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自宅でできる毛布の洗濯方法とメリットや注意点をご紹介

毛布の洗濯は、洗濯機を何回もまわさないといけないので厄介ですよね。水道代を気にしてコインランドリーやクリーニングを活用している方も中にはいるかもしれません。けれど、自宅で洗濯する方が安く済むことを知っていましたか。今回の記事では、自宅で毛布を洗濯するメリットと効率的な洗濯方法をご紹介していきます。また、少し不安になってしまう洗濯表示の正しい読み方も説明しています。

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毛布を自宅で洗濯するメリットをご紹介

家族全員分の毛布を洗濯すると洗濯機を何回もまわすことになるため、コインランドリーやクリーニングで洗濯をしている方もいるかと思います。

自宅で洗濯する方が良いこともあります。そのメリットをご紹介していきます。

自宅で洗濯すればするほど安く収まります

家計 PIXTA

ご家庭の洗濯機では、家族全員の布団が入りきらないことが多く、コインランドリーで一気に洗ってしまった方が安く収まると考えている人もいるのではないかと思います。

実は、自宅で洗濯すればするほど安く収まりますので、家計にも優しいのです。

コインランドリーで冬用毛布を洗濯する場合、1枚あたり約400円〜500円がかかります。さらに、乾燥もする場合は、プラス400〜600円ほど必要になります。これを家族全員分となると大きな出費になりますよね。

それに比べて自宅で洗濯する場合は、1回まわすにあたり約150リットルの水が必要となります。そこにご自宅にある洗剤と電気にかかる費用をプラスしたものが全体でかかる費用となります。

東京都水道局では、水道料金が1000リットルあたり約140円かかるとしています。そのため、布団を1枚にあたりかかる水道水は約21円となります。洗濯機を1回まわす電気代は、意外と安くて約2円〜3円とされています。1回に必要な洗剤の量もそこまで必要ではありませんので、約1円です。以上の子から、水道料金と電気代、洗剤費用を合わせても1回あたり約30円で収まるのです。

コインランドリーでは約400円〜500円かかっているのに対して、自宅で洗濯すると約30円で抑えることができます。これを毎回繰り返していると大きな差になることがわかりますよね。

また、クリーニングは毛布の種類などによりますが、およそ1000円〜4000円かかります。

自宅で洗うことが1番家計に優しいのです。

自宅で洗濯することで家事にかかる時間も短縮できます

家事 PIXTA

毛布のクリーニングは、季節や混み具合にもよりますが、だいたい1週間かかります。

コインランドリーや自宅で洗濯する場合は、1日で洗濯することができます。しかし、コインランドリーで洗濯する場合は、自宅からコインランドリーまでの移動時間も必要ですし、洗濯が終わったタイミングで乾燥機に入れ替える手間などもありますので、1日の予定が組みづらくなってしまいます。

自宅で洗濯する場合は、洗濯が終わってしまえば外に干して、乾くまで自由に時間を使うことができます。ママにとって洗濯だけが仕事ではありませんので、自宅で洗濯する方が上手に時間を使うことができます。

出典元:

洗濯する前に気をつけるべき4つのポイント

家事 PIXTA

自宅で毛布を洗濯するときには、気をつけるべき注意をおさえておく必要があります。適切でない洗い方をしてしまいますと、傷んだり、色落ちしたりする可能性がありますので、お気をつけ下さいね。

洗濯する前に気をつけるポイントをご紹介していきます。

1.洗濯表示をしっかりと確認しましょう

虫眼鏡 PIXTA

自宅で布団を洗うときに見ておくべき点は、「家庭で洗濯ができるのか」「乾燥はどうするべきなのか」「漂白剤はしようできるのか」の3つの項目です。基本的に言葉で説明している製品が多いですが、中には洗濯表示のみ記載されていたり、海外製品を使用していたりする場合は、しっかりと記号を理解してから洗濯しましょう。

また、2016年12月に洗濯表示の記号が国内外で統一されることになりました。そのため、記号が増えてより細やかな表示になっていますので、それ以降に毛布を購入した方は新しい洗濯表示について確認しておくと、分かりやすいかもしれません。

新しい取扱い表示|楽しい家事、応援サイト・マイカシ|花王

自宅で洗濯できるか確認しましょう

「家庭洗濯」の項目では、洗濯機で洗うことができるか、手洗いで洗う必要があるのか、家庭で洗うことができないのかの3点をまず確認してください。洗濯表示に合わせた洗い方をしましょう。

洗濯機で洗うことができる毛布でしたら、表示されている「数字」と「弱マーク(新表示では記号の下にある線の数)」を確認してください。数字は、洗濯に使う液温の限度となります。弱マークもしくは記号の下に線がある場合は、水流の弱い洗濯処理が必要となります。

