1. トップ
  2. 住まい
  3. 家電製品・キッチン用品・生活用品
  4. 黄ばみや黒ずみのお悩み解決!種類別の漂白剤の使い方とおすすめ商品10選

黄ばみや黒ずみのお悩み解決!種類別の漂白剤の使い方とおすすめ商品10選

皆さんのご家庭では漂白剤を使っていますか?黄ばみや黒ずみ、子供の食べこぼしによるシミなど、衣類用洗剤だけではなかなか落としきれない時もありますよね。シミを落としたくて漂白剤を使ったら、色落ちしてしまった…。漂白剤って、体に悪そうで使いにくい…。という人もいるかと思います。実は、漂白剤には様々な種類があり、種類や使い方をきちんと知っていれば、毎日のお洗濯やお掃除にとても重宝します。今回はそんな漂白剤についてご紹介します。

PIXTA

漂白剤には種類がある?それぞれの特徴を解説

皆さんは毎日のお掃除やお洗濯で漂白剤をつかっていますか?漂白剤とは、化学反応によってシミや汚れを分解し、汚れを落としやすくしてくれるアイテムです。なかなか落ちないシミなどがスッキリ綺麗に落とせたら気持ちが良いですよね。

漂白剤には大きく分けて「酸化型漂白剤」と「還元型漂白剤」の2種類があります。今回は、一般家庭で良く使用される「酸化型漂白剤」に注目していきたいと思います。

一般家庭で良く使われている「酸化型漂白剤」の中にも2種類のタイプがあるのはご存知でしょうか。それは「塩素系」と「酸素系」です。では実際に「塩素系」と「酸素系」ではどういった特徴や違いがあるのかをみていきましょう。

また、使い方によっては衣類の素材そのものを傷つけたり、人体に影響を及ぼしたりする事もありますので、使用前にしっかりと製品に記載されている注意書きを読んでくださいね。

白いものには「塩素系」漂白剤

洗濯 PIXTA

「漂白剤」と聞くと「汚れを白くする」というイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。汚れを落としてくれるのは嬉しいですが、色物や柄物も白くなってしまった経験のある方もいるかと思います。

まさに、色物や柄物などの色も白くしてしまうのが「塩素系」の漂白剤です。塩素系の方が、酸素系の漂白剤に比べて漂白力が高くなっています。そのため、塩素系の漂白剤で色物や柄物を洗ってしまうと色落ちなどの現象が起きてしまうのです。

塩素系漂白剤は、その漂白力から、お風呂やトイレ、台所など掃除目的で利用することが多いようです。しかし、強力な洗剤の為、取り扱う際は必ず注意事項を確認してください。

塩素系漂白剤の注意点

  • 色物、柄物を脱色させる
  • たんぱく繊維である毛や絹、窒素を含んだナイロンやポリエステルには使えない
  • 臭いが強く毒性がある
  • 酸性のものと絶対に混ぜてはいけません(有毒ガスが発生する)

衣類全般に「酸素系」漂白剤

洋服 amana images

次に「酸素系」漂白剤ですが、こちらは色物・柄物の洗濯に使うことが出来ます。その理由としては、酸素系漂白剤の主成分が過炭酸ナトリウムでできていて、水に溶けると活性酸素が出るという性質があります。この活性酸素の力が汚れを分解して落とす役目をしています。

塩素系の漂白剤に比べると、白くする力は弱いですが、染色が十分にされていない衣類などに使用すると色落ちの原因にもなりますので注意が必要です。

「酸素系」漂白剤は塩素系の漂白剤に比べて、鼻につくニオイもありませんので、洗濯以外にも食器などの漂白に使うこともできます。

酸素系漂白剤の注意点

  • 金属のボタンやファスナーには使用できない
  • 金糸、銀糸は色落ちの可能性がある

漂白剤の使い方と汚れを落とすコツ

洗濯機 amana images

漂白剤の種類や特徴はある程度分かりましたでしょうか。塩素系の漂白剤は漂白力が高く、酸素系の洗剤は色・柄ものの洗濯に向いているということが分かりました。

特徴は分かったげど、実際に使うとなると、どのように使えばいいのでしょうか。使うものや場所、使うにあたってのコツなどが分かれば、お洗濯や掃除がもっと綺麗にできますよね。

そこで今回は、一般家庭で良く使われている「酸素系漂白剤」に注目して、酸素系漂白剤の使い方と汚れを落とすコツをご紹介いたします。

使う前に確認!酸素系漂白剤には「液体」と「粉末」の2タイプがある

ご存知かもしれませんが、酸素系漂白剤の中には液体と粉末、2種類のタイプがあります。

液体タイプは、シミや汚れに直接塗ることによって短時間で効果を得られるといったメリットがあり、粉末タイプではぬるま湯に粉末の漂白剤を溶かしてつけ置きができ、汚れなどを落とすのに高い効果が得られます。

