思うようにできない育児中の家事、どうしたら?
子供が生まれてから思うように家事ができないと感じたことはありますか?思っていたよりもうまく進まない、なかなかやることが減らないと悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ・ママリにこんな声が寄せられました。生後9ヶ月のお子さんを育てるママからの投稿です。
全然家事できてない~という人でも、話を良く聞くと、えっめっちゃしてるやん!ということが多々あり、自分の駄目さ加減に落ち込んでおります。見栄とか建前とかそういうの一切捨てて、本当にどれくらい家事をやってるのか教えてください。
ちなみに私は今は専業主婦でやってる家事といえば、
毎日しているのは、主人の弁当作り、晩御飯(簡単ですが1汁4菜)、洗濯、子供関係だけです😢
掃除機かけは週2😢お風呂やトイレの掃除は簡単にはしますが、ガッツリするのは本当たまに😢なのに何故か毎日いっぱいいっぱいでイライラしています...要領悪いのかなぁ😥
この気持ちは筆者にも心当たりがあります。
毎日子育てに追われていると、これまでなんとなくできていたはずの家事がとても負担に感じるようになりました。しかし「主婦なんだから、これくらいはできていないと…。」と自分を責めてしまう日も。
上手に工夫して、家事や育児をちょっとでも楽しく取り組めるようにしたいものです。先輩ママたちの声を聞くと、なにかヒントが見つかるかもしれませんね。
子育て中の家事、ママたちはこうしています
子育てしながらの家事は、なかなかの重労働。睡眠時間が満足にないときもあるので出産前とは勝手が違います。
ママたちはどんなふうにして乗り切っているのでしょうか。ママリに寄せられた先輩ママたちの声を紹介します。大変だと感じているのは自分だけじゃないんだと分かると、ちょっと元気が出るかもしれません。
出産前に比べると全然やっていません
朝ごはん毎日おにぎりだけ
昼適当弁当
夜 簡単ご飯
洗濯たまりすぎて旦那の仕事着なかったり、部屋に髪の毛おちまくってるとかあります。
汚すぎて義母がきて片付けてくれました😂だめ嫁です
「全然やってません」と言っているけれど、ご飯の準備はきちんとされているので最低限はきちんとできていそうですよね。
自分のこととなるとあまりちゃんとやれていないように感じますが、それは皆同じなのではないでしょうか。出産前に比べると完璧だとは言いがたいかもしれませんが、最低限必要なことは何とかできているものです。
毎日することを決めておく
心に余裕がないと、考えるだけでもつらくなるもの。
毎日必ずやる家事を決めておくと、考える手間を省くことができます。同じように、一週間のうちで家事のできる曜日や掃除の場所などをを決めておくのも良いでしょう。
完璧にできないことがもどかしいときもありますが、ある程度あきらめることも必要かもしれませんね。
ついでにできることは毎日する
玄関の掃き掃除は週2位、トイレは汚れが気になったら。
夕飯も基本毎日作りますが、下準備が面倒な野菜(里芋とかブロッコリーとか)は冷凍物使ったり、たまにパスタソースも市販の使ったりしてます
育児中の家事は、何かのついでにやる、そろそろ限界だからまた今度、などという理由付けをして行うことが増えるのではないでしょうか。わざわざ腰を上げて本気で掃除をしようという、気持ちの余裕や体力が残っていないからかもしれません。
でも、ついでの掃除だけで十分。料理も市販のものや冷凍食品など上手に取り入れ、できるところは手抜きをしても大丈夫。
出産前の自分と比べすぎず、適度に行なっていきましょう。
夫と役割分担を決めて
毎日の夕ご飯は、先に帰ってきてる旦那が、主に。
子供の離乳食は私。
洗濯と干す、畳むは私。
旦那の作業着と保育園に行ってるので、着替えとかタオルとかで毎日してます。
掃除は、週一掃除機かければいい方、
ラグマットがゴミで気になったらコロコロ。
トイレ、洗面は、旦那かわたしが気になったら。
洗い物は私。
朝の離乳食準備は私。
自分の朝ごはん。
旦那は旦那で食べたいのを食べる。
立派にされてると思いますよ‼️
4菜とか、私が専業主婦でも無理です
産後、仕事を再開すると家事の負担はますます大きくなります。夫婦で話し合って、きちんと分担を決めておけるのが理想的。
夫があまり担当してくれなくても、育児が大変な時期は手抜き家事に理解を示してくれるとありがたいですね。
やっているのに、「やれてない…」?
