食事作りはママにとって悩みの一つ
育児、家事、仕事など、やることがたくさんあるママにとって、食事作りは悩みの一つ。朝、昼、夜と何を作るか考えなければならない上、それが毎日繰り返し訪れます。
家族が多いと必然的に作る量も増え、時間もかかってしまいますよね。手軽に済ませたくても一品だけでは栄養が偏ってしまうし、何を作ろうかと頭を抱えるママもいるのではないでしょうか。
そんなときは、市販の冷凍食品をうまく取り入れ、短い時間で簡単にできるレシピをおすすめします。
冷凍食品は忙しいママの味方です
冷凍食品といってもすでにできあがっている料理ではなく、食材そのものを冷凍した商品のアレンジレシピを今回はご紹介したいと思います。
今は、野菜、魚、肉、フルーツなど、すぐ使える冷凍食品が豊富にそろっており、価格も生鮮食品より安定した価格で販売していたりと、手頃なものに。
全ての食事に冷凍食品を使うのではなく、一部に取り入れて効率良く料理をすれば、ママも楽になります。すでにカットされているので、下ごしらえがほとんど必要ないのもうれしいところ。
そんな冷凍食品を上手に使って、家族が喜ぶ食事を効率良く作ってみませんか。
1.定番ミックスベジタブルでカラフルレシピ
まずは冷凍食品の定番、グリーンピース、ニンジン、コーンが入ったミックスベジタブルを使ったカラフルオムレツです。
彩り豊かで、黄色い卵と合わせれば色鮮やかなオムレツに。忙しいときはフライパンで焼くのではなく、電子レンジをうまく使うと簡単に仕上がります。
溶きほぐした卵にミックスベジタブルと塩を加え、混ぜたら耐熱容器(ココット、グラタン皿など)に入れて、ラップをかぶせ600w2~3分加熱。
卵に火が通ればカラフルオムレツの完成です。ミックスベジタブルは解凍せずにそのまま加えて大丈夫なのでパパッと使えます。お好みでケチャップをかけて召し上がれ。
他にはご飯と一緒に炊き込みピラフにしたり、スープの具材にしたりするほか、そのままバターでソテーしてもおすすめです。
2.冷凍ブルーベリーでお手軽フルーツ
フルーツを食べたいけれど、高いからなかなか買えないという方におすすめしたいのが冷凍ブルーベリー。カットする必要がなく、袋から出してそのまま食べられる点がお手軽ポイント。
朝は食欲がでないという人は、冷凍ブルーベリーを使った簡単スムージーで目覚めの一杯を。甘酸っぱい冷凍ブルーベリーとヨーグルトをミキサーにかけるだけ。
蜂蜜やオリゴ糖などを加えて甘さをプラスしてもおいしいです。冷凍ブルーベリーは、どのスーパーでも見かける商品なので手に入りやすく、生の物に比べて低価格なのが魅力の一つ。
冷たいスムージーを飲めば寝起きの体も頭もスッキリし、元気に一日をスタートさせられます。他にもシリアルに加えたり、パンケーキのトッピングにしたり、食パンの上にのせたりしてもアクセントになります。
3.アレンジ自在!冷凍インゲンでパパッと一品
筆者も買うことが多い冷凍インゲン豆は、すでにカットされており、加熱時間も短くて済むので使い勝手がとても良いです。
生インゲン豆に比べて柔らかいので、子供が食べやすいのもおすすめポイント。サッと茹でたり、電子レンジで加熱したり、フライパンで炒めたりと調理のバリエーションもさまざま。
胡麻あえやマヨネーズあえ、おかかあえ、生姜あえ、叩き梅とあえるなど、楽しみ方もさまざま。子供にお手伝いを任せられる程作り方も簡単で、とても料理が楽になります。
あえ物以外には、バターソテー、汁物の具材、細かく刻んで冷ややっこのトッピング、かき揚げなどに使用するのががおすすめです。
4.下処理不要で冷凍魚は良いことずくめ
手間のかかる料理といえば魚料理。一匹丸々購入すると、内臓を取り出し、骨を抜く作業などが発生し、時間や工数がかかります。
そんな魚料理も冷凍魚を使えば、あっという間に完成してしまいます。冷凍魚はすでに切ってあり、骨が少ないものが多いのでうれしいですよね。
煮崩れしやすい煮魚も解凍せずに、味付けして沸かした汁に入れて煮るだけ。ボロボロになってしまう…と悩んでいた方も、この方法なら形が残るのできれいにできますよ。
衣をつけてフライにしたり、そのまま焼いたりしてもOK。冷凍魚は、赤魚、カラスカレイ、鯖、鮭、タラなどがあるので、種類も多くてバリエーション豊富に食卓を彩れます。
5.レシピが大幅アップ!冷凍マッシュポテト
コストコや業務スーパーなど、大きなスーパーに置いてあることが多い冷凍マッシュポテトは、手間のかかるじゃがいも料理を上手にスムーズにしてくれる優れもの。
