神隠しならぬ「子隠し」にあってしまう事件が続出?
小さいお子さんと一緒に生活していると、思わぬいたずらに遭遇しますよね。
中でも多いのが「ここにあったはずのものがなんで?」と、思わぬ「神隠し」ならぬ「子隠し」に遭ってしまうこと。
印鑑や鍵、財布など、無くしては困るものはちゃんと保管しておいたはずなのに、なんでないの?と探していたら、想像もしなかったところからぐちゃぐちゃになって発見される…こんな経験をしたことのあるママもいるのではないでしょうか。
そんな「子隠し」あるあるのエピソードをご紹介します。
なんでこんなところに?ママたちが経験した「子隠し」エピソード
それでは、小さいお子さんがいる家なら経験したことがある?「子隠しあるある」をご紹介します。
「今はまだ遭遇したことがない」というママも、ある日突然、「子隠し」に遭遇するかもしれませんよ…。子育ての息抜きに読んでみてくださいね。
リモコンは寝室で仲良く並んで「ねんね」
赤ちゃんや子供が大好きなリモコン。でも、リモコンがないと、テレビやエアコンなどの電源をつけることができないし、DVDも見られない…。ママは困ってしまいますね。
リモコン、どこに行ったの?ソファの隙間や、床の下などにある場合はまだママでも気づきやすいのですが、探しても探しても見つからなかった時、なんと!寝室で並んでブランケットをかけられ、「ねんね」していました。
寝室のベッドの上には、テレビのリモコンや、エアコンのリモコンなど、家で必要な電化製品のリモコンがずらり。保育園でお昼寝をするときのように、並んで「ねんね」させたかったようなのです。
ママも、まさかリモコンが寝室で並んでお昼寝しているとは思いませんよね…。
諭吉さん失踪!発見時はあられもない姿でママも涙目
赤ちゃんや子供はママのお財布が大好き!
子供の「お財布好き」にいち早く気付いたママは、使わなくなったお財布や、子供用の安いお財布を買ってあげるのですが…そんな「ニセモノ」では満足できない、本物志向のお子様たちには、通用しません。
中でも大好きなのがお札!ジャラジャラしていかにも子供受けが良さそうな小銭より、お札の方が価値が高いことを知っているのかしら…まだ若いのに、お目が高いですね。
そして、ある日突然、お財布の中にいらっしゃったはずの諭吉さんが失踪!ママは真っ青に。どこに行ったのかな…と捜索して、やっと見つかったのは、びりびりのあられもない姿。
これ、セロハンテープでつなげたら、まだお金として使えるのかな?なんでよりによって漱石さんではなく諭吉さんなの?ママは涙目です…。
磁気は大丈夫?なめなめ、かじかじのポイントカード
お財布の中身でお札の次に人気なのが、ポイントカード。
子供たちは、ポイントカードを「ピッピッ」とするレジごっこも大好きですよね。「ポピントカードはお持ちですか?」といった、ちょっと惜しい言い間違いも可愛いです。
そしてもう一つ、子供がもれなくやりたがることは、「なめなめ」「かじかじ」。部屋の片隅から発見されたポイントカードには、もれなくよだれのにおいと歯形が付いています。磁気が通れば良いんだけど…。
なくした印鑑、犯行の跡をたどっていくと思わぬところから!
子供が大好きで、ママも大事なもの…「印鑑」もその一つですよね。重要な書類にも必要なので、なくしてしまっては困ります。ママも、使うたびにちゃんと所定の位置に戻しているはず。そう、戻しているはずなんです。
だけど、ここに置いておいたはずの印鑑がない!床や壁に犯行の跡がペタペタ。スタンプみたいにペタペタできる印鑑は子供にとっても格好の遊び道具なんです。その形跡から推測して捜索を進めていくと…
あった!場所はまさかの薬箱の中、思いもよらぬところから出てきます。印鑑は子供の手の届かないところに置いておいた方がよさそうですね。
でも、日々成長していくちびっこギャング。高いところもいつの間にか椅子や踏み台を使って上手に手が届くようになっているんです。なかなか手ごわいですよ。
家の中からどんぐりころころ
ママにとって「大事なもの」が思わぬところから見つかるだけではありません。子供たちには、「なんでそんなところにこれ入れちゃったの…」という困ったいたずらもお手の物です。
子供たちが大好きなどんぐりや石ころ。道端で拾って集めて持って帰るまでは良いのですが…。ポケットに入れておいたらママも気づくことができますが、なぜか冷蔵庫に眠っていたのを発見した日には、ママもぞっとしてしまいます。
どんぐりって放置すると虫が湧くと聞いたことがあるママもいるのではないでしょうか。まだ大丈夫だよね…?背筋がぞっとする「子隠し」です。
綿棒がいつの間にか減るホラー
綿棒とか楊枝なども、何が面白いのか大人にはよく分かりませんが、子供たちは、あれをバーッと出すのが好きなんですよね。
バーッと出したらだいたい、残りは放置。そのたびにママが怒るので、なんとなく「片付けなければならない」ことも認識します。でも、一度出してしまうと、元通りには戻せないのが、子供の悪いところでもあり、可愛いところでもあり…。
見るたびにだいぶ数が減っている綿棒の箱。ああ、これは、我が家のいたずらっこの仕業だな。でも、「ママにバレませんように」と慌てて片付けている姿を想像すると、ちょっと微笑ましいですね。
鍵の番人はなんと…!
ジャラジャラと鍵が入ったキーケースも、子供が大好きなものの一つ。鍵をガチャっとやって、家の鍵が閉まったり開いたりするのも楽しいんですかね。
そしてこの鍵、見つからないと家を出られない!いつも置く場所を決めているのに、なんで見つからないの…?ああ、もう家を出ないと遅刻しちゃう!
念のため子供に聞いてみると「○○ちゃんが持っているよ~」とあっさり解決。今日から、鍵の番人は子供に託した方が良いのでしょうか?でも、やっぱりちょっと不安です…。
「子隠し」は注意しながらも広い心で見守って
子供の発想力はとても豊かです。親には想像もつかないようなところに物を隠していたずらすることも。いや、本人は、いたずらしている自覚もなく、ただ好きなものを自分の好きなところにキープしておきたいだけかもしれません。
なくすと困るものは、あらかじめ子供の手の届かないところに保管しておいた方が安心ですが、いたずらを通して成長していくこともあります。「子隠し」をする子供には、注意をしながらも、広い心で見守ってあげる余裕があると、親子ともにのびのびと過ごせそうですね。