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監修:佐藤りか

「家事が終わらない日々から抜け出したい…」疲れ果てる前にやめる5つのこと

最近なんだかイライラする…疲れているのに休めない。そんな人に向けて、脱・イライラのために「やめるべきこと」をお伝えする特集。第4回は「毎日やらなくてもいい家事は回数を減らす」です。家事は365日待ったなしで、こだわろうとすれば際限なく続きます。疲れ切ってしまったら毎日やらなくてもいい家事はやめて、脱・イライラしましょう。

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家事は毎日やらなくてもいい

「掃除はこまめに、洗濯も大人と子どもに分けて洗っています…」そんな方は、日々の家事だけで疲れ果てていませんか?毎日の掃除、洗濯、炊事とやることはたくさん。子育ても家事も完璧を目指してヘトヘトでは、心身ともに休まるときがなくイライラがつのってしまうものです。

ここからは、毎日やることをやめていい家事を、5つに分けて紹介します。

掃除機がけは数日に1回で十分

掃除機 PIXTA

掃除機がけを毎日のルーティンにしていませんか?掃除機がけのために床の物を片づけて、整理して…という事前準備も含めて、毎日掃除機をかけるのは、実は大変な作業です。

掃除をしないと気が休まらない、あるいは健康上の理由があるという方は別ですが、少しくらいホコリがあっても実は何も問題はないものです。部屋全体の掃除機がけは数日に1回として、あとは汚れが気になったときにやればOKですよ。

洗濯しない日があっても、着る服があれば問題なし

洗濯 PIXTA

衣類の洗濯は、分類して洗濯機に入れて、干して、取り込んで、たたんで片付けるという時間拘束の長い家事です。

家族構成や洋服の使用量にもよりますが、洗濯物が少なめなら2~3日に1回でも十分なはず。当日と翌日に着られる衣類があれば、毎日洗濯しなくても大丈夫。手を抜けるところは抜きましょう。

たまった洗濯物を楽に洗濯できるよう、乾燥機能付き洗濯機の導入を検討してみてもよいですね。

料理をしない日があってもいい

家事 PIXTA

家事のなかでも時間がかかる代表格が、調理。しかも3食、家庭によっては離乳食もとなると負担感は大。調理が苦痛に感じるなら、レトルトや冷凍食品、缶詰、総菜、お弁当を利用しましょう。

最近は、安心安全面を考慮した食品も多く販売されていて、手料理でないからといって引け目を感じる必要はまったくありません。

また、付け合わせの野菜をカットするなら、一気にたくさん切り、残りは冷凍しておくのもおすすめ。次に使うときはカットされた食材をそのまま使えるため、料理をする日の時短になりますよ。

拭き掃除は、汚れが気になるときだけでいい

拭く PIXTA

床拭き、棚拭き、窓拭きなど、あちこちの拭き掃除を毎日やっている方、拭いても拭いても汚れる毎日に疲れていませんか?子どもがはいはいを始めたり、つたい歩きをしたりするようになると、色々と触るため気になると思いますが、広範囲の拭き掃除は毎日しなくてもOKです。

子どもが触るもので特に気になるものや、何かこぼしてしまった、ベタついている、ほこりが目立つ…と感じたら拭く程度と考えると、気が楽になるでしょう。

買い物は毎日行かない

買い物袋 amana images

子どもが小さいうちは、買い物も子連れという方が多いかもしれません。大人が1人で行くときよりも、子どもが言うことを聞かずストレスが増すことも。買い物が負担になっているなら、毎日行かなくても大丈夫です。

3~4日分、可能なら1週間分まとめ買いするのもよいですが、荷物が多いと持ち帰るのが大変。できれば、ネットスーパーや宅配を利用すると楽ですよ。

家事の頻度を減らして、休む時間を作ろう

ティータイム PIXTA

家事は人によって満足できるレベルが違います。まじめな人こそ、これをやっても、あれをやっても満足できず消耗してしまうかもしれません。

しかし一番大切なのは、自分が疲れない範囲で行うこと。人との比較、理想と現実のギャップに苦しまず、負担に感じずに続けられる程度の家事を心がけましょう。できる限りで家事の時間は削減して、ホッとお茶を飲める時間にかえてください。

小さな「やめる」を積み重ねて、イライラから脱出していきましょう。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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