植物は、日光にあたらないと枯れてしまうといったイメージがあるかと思います。背丈の低いグランドカバーになりますと、他の植物などの陰になり育たないのではないか、といった疑問があるかと思います。
お庭の状況によって、日陰が多いのであれば、日陰でも育つ耐陰性の高い植物がおすすめです。また、日陰は湿気も多いので、耐陰性のある植物でも多湿でも育つかの確認が必要です。
グランドカバーにおすすめの植物、20選
上記5つの種目がグランドカバーに適していることが分かりましたが、実際にどういった種類がおすすめなのでしょうか。
グランドカバーで使われている植物の数はとても多く、多いお店では300種類以上のグランドカバー向け植物を取り扱っています。そんなに種類が多くても、実際に選ぶときに困ってしまいますよね。
そこで、街や公園でも見かけたことのあるような、馴染みのあるおすすめのグランドカバーから、あまり見かけないものまでを20種類ご紹介します。自宅の庭にあったイメージや植える場所などで選んでみてください。
1.インテリアとしても人気のセダム
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多肉植物として、インテリアなどでも人気のあるセダムは、グランドカバーとしてもおすすめの植物です。セダムは繁殖力も強く、ちぎって他の場所に植えるだけで成長していきます。暑さや乾燥に強く、1年を通して緑色の常緑植物です。
ふっくらとした見た目がとても可愛らしいですね。
2.小さい丸い葉が特徴のワイヤープランツ
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ワイヤープランツは観葉植物として人気が高い植物です。小さな丸い葉が特徴のワイヤープランツですが、細くて頑丈な枝がワイヤーの様に見えることから、名前の由来が来ています。
ワイヤープランツは湿気のある場所を好み、繁殖力も強く枝を伸ばしながら成長していきます。5月~8月頃には白い花を咲かせる多年草です。
3.たくさんの花をつけるクリーピングタイム
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ワイルドタイムとも呼ばれるほふく性タイムの桃花です。葉の色は赤花タイプよりも少し明るい緑色です。耐寒性があり生育も旺盛。グランドカバーとしておすすめです。
「クリーピング」とは英語ではい回るといった意味があります。クリーピングタイムはその名のとおり、育つ時に地面を這って広がります。こちらも繁殖力の強い植物で、冬でも枯れずに緑色の常緑植物です。
4月~6月頃になると小さな紫色の花を円状に咲かせるとても可愛らしい植物です。花付きが良い為、4月~6月頃の花のシーズンにはたくさんの咲き誇るクリーピングタイムの花を楽しむことが出来ます。
4.湿気を好むリシマキア
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黄色みの強いグリーンや、暗めのダークグリーンなど、様々な葉色がある「リシマキア」はとても生命力の強い植物で、湿気の多い場所を好みます。
また、リシマキアは水草としても楽しむことが出来ます。そのため、お庭に小さいな池などがある場合もおすすめ。5月~6月頃に黄色い花を咲かせ、冬は茶色く紅葉したりと季節によって変わる多年草です。
5.4つばの葉で縁起が良いクロバツメクサ(ブラッククローバー)
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「クロバツメクサ」別名「ブラッククローバー」とも呼ばれています。その名の通り、クローバーよりも黒い葉が特徴となっており、シロツメクサの変種になります。
よく道端に生えているシロツメクサよりも繁殖力は弱い為、広がりすぎたりせず手入れはしやすい植物です。また、基本的に葉が4つありますので、とても縁起が良いと好まれています。こちらも5月~6月頃に花を咲かせる多年草です。
6.シルバーの葉が珍しいディコンドラ(シルバーフォール)
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ヒルガオ科の半耐寒性多年草。銀色に輝く小さな丸い葉が、寄せ植え等の素材にとても人気があります。庭に植えれば横に広がってグランドカバー状に生育し、ハンギング等に使えば、長く垂れ下がって生育します。
ディコンドラの中で、葉の色が銀色のシルバーフォールという種類です。基本的に乾燥に強く、水はけのよい場所を好みます。日当たりの良い場所では、葉のシルバーがはっきりとしますが、寒い時期の霜などにはあまり強くありません。
葉の色がとても珍しい為、人気があります。ディコンドラにはシルバー以外にもエメラルドといったはっきりとした緑色の種類もあります。