じゃがいもは硬く、加熱に時間がかかりますが、すでに調理しやすくされている冷凍マッシュポテトなら、ポテトサラダ、コロッケ、グラタンなどもあっという間。
冷凍マッシュポテトを加熱し、冷めてから冷たい牛乳、塩を入れれば即席の冷製ポテトポタージュも楽しめます。他にもマッシュポテトにチーズ、牛乳、塩を少量加えて加熱すれば、濃厚な風味のマッシュポテトもできますよ。
そのまま食べても良し、パンに塗っても良し。また肉や魚のソースとしても使える万能ポテトに大変身するので、ぜひ作っていただきたいです。
また、離乳食にアレンジできるのもうれしい魅力。使用する際は、塩分などが含まれていないものかどうか確認してから調理しましょう。
6.魚介の旨みがギュッと詰まったシーフードミックス
イカ、エビ、あさりなどのシーフードミックスは、魚介の旨みがギュッと詰まった冷凍食品です。全ての食材を魚屋さんやスーパーで買うと高いですが、シーフードミックスなら低コスト。
スパゲティ、ホワイトシチュー、カレー、ピラフ、グラタンなどの具材に、解凍せずそのまま調理することができます。
他にも、加熱したシーフードミックスにドレッシングをあえた簡単マリネや、食パンの上に加熱したシーフードミックスとチーズを一緒に乗せ、トースターで焼いた即席シーフードピザなんかもお手軽でおすすめですよ。
7.食事や軽食に使える冷凍うどん
冷凍うどんはサッとゆでるだけで、すぐに食べられる優秀な冷凍食品。また、ゆでたうどんに納豆、オクラ、わかめなどお好みの具材を乗せて楽しむこともできます。
たっぷりの野菜と一緒に炒めて焼きうどんにするのもおすすめ。さらにゆでたうどんへ薄力粉をまぶし、ソーセージに巻いて油で揚げれば簡単にアメリカンドックも作れるので、小腹の空いた子供が喜ぶおやつに早変わり。
他にもゆでたうどんをつぶして丸め、あんこやみたらしソースをかけて即席団子も作ることができますよ。
うどんとしてだけでなく、ちょっと手を加えるとおやつにもなるので、冷凍庫に常備しておくと便利です。
8.冷凍里芋を使ってホクホクな煮物や唐揚げへ
生里芋は泥や毛がついているため、下処理に手間がかかる食材ですが、冷凍里芋なら皮も無く丸くカットされているのでとても使いやすいです。
定番の煮物はもちろん、薄力粉をまぶして唐揚げや豚汁の具材にしたり、しょうゆと砂糖を合わせて甘辛く炒めたりとアレンジしやすいため、冷凍庫に常備してもらいたい商品です。
筆者はバター、すりおろしにんにくを火にかけ、電子レンジで加熱した里芋を絡め、塩で味付けしたソテーがお気に入りのレシピ。
里芋というと和食なイメージが強いかもしれませんが、洋食の味付けも合うので試してほしいです。
9.おやつや食事にも使える冷凍パイシート
おやつだけでなく食事にも使えるのが冷凍パイシート。常備しておけば、おなかの空いた子供や急なお客さんへのおもてなし料理もパパッと短時間で作ることができます。
パイシートにお好みのジャムを塗って焼いたジャムパイ、ソーセージに巻いて焼くソーセージパイ、市販のミートソースを塗ったミートパイなどアレンジレシピがいろいろ。
簡単なのに高見えするパイシートは本当に万能で、いつものホワイトシチューやビーフシチューにパイシートをかぶせ、焼けばパイシチューに。
魚を包んだパイ包みも難しそうですが、とても簡単です。
10.おつまみやトッピングにも活躍!冷凍枝豆
ビールのお供として定番の枝豆ですが、実は忙しいママの強い味方でもあるんです。おつまみとしてはもちろん、料理のトッピングやメイン料理にできるんですよ。
オリーブオイル、唐辛子と一緒にソテーし、塩で味付けをすれば枝豆ペペロンチーノになりますし、ホットケーキミックスの生地を硬めに作り、枝豆とチーズを入れて焼けば即席枝豆チーズパンに変身。
豆缶と合わせてサラダやベーコン、ウインナーと一緒に炒めたり、煮物に加えて色をプラスしたりするのも可能。さらに柔らかめに加熱し、潰して団子にのせればずんだもちにも大変身。
そのまま食べるだけでなく、アレンジ自在な冷凍枝豆は買っておいて損はありません。
ママの強い味方、冷凍食品で料理を楽しもう
今まで食事作りに時間がかかっていたママも、冷凍食品を取り入れることで、本を読んだり、子供と遊んだり、好きなテレビを観たりと、自由な時間が増やせるかもしれません。
上手に使えば時間を短くすることだけでなく、料理が簡単になるので子供と一緒に楽しむこともできます。洗い物、ゴミも減るのでエコにもなりますよ。
近くのお店に冷凍食品が置いていない場合は、ネット通販で購入することも可能ですので、チェックしてみましょう。毎日頑張ってるママも、冷凍食品を上手に取り入れて「良い」加減で料理を楽しんでみませんか。