布団乾燥機はダニ対策以外にも役立つ！使い方とおすすめ商品を紹介

ダニ、アレルギー対策や衣類など、布団乾燥機の魅力を解説

布団乾燥機は、布団がなかなか干せない時でもしっかりと布団を乾燥させることができますので、一台あると非常に便利です。特に日当たりの悪い場所に住んでいる場合は、布団乾燥機を使いますと、外で干すよりもふわふわになり、効果を実感している方も多いのではないでしょうか。

まずは、そんな布団乾燥機の魅力をご紹介します。

天候にかかわらず布団を快適に、ダニやアレルギー対策にも

布団を干すときは、天日干しが一番効果があると考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、梅雨時など雨が降る日が続きますと、なかなか布団を干すことができません。ダニや菌の繁殖等も気になりますよね。

布団乾燥機があれば、時間や天候にかかわらず、好きな時間に布団を干すことができます。また、高温の熱風を当てて布団を乾かしますので、50度以上の温度が20分以上続きますと死滅すると言われているダニなどの対策にも効果的です。

天日干しが難しいベッドのマットレスもしっかり乾燥

毎晩コップ一杯の汗をかくと言われておりますので、寝具はこまめに干したり洗濯したりしたいですよね。

掛け布団や敷き布団は外で干すことができますし、布団カバーや枕カバーは洗濯機で洗濯することができます。しかし、ベッドのマットレスは、天日干しすることは難しく、衛生面が気になってしまいます。

布団乾燥機があれば、日光に当てるのが難しいベッドのマットレスを乾燥させ、清潔に使うことができます。

室内干しにも大活躍！衣類や靴の乾燥、消臭に

部屋干しは、洗濯物に生乾きの臭いが残ったり、乾ききらずに湿ってしまったりするのが気になりますよね。布団乾燥機は、この部屋干しが快適になるようサポートすることもできます。

布団乾燥機には、衣類乾燥カバーがついているものや、送風アタッチメントがついているものがありますので、それらの機能を使って、衣類の消臭と乾燥を行うことができます。

マットや衣類・靴乾燥など、布団乾燥機を選ぶポイントを解説

布団の乾燥以外にも、日常の様々なシーンで使用できる布団乾燥機。何を基準に選んだら良いのでしょうか。

ママ目線から、布団乾燥機を選ぶ際のポイントをご紹介します。

使いやすさならマットなし、しっかり乾燥させたいならマットあり

布団乾燥機には、マットが付いているものとマットが付いていないものがあります。

マットやホースが付いておらず、吹き出し口を布団にセットするだけで布団の乾燥が可能なタイプの布団乾燥機は、ハンディで使いやすく、マットを広げたり畳んだりする手間もありません。準備も片付けも楽ですので、忙しいママにおすすめです。また、マットの大きさを気にする必要がありませんので、ベビーベッドやお昼寝用の布団など、乾燥したい布団のサイズを気にせずに使うことができます。

マットを使うタイプの布団乾燥機は、マットの力で布団や衣類をしっかりと乾燥させることができます。ダニや雑菌などが気になり、布団をしっかりとあたため乾燥させたい、という方におすすめです。

布団以外も重要！衣類や靴の乾燥機能

布団乾燥機は、布団の乾燥以外にも、衣類の室内干しや、蒸れが気になるブーツや靴の乾燥に役立つ機能がついているものが多くあります。

ご自宅に浴室乾燥機や乾燥機付き洗濯機がない方や、部屋干しをすることが多い方などには、衣類の室内干しをサポートしてくれる機能があると嬉しいですね。

また、靴を乾燥させる機能にも着目してみてください。靴は、一度洗うとつま先まで乾燥させるのに時間がかかってしまいますが、布団乾燥機の靴乾燥機能を使いますと、短時間でしっかりと乾燥させることができます。子供の運動靴などは特に洗濯頻度が多いため、この機能がありますと、ママも快適ですよね。

使用頻度や収納スペースに合ったサイズや重さを

布団乾燥機本体のサイズや重さも、購入の時に注意したいポイントです。

使う頻度が多い方は、小型で軽量のものを選びますと、出し入れも楽で使いやすいです。また、ベッドや布団の配置上、布団乾燥機を置いて使えるスペースがあるかどうかもチェックしましょう。

空気清浄機や暖房機能があるものも

布団乾燥機には、空気清浄機や、スポット利用する暖房として使える機能を備えているものもあります。

新たに空気清浄機やストーブなどを買うほどではありませんけれど、すでにご自宅にある暖房器具などでは少し不足を感じている場合、役立てることができますよ。

使い方に合わせて選ぼう！ママにおすすめの布団乾燥機

それでは、特に子供のいるママにもおすすめの布団乾燥機をご紹介していきます。マットあり、マットなしのものなどそれぞれご紹介しますので、各ご家庭のニーズに合ったものを選んでみてくださいね。

