日本小児科学会の提言とスマホ育児
日本小児科学会は、乳幼児期のスマホだけではなく、テレビやパソコンなどメディアの接触に関して、以下の提言をしています。皆さんも、小児科にポスターが貼られているのを見たことありませんか?
スマホに関して日本小児科学会が提言したこと
- 2歳までは、テレビ・DVDの視聴をやめましょう。
- 授乳中、食事中のテレビ・DVDの視聴はやめましょう。
- 全てのメディアへ接触する総時間は1日2時間までにしましょう。
- 子供部屋にはテレビ、DVDプレイヤー、パソコンを置かないようにしましょう。
- 保護者と子供でメディアを上手に利用するルールを作りましょう。
上記の提言の補足として視力、運動不足やコミュニケーション、睡眠不足へ悪影響が出るとされています。
調査会社のMMD研究所が2016年、0~5歳の子供を持つ20代~40代の女性556人に「乳幼児のスマートフォン利用に関する調査」を実施したところ、約36%の子供が0歳児からスマホに触れたことがあり、3歳児の約75%スマホに触れたことがあることがわかりました。子供がどのくらいスマホに触れているか、というアンケートでは約30%の子供がほぼ毎日触れているようです。
スマホやテレビなどが子供の心身に影響し、親とのコミュニケーションにも関わってくることは十分に理解できるのですが、その正論はママたちを苦しめていないでしょうか。
スマホ育児に関するママの声