子育て中の家は、散らかっているのが普通
結論からいうと、子育て中の家は散らかっているのが普通です。
掃除や片付けでストレス発散できるなら家をきれいにするのもよいですが、片付けが面倒、できることならやめたいと感じているなら「きれいな状態をキープすべき」という義務感はなくしましょう。ここからは、考え方のポイントを3つに分けて紹介します。
インスタ映え・ミニマリストに憧れない
最近では、インスタ映えを意識したり、ミニマリストとしてすっきり生活したりするスタイルも話題です。ただ、小さい子どもがいたら、玄関にはベビーカー、部屋にはおむつやミルクといった消耗品、ベビーグッズやおもちゃ、いただいたお下がり…と、ものであふれていて当たり前。
せっかく子どものために用意したものを、無理に整理しなくても大丈夫。子どもの成長とともに自然と処分できると考え、今はものでいっぱいでも気にしないようにしましょう。危険なものだけ片付けて、安全が守られていれば満点です。
他人の部屋と比較しない
SNSなどのネット上にアップされた写真や動画を見て、自分の家と比較していたらきりがありません。投稿されたものは、写真を撮るために準備した背景で、作られたものだと考えましょう。
他人の部屋と自分の部屋を比較する癖がつくと、自分ができていないことにイライラしてストレスが大きくなります。今は何といっても子育て中。小さな子どもは「散らかすこと」「ばらまくこと」「汚すこと」が毎日の日課のようなものです。
「今は仕方ない」と割り切って、他人と比べるのはやめると気持ちが楽になりますよ。
「今は片付けにそそげるエネルギーは無い」と割り切る
子育て中は、時間・気力・体力の大部分を育児にそそいでいます。「そそいでいる」というより「そそがざるをえない」という感じでしょうか。
その結果、部屋の片づけのためのエネルギーが残らないのは当然のことです。「今は育児でいっぱいいっぱいだから無理」と自分の現状を認め、割り切ることも大切ですよ。
友人や親せきを家に招くときは、いつもよりも片づけなくてはと思うかもしれませんが、あまり無理をしないでできる範囲でやるのがベターです。
「ま、いっか」で乗り切ろう!
育児をしながら、いつもきれいな部屋をキープするのは本当に難しいこと。今は目の回る忙しさで、部屋は足の踏み場がないくらい散らかっているとしても、子どもが大きくなったら自然と変化します。
理想は有りつつも現実を受け入れ、「まいっか」と割り切って気楽に乗り切りませんか。小さな「やめる」を積み重ねて、イライラから脱出していきましょう。