しかし、金属のボタンやファスナーには使用できないので、注意してください。

ではさっそく、酸素系漂白剤の使い方と汚れを落とすコツを見ていきましょう。液体タイプと粉末タイプではおすすめの使い方が違うので確認してみてください。

衣類全体を漂白したいとき

洗濯 PIXTA

衣類全体を漂白したいときは、通常のお洗濯時と同じで、洗濯機に衣類を入れて、衣類用洗剤と酸素系漂白剤を一緒にいれてスイッチを押すだけです。

漂白効果だけではなく、黄ばみや黒ずみも防止してくれる効果があるので、毎日のお洗濯にもおすすめです。色落ちが心配な衣類などは、あらかじめ目立たない部分などでチェックしておくのがおすすめです。

漂白剤は水に溶けやすいので、洗濯物と一緒にいれて大丈夫です。こちらは液体タイプと粉末タイプ、どちらも効果があります。

部分的に漂白したいとき

汚れ PIXTA

夫のワイシャツの袖口や襟などの黒ずみや、子供の食べこぼしによるケチャップ、ソースの汚れなど、部分的な汚れをどうにかしたい時ってありますよね。

そんな時におすすめの洗い方をご紹介します。液体タイプと粉末タイプでは効果的な洗い方が違うので、液体タイプと粉末タイプ、それぞれに分けてご紹介いたします。

液体タイプ

まず、液体タイプの酸素系漂白剤をシミや黒ずみなどの気になる部分に直接塗ります。その時に押さえたいポイントとしては、液体洗剤が汚れや黒ずみ部分に十分にしみこむ程度に塗って下さい。

塗り終わったら、放置せずにすぐに他の衣類などと一緒に洗濯をしてください。直接しみこませているので、より漂白の効果が得られやすくなります。

粉末タイプ

粉末タイプでの部分漂白方法は、まず衣類を洗濯して汚れを先に落としておきます。次に、洗面器などにぬるま湯を用意し、粉末の漂白剤を入れて溶かします。

そして、汚れの気になる部分に付けてしばらく置いておきます。ぬるま湯が覚めてからすすぎ洗いをして、漂白剤を落とします。

また、コットンなどの白い布には少し温度の高めのお湯を使うとより効果てきです。しかし製品にもよるので、必ず注意書きをよく読んでから行ってください。

頑固な汚れにはつけ置き洗い

Yシャツ amana images

なかなか落ちない頑固なシミや時間がたってしまった黄ばみ、黒ずみなどのしつこい汚れを落としたいときは、つけ置き洗いがおすすめです。

まず、洗面器などに漂白剤と衣類用洗剤を混ぜ合わせておきます。漂白剤は使用量の目安に従って使ってください。液体洗剤の場合は漂白剤を直接汚れにしみこませるとより効果的です。粉末タイプの場合は衣類用洗剤を入れず、漂白剤のみを溶かした液で大丈夫です。

次に作った液に汚れの気になる衣類を入れます。この時、30分~2時間程度、つけて置くと効果的です。また、十分に液が衣類にしみ込んでいるかチェックしてください。

時間がたったら、液から衣類を出して水で綺麗にすすいで液を洗い流してください。なお、水で綺麗に洗い流すのが面倒な時などは、他の洗濯物などと一緒に洗濯機に入れて洗ってしまっても大丈夫です。この時、粉末タイプでは、衣類用洗剤も一緒に入れてお洗濯をしてください。

汚れ・消臭に効果あり!おすすめ漂白剤10選

洗濯 PIXTA

酸素系漂白剤の使い方や洗い方のコツはいかがでしたでしょうか。毎日のお洗濯でも簡単に使うことが出来るので、これからのお洗濯ものに是非活用してみてください。

ではここで、毎日のお洗濯にとっても便利な漂白剤をご紹介いたします。普段の衣類洗い、色・柄物へ使える酸素系漂白剤と、白物におすすめの漂白力が高い漂白剤をピックアップしました。

使い方などは各製品の注意事項などをよく読んでからお使いください。

1.溶けやすい粉末タイプ、人気のシャボン玉石けん

シャボン玉石けん シャボン玉 酸素系漂白剤 750g

過炭酸ナトリウム100%の粒上で溶けやすい酸素系漂白剤です。衣類のお洗濯はもちろん、シミ抜き、油汚れ、殺菌、消臭の効果が期待できます。

酸素系漂白剤なので、色・柄ものに使えてオールマイティーに活躍すること間違いなしですね。50度以下の温湯に溶かして、石鹸などと併用すると高い効果が期待できます。

2.酸素のナチュラルパワーでパワフルに!

