしい存在
子供の存在はかわいいもの。誰しもが幼い頃から抱く感情です。しかし自分の子供を出産すると、子供に対する愛情がいかに大きいものであるかに気付かされます。目に入れても痛くない、という言葉が身に染みて分かるような感覚です。
「自分の命に代えてでも絶対に守りたい」「こんな気持ち初めて」というように、子供に対するママの愛情は本当に深いものです。
確かに子育てはとても大変で、終わりが見えません。でも、いつもいつもママの気持ちの奥にはこの気持ちがあるんです。それをしっかり分かっていればきっと大丈夫です。たくさんたくさんママの愛を注いであげましょう。
今日も頑張る0歳のママ達へ
子供を持つと、考え方も、ものの見方も全てが子供中心になりますよね。今までしていたこともできなくなるし、好きなものも変わる。でも、それは決してマイナスなことではありません。
育児は失敗の連続、そして後悔の連続であると私は思います。子供が眠る姿を見て、「明日からまた、この子のために頑張ろう。」そう思いながら、0歳のママたちは日々奮闘しています。
あなたがもしも今悩んでいるのであれば、ぜひそれをプラスに考えて欲しいと思います。赤ちゃんのために悩むことは、赤ちゃんを大切に思っている証拠なのだから。今この瞬間も同じ時間を笑って、そして泣いて過ごしているママたちがたくさんいます。
今日も頑張る0歳のママへ。今日の後悔は、明日への愛情に繋がる近道です。笑いながら、泣きながら、もがきながら、一緒に頑張りましょう。