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多肉植物のおすすめって?種類に合わせた育てるコツや増やし方の方法もご紹介

PIXTA

株分け

根 amana images

鉢の中で株がいっぱいに増えてきたら、株分けをすることで増やすことができます。株分けは子株を出しやすいアロエ、アガベ、エケベリア、センぺルビブム、セダム、ハオルチアなどが適しています。

手順は以下の通りです。

  1. 鉢から根をゆっくり取り出します。
  2. 土を軽くほぐして、株を外します。手で軽く引っ張ると簡単に外れます。
  3. 植え替えと同じ要領で鉢に植え込みます。
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多肉植物の型別でわかる育て方のコツ

育てる 植物 PIXTA

春秋型と夏型、冬型で多肉植物の性質は大きく変わります。冬型は、夏に休眠をとるタイプのため、冬に成長します。それぞれの型にあった育て方をすることで、多肉植物は成長していきます。

多肉植物の型別を理解し、適切な育て方をしていきましょう。

ハオルチアのような春秋型の育て方

春 PIXTA

春秋型の育て方を季節ごとにご説明していきます。

春と秋は日当たりと風通しがよく、雨が当たることのない場所に置きましょう。屋内でも室外でも構いません。室内であれば窓を開けて、風通しの良い部屋に置いてください。風通しの悪い閉め切った部屋に置いてしまった場合、蒸れて枯れることがあります。また、屋外に置くときは必ず雨の当たらない軒下に置くようにしましょう。

夏の直射日光は避けましょう。7月から9月はレースのカーテン越しのような明るい日陰で育ててください。夏に休眠期に入る春秋型種は、夏型種に比べると直射日光に弱く、傷みやすい特徴があります。夏はできるだけ遮光して育てましょう。

冬は室内の日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。11月下旬ごろから室内に取り込み、日がよく当たる窓際などに置くと良いです。風通しを心掛けて、エアコンの風や加湿器が直接当たらない場所に置いてください。

水やりについては、春秋型にとって春と秋は生長期であるため、4月~6月と、9月~11月にかけては、土が乾いたら水をたっぷり与え、休眠期に入る7月から9月と11月下旬~2月は水やりを控えましょう。

アロエのような夏型の育て方

夏 PIXTA

夏型の育て方を季節ごとにご説明していきます。

春から秋にかけて、日がよく当たる、風通しの良い場所で管理してください。屋内でも室外でも構いませんが、室内であれば窓を開けて、風通しの良い部屋にしましょう。風通しの悪い閉め切った部屋に置いてしまうと、蒸れて枯れることがあります。また、多肉植物は水を切るのは苦手なため、屋外に置くときは雨の当たらない軒下などに置くようにしましょう。雨に当たると、水切りができずに蒸れて腐ってしまいます。

夏は、直射日光を避けるようにしましょう。レースのカーテン越しのような明るい日陰で育てることがおすすめです。日光が大好きな多肉植物でも、強烈な光線は苦手です。蒸れの原因になったり、葉焼けをおこしたり、葉が溶けてしまったりする可能性があります。

冬は、室内の日当たりが良い場所で管理しましょう。11月下旬ごろからは、室内に取り込み、日がよく当たる窓際などに置くようにします。夏型種は冬でも屋外で越冬できる種もありますが、念の為、室内に取り込んだ方が良いでしょう。休眠中は日の良く当たる場所に置いて管理してください。

水やりは、生長期にたっぷり与え、休眠期には控えるようにしましょう。夏型種の生長期である4月から10月までは土が乾いたら水をたっぷり与え、休眠期に入る冬は水やりを控えるように心がけてください。

ダドレアのような冬型の育て方

雪 PIXTA

冬型の育て方を季節ごとにご説明していきます。

冬型種は通年、風通しがよく、雨の当たらない明るい日陰に置くようにしましょう。夏型種に比べ、暑さと直射日光に弱い特徴があるため、通年遮光をした明るい日陰で育ててください。また、夏型種と同様に雨は蒸れの原因になり、直射日光は葉焼けを引き起こすため、避けることが大切です。

盛夏は扇風機などで鉢の温度を下げるようにすると良いです。真夏は扇風機で風を送って植物の体温と鉢を冷やし、湿気がなく除湿の効いた部屋に移すなど工夫して、少しでも暑さから避難させるようにしましょう。冬型種は元々高山地帯に自生していたものが多いため、日本の酷暑が一番苦手で夏越しに苦労があります。

冬は室内の日当たりが良い場所で管理しましょう。11月下旬ごろから室内に取り込み、日がよく当たる窓際などに置いてください。冬型種といってもそれほど寒さに強いわけではないため、室内で越冬させてください。また、秋ごろから生長期に入るため日光によく当ててください。冬だけは直射日光に当てても平気です。

水やりについては他の型種と同様、生長期にたっぷり与え、休眠期には控えるようにすることが大切です。冬型種は、9月から翌年の5月ごろまでが生長期で、6月から真夏の8月までが休眠期になります。夏型種とは生長期と休眠期がほぼ逆なので、一緒に育てる際は注意しましょう。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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