オキシクリーン 500g 酸素系漂白剤 衣類用

人気の酸素系漂白剤オキシクリーンです。頑固な汚れやシミを酸素のナチュラルパワーでパワフルに分解してくれます。より頑固な汚れには、付け置きが効果的です。

粉末状の洗剤なので、汚れの目的に応じてお湯などで薄めてシミ抜きとしても使用できます。気になる臭いも解決してくれるので、子供の横漏れしてしまった衣類などにおすすめです。

3.抗菌成分配合で菌移りを防ぐ

ワイドハイターEXパワー 酸素系漂白剤

液体タイプの衣類用漂白剤、ワイドハイターEXパワーは、漂白、消臭、除菌成分の他に抗菌成分が新配合されました。抗菌成分配合なので、洗濯中の菌移りや繁殖を防いでくれる効果があります。

また、漂白剤特有のツンとした臭いを無くし、爽やかな花の香になっているので、毎日洗濯をしているママにとっては嬉しいですよね。

時間がたったシミには直接ワイドハイターEXパワーを付けて洗濯すると効果的に汚れを落とすことが出来ます。

4.これ1本で使い方いろいろ、家事の強い味方

パックス 酸素系漂白剤

酸素の漂白作用で黄ばみや黒ずみを漂白してくれるパックス酸素系漂白剤はママの強い味方です。パパのいつも来ているワイシャツの黒ずみや、赤ちゃんの肌着などもキレイにお洗濯できます。

衣類以外にも、まな板や食器、おしぼり、哺乳瓶の消毒にも使えるので、これ1本でお家の除菌ができちゃう優れものです。忙しいママの強い味方です。

5.除菌もできる!イタリア産まれの漂白剤

ビアンコプーロ 酸素系漂白剤

スタイリッシュなボトルデザインが特徴の、イタリア産まれの酸素系漂白剤です。このおしゃれなデザインは、置いておくだけでランドリースペースを素敵にしてくれそうです。

セーターなどのおしゃれ着にも使用できる優れものです。わざわざクリーニングに出さなくてもお家で簡単に漂白が出来るので経済的に嬉しいですよね。

柑橘系の爽やかな香りで、毎日のお洗濯シーンを素敵にしてくれること間違いなしではないでしょうか。

6.衣類にもキッチンの除菌にも効果的!

地の塩社 酸素系漂白剤

衣類の漂白にはもちろん、部屋干しによる生乾きの臭いなどにも効果的な粉末タイプの漂白剤です。

衣類以外にも、キッチンの除菌、消毒などにも利用でき、なかんかメンテナンスが難しい洗濯槽のカビ胎児などにも利用できる優れものです。

これ一つで、家の水回りお掃除が一通りできちゃいますね。

7.シルクやウール素材にも万能な漂白剤!

手間なしブライト 酸素系漂白剤

色・柄物、ウール、シルクにも安心してお使いいただける酸素系漂白剤です。衣類に付着した頑固な皮脂汚れの黒ずみや、黄ばみを落としてくれます。また、衣類用洗剤と一緒に使うことによって、黒ずみや黄ばみの予防にもなります。

子供の食べこぼしによるシミにも効果的なので、忙しいママ達の強い味方です。

8.子供の食べこぼし汚れにはこれ!

ChuChuBaby チュチュベビー 酸素系漂白剤 液体タイプ

液体タイプで子供の食べこぼしや、汗シミなどにも素早く部分漂白できます。シミを落とすだけではなく、赤ちゃんのうんち漏れなどのシミの気になる臭いにも効果的です。

こちらの漂白剤は、漂白に必要な酸素分解をさらに効果的にする「酵素」が配合されています。酸素の泡と洗浄成分、酵素のトリプルの働きで頑固な汚れをきれいにしてくれます。

ぬめりが残りやすいプラスチックの食器などの洗浄にもお使いいただけます。

9.色・柄ものの仕上げにおすすめ!

ランドリークラブ 液体カラーブリーチ 酸素系漂白剤

ブリーチというと色を抜いてしまうのではと思いがちですが、こちらも酸素系漂白剤なので、色・柄ものにも安心してお使いいただけます。臭いもスッキリしてくれるので、毎日のお洗濯には欠かせません。

色・柄物もくっきりと洗い上げててくれるので、いつでも綺麗なお洋服を楽しめます。こちらは、洗濯に適した漂白剤になっているので、必ず洗濯用洗剤と一緒に使用してください。

10.白もの専用!黄ばみ解消にはこれ!

花王 ハイドロハイター

白もの専用の強力な漂白洗剤です。白のワイシャツやお洋服など、黄ばんでしまって洗濯だけではなかなかとれない時ってありますよね。

そんな時におすすめなのが、こちらのハイドロハイターです。白もので水洗いができる繊維であれば、使用できるので、旦那様の黄ばんでしまったワイシャツなどは、つけ置き洗いで綺麗に白く解決しちゃいましょう。

白もの専用となり、色・柄物に使うと色落ちの原因になるので注意してください。

漂白剤を有効活用し、清潔で快適な毎日を

家族 白 amana images

漂白剤は種類によって、取り扱いなどに注意しなければ危険なときもあるので、皆さんがお使いになる際は、必ず製品に記載の注意書きなどをよく読んでください。

よく使われている酸素系漂白剤は、色・柄ものなど気にせずに使えるので、毎日のお洗濯に取り入れてみてはいかがでしょうか。汚れを落とす効果だけでなく、除菌、消臭の効果もあるので、衣類用洗剤と一緒にお使いいただくことをおすすめします。

漂白剤によっては衣類だけでなく、キッチンなどの水回りのお掃除にもつかえるので、是非活用してみてください。清潔で快適な毎日の暮らしを漂白剤がサポートしてくれるはずです。

おすすめ記事

「漂白剤」 についてもっと詳しく知る

リファレンス一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