乾燥機を使えるか確認しましょう

「乾燥」については、どのように脱水できるのか、どのように干すことが良いのかを確認しましょう。

また、海外製品や新しい洗濯表示では、タンブラー乾燥についての記号があります。「□」の中に「◯」が入った記号に「×」がついていた場合は、ドラム式乾燥機の使用を避けましょう。

漂白剤を使えるか確認しましょう

「漂白剤」については、「エンソサラシ」と書かれたマークに罰がついているかいないかを確認しましょう。罰がない場合は、塩素系漂白剤を使用して漂白をすることができます。

新表示では、漂白について3パターンの記号があります。「△」マークがあれば、塩素系および酸素系漂白剤による漂白が可能です。「△」に斜線が2本入っているマークがある場合は、酸素系漂白剤による漂白ができますが、塩素系漂白剤による漂白ができません。「△」に罰マークがある場合は、漂白ができません。

2.目立つ汚れは前処理が必要です

洗剤 PIXTA

洗濯をする前に、汚れを簡単に落としましょう。子供が食べ物や飲み物をこぼしてしまう時もありますよね。そういったシミなどの汚れは洗剤の原液をつけてブラシや洗剤のキャップなどで軽くしみ抜きしましょう。また、物干し竿にかけて、ホコリや髪の毛などを落とすとより綺麗な仕上がりになります。

3.適切な形に畳んで洗濯ネットへ入れましょう

畳む PIXTA

身体に直接触れる側の方が汗などの汚れがあります。そういった汚れをしっかりと落として、綺麗な仕上がりにするために、横側から屏風のようにジャバラ状の形に畳みましょう。その後、横長なジャバラ状になった毛布をくるくるロールさせて丸い形にしましょう。

洗濯機に入るような形にできましたら、洗濯ネットに入れてください。

4.洗濯ネットを入れてから洗濯を始めるまでの注意ポイント

洗濯機 amana images

洗濯機に入れる前に、直接肌に触れている裏側がどちらになっているか確認してください。肌に触れて汚れている側が下になるように洗濯機に入れましょう。

適切な洗濯コースを選択して、洗剤をセットすることができましたら、浮いてしまいがちな毛布を両手でしっかりと押し静めてから洗濯を始めましょう。

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洗濯機で洗うことができない時は浴槽を使った踏み洗い

浴槽 PIXTA

洗濯機に入らない大きな布団を洗う場合は、浴槽を使って洗うことができます。浴槽でできる、毛布の踏み洗いの手順をご紹介していきます。

1.ジャバラ状に畳みましょう

布団 PIXTA

肌に触れて汚れた方が外側にして、浴槽の大きさに合わせてジャバラ状に畳みましょう。汚れている方を外側にすることで汚れがより落ちやすくなります。

2.端から踏み洗いをしていきましょう

洗う PIXTA

毛布に満遍なくつかるように水と適量の液体洗剤を浴槽に入れて、端から「足踏み」するように洗っていきましょう。子供と一緒に足踏みをすると楽しいかもしれませんね。

3.シャワーを使ってすすぎをしましょう

浴槽 amana images

足踏み洗いが終わったら、洗剤液を浴槽から流し、すすぎはシャワーをかけながら行います。毛布からしっかりと洗剤液が落ちるように、シャワーをかけながら足踏みをしましょう。

4.柔軟剤を適量入れましょう

柔軟剤 PIXTA

再度、毛布に満遍なくつかるように水をため、柔軟剤を適量入れてからまんべんなく足踏みをしてなじませましょう。柔軟剤が毛布になじんできましたら、水を抜いて足で踏んで水分を押し出していきましょう。

5.浴槽の縁にかけて脱水しましょう

浴槽 PIXTA

毛布を浴槽の縁部分にかけて、水を切り脱水しましょう。もし、絞ることができる毛布でしたら、子供と一緒に端を持って、絞ると良いかもしれません。水が切れて軽くなってから、もの干し竿に移動して干します。

6.外に干しましょう

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毛布は厚く乾きにくい為、外に干す時は物干し竿を2本使用して、毛布がM字型になるようかけると効率良く乾かすことができます。また、日が当たらない裏側乾きにくい為、干している途中に表裏をひっくり返すとよりはやく乾かすことができます。

出典元:
  • ライオン「「毛布」を洗う前の確認・準備と洗い方・干し方」Lidea くらしとココロに、彩りを。(https://lidea.today/articles/167

毛布と自分の忙しさに合わせた洗濯方法を選びましょう

家事 PIXTA

快適な睡眠のためにも、毛布は綺麗な状態を保ちたいものですよね。けれど、毛布の洗濯は手間がかかりますので、高頻度で洗うことが難しいです。忙しい時は無理せずに、コインランドリーを使用したり、クリーニングにお願いしたりしましょう。余裕がある時に自宅で洗濯すると良いかもしれません。

また、使用している毛布に合わせて洗濯方法が異なりますので、長く綺麗に使うためにもなるべく洗濯表示に合わせた洗濯方法を心がけるようにしましょう。

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