毎日しているのは、洗濯と、晩御飯に汁もの、副菜作るのと、子どもの事です。
掃除機も同じく週2くらい、お風呂は入る前にささっと、トイレは汚れてたらするくらいです。
ほんと、なんで毎日こんなにいっぱいいっぱいなんだろう。。
掃除・洗濯・育児・食事の仕度。それだけしていたら、ちゃんと家事をしているということになるのではないかと筆者は思います。
本当に家事ができないから心がいっぱいいっぱいになるということも、確かにあるかもしれません。でも、本当に自分は何もできていないのか、冷静に見つめてみましょう。案外きちんとできているものですよ。
筆者は「手抜き主婦です!」と宣言しました
筆者自身、とてもポジティブに「手抜き主婦」を公言しています。
完璧な主婦なんていません。なんでも全力でしようと頑張っていると、きっとクタクタになってしまいます。手抜きできることを上手に見つけて、できるときにできることだけをするようにしています。
息子がまだ小さかったときは、以下のような心がけで家事のストレスを減らすことができました。
家事を「妻の仕事」ではなく「家族の用事」と呼ぶ
家じゅうのことを自分1人でしなければならないと思うと、それだけで心がパンパンになってしまいそう。初めての子育てだけでいっぱいいっぱいだった筆者は、まず自分の考え方を自由にしようと考えました。
これには夫の協力も必要ですが、家事を「自分がしなければならない仕事」と見るのではなく、「家族皆の用事」ととらえることで、1人で抱え込まなくてもよくなりました。
「できる人がしたらよい用事」と思っているので、夫に任せても罪悪感がなく素直に「ありがとう」と言えるんです。
なにかが変わるわけではなくても、自分の考え方だけで楽になることもありますよ。
助けてもらうことを恥ずかしいと思わない
育児は1人ではできません。親や夫の協力は本当に力になります。友だちの支えも大きいですね。
それだけではなく、買い物先で接する人などどんな人からのものでも受け取れるものは何でも活用しました。正直にお願いしたり、ときには謝ったりして、積極的にコミュニケーションをとるようにしたことが良かったと思います。
甘えではなく、できることは頑張りますができないこともあると自分で認めるようにしていました。そうすると肩の力が抜けて、人の温かさにほっこりできるんです。この考え方は、今でも自分自身のコミュニケーションの輪を広げるのに役立っています。
できないことより「今日できたこと」に注目!
子育て中の家事は、思い通りにできなくて当たり前です。出産前と同じようにできるとしたらそっちの方が不思議。
思うようにできないときも、今日自分が家族のためにできたことを考えます。
朝早く赤ちゃんの泣く声にたたき起こされて一日が始まり、夫のお弁当を作り、大量の洗濯物を片づけ、買い物と夕食の準備をする…。
全てをこなしつつ、赤ちゃんを笑顔であやしたりお世話をしたりしているのですから、とても立派なことです。
なので筆者は、今日も自分に「大変よくできました」をあげたいと思います。
「全然やってない」。そんなママはいないはず
家事が思うようにできていないことはあるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?きっとそんなことははないでしょう。必ず、家族のために何かをしているはずです。
ママたちの声にも「やっていない」という回答が多数。しかし実際には、夫の協力や手抜き料理もありつつ、洗濯や食事の準備などできることはちゃんとやっているんですよね。
家事が思うようにきちんとできないのは、さぼっているからではありません。子育てに手がかかるからです。今はそれが必要な時期なのですから、それで良いのではないでしょうか。
「今日もよく頑張った」と自分を褒めて、明日も上手に過ごしてくださいね。