1. シャープのプラズマクラスターで布団も部屋も清潔に

シャープの布団乾燥機は、「プラズマクラスター」を使って、布団や枕をしっかりと消臭しながら乾燥させることができます。プラズマクラスターはプラスとマイナスのイオンを放出して空気を浄化する、シャープ独自の技術です。

布団を乾かす際に使用する乾燥マットが付いておりますので、ダニやアレルギー対策をしっかりと行うことができるのも嬉しいですね。

布団乾燥を行わない時は、「ワイド送風アタッチメント」を使用して衣類の室内干しをサポートしたり、押し入れやクローゼットなど気になる場所を消臭したりすることもできます。もちろん、靴やブーツの消臭や乾燥もできますよ。「空気浄化運転」機能を使って空気清浄機として使用したり、寒い時の暖房として使用したりすることもできます。

2. 象印はホースなし、マットなしの手軽な形が魅力

炊飯器などで有名な象印の布団乾燥機「スマートドライ」は、マットやホースを使わず簡単に使用することができる布団乾燥機です。厚みも13cmとコンパクトですので、布団やベッドの上に置いてスマートに使用でき、隙間にサッと収納できるサイズ感が嬉しいですね。

マットが無くても、布団乾燥機としての機能は網羅しており、ふとんの隅々までしっかりと温風を行きわたらせ乾燥させることができます。「7つのおまかせ機能」で、ダニ対策から寝る前の低温あたためまで、乾燥方法を細かく選べるのも魅力的です。

3. 日立のアッとドライはベビーベッドでも楽々乾燥

日立の「アッとドライ」も、マットを使用せずに乾燥を行うタイプの布団乾燥機です。ロングホースと「ふとん乾燥アタッチメント」を使って布団を乾燥しますので、ベビーベッドやダブルベッドなど、布団の大きさを気にせずに使うことができます。

この「ふとん乾燥アタッチメント」は、室内干しの乾燥を助ける役割も果たします。ホースの先のノズルを「くつ乾燥アタッチメント」に付け替えますと、雨などで濡れてしまった靴や、洗った靴の乾燥なども行うことができますよ。

さらにしっかりと衣類を乾燥させたい場合は、別売りの衣類乾燥カバーを使用するのがおすすめです。

4. パナソニックの薄型マットなしタイプはナノイー機能も

パナソニックの布団乾燥機は、薄型で手軽に使用できるマットなしのタイプと、しっかりと布団を乾燥できるマットありのタイプがあります。今回は、こちらのマットなしのタイプをご紹介します。

ホースの先についたノズルを布団の間にさすだけで、布団を乾燥することができます。ホースは約100cmまで伸ばすことが可能ですので、マットレスの位置が高いベッドから敷布団まで、様々な高さに対応します。重さ約3.3kg、幅14cmのコンパクトサイズですので、収納や持ち運びにも便利です。

靴や衣類も、少量でしたら乾燥させることができます。パナソニック独自の「ナノイー」機能と温風で、枕などの気になる臭いをしっかりと消臭できるのも嬉しいポイントですね。

5. マット式にこだわる三菱で季節に合ったふんわり布団が実現

三菱電機の「フトンクリニック」は、布団をすみずみまで清潔に乾燥させる「マット式」にこだわった布団乾燥機です。布団の隅々まで熱が行きわたりますので、気になるダニや花粉対策もしっかりと行うことができます。

また、部屋の温度に合わせて、布団乾燥やあたための仕上げ温度を自動で調節しますので、夏は涼しく、冬は暖かい布団で眠りにつくことができます。

乾燥マットは、ラックハンガーにかけて、衣類を乾燥させることもできますよ。ホースに靴専用のアタッチメントをつけますと、靴やブーツの乾燥も行うことができます。

6. とにかく軽い！使いやすさならアイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの「ふとん乾燥機カラリエ」は、約1.8kgと軽量でマットが不要な、コンパクトで使いやすいタイプの布団乾燥機です。布団の間にホースを入れ、スイッチを押すだけで、布団を乾燥させることができます。

付属の「くつ乾燥アタッチメント」を使用しますと、靴やブーツなどの乾燥も可能です。部屋干し衣類の乾燥や、押し入れ・クローゼット・キッチンや洗面所など、気になる箇所の乾燥にも使用することができますよ。

コンパクトなのにこれだけ活用できますので、気軽に布団乾燥機を使用したいママにおすすめです。

布団乾燥機を賢く使って快眠と快適な暮らしを

布団乾燥機は、本来快眠を促すために睡眠環境を快適に整えるためのアイテムですが、布団乾燥以外にも便利な機能がたくさんあります。

ご家庭のニーズに合わせた布団乾燥機を選びますと、日々の家事や洗濯などもより快適に行うことができますよ。あなたに合ったものをじっくりと選んでみてくださいね。