子供は鋭い観察眼の持ち主
夫婦喧嘩で夫に対してさらっと暴言を吐いてしまったその翌日…子供が着せ替え人形で遊んでいる最中に、そのときの台詞を言っているところを見てしまったというようなママ、いませんか?
子供の観察眼は本当に鋭く、良くも悪くも生活の中で発見したあらゆる事柄を吸収します。そして覚えたての言葉はすぐに使ってみたくなるものです。
みなさんだって、経験があるはずですよ。
大人がビックリ!子供の言動・しぐさ7選
「子供の振り見て我が振り直せ」というような教訓を得た!というママもいるという話を聞いたことがあります。では、子供がどんな大人のしぐさをまねているのか、実際にみていきましょう!
1.「ボクつかれているから、お風呂でゆっくりあったまりたいんだ」
思わず、アニメのごとく目が点になるような言動。「今日一日、昼寝もしてたくせに、君は何をして疲れたんだい?」と問いただす前に、我が子の一日の行動を振り返ってみてしまうママ続出です。でも、「疲れを取るために風呂で温まる」という思考は誰にインスパイアされたのだろう…と不思議になりますよね。
2.きゃっ!着せ替え人形が2体ベッドで添い寝してる…
おませなお子さんを持つママなら経験あるのでは…。これ、私自身がやっちゃってたお話です。幼いころ、某着せ替え人形ハウスセットがお家にあり、毎日のようにおままごとで遊んでいました。
実は…、女の子の人形と、そのボーイフレンド人形を人形用のベッドに添い寝させていました。子供はすやすや寝息を立てているようにして、仲の良いご夫婦をしっかりと観察していることが分かりますよね。
3.「ママ、パパは二番目に好きだった人なの?」
思わず、胸に手を当て「心当たりある!あり過ぎる!」とぎょぎょっとするママもいるかもしれません。子供に問いただすと「二番目に好きだった人と結婚すると、幸せのピークを探そうとするから、幸せになるんだって。でも、一番好きな人と結婚することになったら、もうそれが幸せのピークなんだってよ」との答えが返ってきたのだとか。一番好きな相手と結婚すると、それは不幸への入り口なのか…?と思ってしまいますね。
こんなシチュエーションに遭遇したら、「一番好きな人と幸せの向こう側を探すべきだよ!」とお子さんにきちんと教えてあげることがママの務めです。それと同時に「目の前に複数の異性がいたら、しっかりと選びぬく大切さ」も…?いや、そこまではまだ早いかもしれませんね。
4.「ママ、ちゃんと歯磨きするんだよ!」
当時2~3歳くらいの我が子に言われた言葉です。間食でチョコレートをつまんでいた時に言われました。普段口酸っぱく、「おやつのあとはうがいだよ!クッキーやチョコを食べたら歯磨きしようね!」等といっていたからでしょう。
子供に歯磨きをせかされ、うっかりつまみ食いはできないなと思ったエピソードでした。
5.「ここの店、昔からこうだったっけ?」
「君は昔を語れるほど大人じゃないよ!」と思わず突っ込みたくなるような一言。落ち着いて振り返ってみると、ママ本人が「昔はもっと安かったのに」、「パパって昔からこんなんだったっけ?」などと口癖のように「昔は、昔は」と発言していた事実が出てくるから面白いですね。
6.「生きてて良かったぁ~!」
夏の暑い日、おでかけ先で炭酸入りのジュースを飲ませてあげた時の一言。人生3年目にして「生きてて良かった」とは…。きっと、喉がからからだったんでしょうね。
この他、別バージョンで「人生最高だね!」や「今日のこと、一生忘れないっ!」といった発言もあげられます。
7.「ねぇ、ママはニートなの?」
「子供が立て続けに熱出しちゃって、先週一週間引きこもってたわ」という会話を受けて、子供の口から出た言葉。
ニートや引きこもりに関する特集を情報番組で報じた後の出来事だったから、子供心ながらに「ママがニートだったらどうしよう」と小さな胸を密かに痛めていたのかもしれません。
たくさんの会話が心を育てます
子供の周りであふれる「言葉」。良くも悪くも言葉が子供の心を育てます。
まだ理解できないから良いだろう、子供には聞こえていないよねと思っていても、耳に入ってきた音や言葉は視覚とワンセットになってインプットされます。これによって、子供自身の感情も芽生えてきますよね。
でも、それを変に覚えるからと言って、目の前で話をするのをやめようと考えなくても大丈夫。ママやパパは、我が子とたくさんの会話をすることが大切です。それによって徐々にではなりますが「これを言ったら相手が傷つくかな?」「これを伝えてあげよう!」というような子供なりの見解が育ってきます。
大人びた発言をするようになったのは、語彙が増えてきた証拠。使い方を間違えることもありますが、そこは大人としてきちんと正してあげながら、日々成長を促してあげましょう。